(短編集)

ビタミンF

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ビタミンFの評価:

3.98/5点 レビュー 146件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全196件 121〜140 7/10ページ
No.76
(5pt)

重松清の真骨頂

全部で7話の家族についての短編が収められた作品です。家族の物語を書かせると重松清さんの右に出る人はいないと思います。小説の中の話なのに実話?と錯覚してしまうほどに情景が目に浮かびます。 ぜひドラマ化してほしいと思う作品ばかりです。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.75
(5pt)

重松清の真骨頂

全部で7話の家族についての短編が収められた作品です。家族の物語を書かせると重松清さんの右に出る人はいないと思います。小説の中の話なのに実話?と錯覚してしまうほどに情景が目に浮かびます。 ぜひドラマ化してほしいと思う作品ばかりです。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.74
(4pt)

物語の面白さと力

どこにでもいるような中年たちのここの葛藤が面白い。物語だからといって特別な人がいるわけではない。普通に暮らしている人たちの何気ない仕草や心の揺れなどあり、楽しみ方も千差万別であろう。

じっくりと味わいたい、面白さがある。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.73
(4pt)

物語の面白さと力

どこにでもいるような中年たちのここの葛藤が面白い。物語だからといって特別な人がいるわけではない。普通に暮らしている人たちの何気ない仕草や心の揺れなどあり、楽しみ方も千差万別であろう。

じっくりと味わいたい、面白さがある。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.72
(5pt)

フィクションのF

家族、父、友人、闘い、壊れやすさ、幸せな運勢。「ビタミンF」のFを頭文字の持つ英語の語彙。これらの要素全てを含んでこの作品を書いた。と作家本人が作品の最後「後記」に自ら書き記しています。そしてこれら全部をひとまとめにすると、このFは詰まるところ・・フィクションを意味する。僕は「お話」の世界と、その「お話」の持つ力をひたすら信じて書いた。そしてこれからも自分は作家として唯一信じられるものはこのFだけではないかと思う。このように重松清は将来進むべき自身の方向に対して、少しシニカルに幾分の期待と幾分の諦めの気持に微笑みながら、将来を展望しています。

「お話」を信じる作家の七つの「お話」。第一話「ゲンコツ」がその名の通り、かなりインパクトがあります。三十七歳所謂平凡な傷つきやすいサラリーマンが中に入った仮面ライダーに、一発顔面に向かって、まともに強烈なチョップを「トオー!」って感じにお見舞いされた印象です。そして最後第九話「母帰る」。子育てを終えて夫を捨て五十八歳で家を出て行った母を、十年ぶりで受け入れる七十を過ぎた父とそれを見守る娘と息子。この寛容な夫、ふたりの子供の父親の台詞が印象的です。

「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑というもんはないんよ。・・わしも母さんも、あと何年生きるんかのう・・」

このようにフィクションは「お話」であって「お話」でない現実感に裏付けられて存在する。そして現実よりも切実にそして鮮やかに人間の記憶に焼き付けられる。そういうものであることを重松清は我々に身をもって、そして理論より実践をもって教えてくれます。素晴らしい現代作家。もう少々感傷的叙情的なお涙頂戴節を控えめにすれば、この作家ほど平成日本のチェーホフに近い作家はいないのではないかと思います。頑張って頂きたいと思います。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.71
(5pt)

フィクションのF

家族、父、友人、闘い、壊れやすさ、幸せな運勢。「ビタミンF」のFを頭文字の持つ英語の語彙。これらの要素全てを含んでこの作品を書いた。と作家本人が作品の最後「後記」に自ら書き記しています。そしてこれら全部をひとまとめにすると、このFは詰まるところ・・フィクションを意味する。僕は「お話」の世界と、その「お話」の持つ力をひたすら信じて書いた。そしてこれからも自分は作家として唯一信じられるものはこのFだけではないかと思う。このように重松清は将来進むべき自身の方向に対して、少しシニカルに幾分の期待と幾分の諦めの気持に微笑みながら、将来を展望しています。

「お話」を信じる作家の七つの「お話」。第一話「ゲンコツ」がその名の通り、かなりインパクトがあります。三十七歳所謂平凡な傷つきやすいサラリーマンが中に入った仮面ライダーに、一発顔面に向かって、まともに強烈なチョップを「トオー!」って感じにお見舞いされた印象です。そして最後第九話「母帰る」。子育てを終えて夫を捨て五十八歳で家を出て行った母を、十年ぶりで受け入れる七十を過ぎた父とそれを見守る娘と息子。この寛容な夫、ふたりの子供の父親の台詞が印象的です。

「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑というもんはないんよ。・・わしも母さんも、あと何年生きるんかのう・・」

このようにフィクションは「お話」であって「お話」でない現実感に裏付けられて存在する。そして現実よりも切実にそして鮮やかに人間の記憶に焼き付けられる。そういうものであることを重松清は我々に身をもって、そして理論より実践をもって教えてくれます。素晴らしい現代作家。もう少々感傷的叙情的なお涙頂戴節を控えめにすれば、この作家ほど平成日本のチェーホフに近い作家はいないのではないかと思います。頑張って頂きたいと思います。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.70
(5pt)

「家族」との関係を書いた七編の短編集

第124回 直木賞受賞作

30代後半から40代なかばまでの父親と、「家族」との関係を書いた七編の短編集。

このテーマは作者の作品の多くにみられるものだが、読者によって感想が異なる作品であると思う。やはり、主人公と同年代の読者にとっては、十分に「ビタミン」となる作品だと思う。ここまでストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる作家はそうそういないと思う。
ビタミンF (下) (大活字本シリーズ) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (下) (大活字本シリーズ)より
488419358X
No.69
(5pt)

十分に「ビタミン」となる作品

第124回 直木賞受賞作

30代後半から40代なかばまでの父親と、「家族」との関係を書いた七編の短編集。

このテーマは作者の作品の多くにみられるものだが、読者によって感想が異なる作品であると思う。やはり、主人公と同年代の読者にとっては、十分に「ビタミン」となる作品だと思う。ここまでストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる作家はそうそういないと思う。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.68
(5pt)

十分に「ビタミン」となる作品

第124回 直木賞受賞作

30代後半から40代なかばまでの父親と、「家族」との関係を書いた七編の短編集。

このテーマは作者の作品の多くにみられるものだが、読者によって感想が異なる作品であると思う。やはり、主人公と同年代の読者にとっては、十分に「ビタミン」となる作品だと思う。ここまでストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる作家はそうそういないと思う。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.67
(5pt)

ストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる

第124回 直木賞受賞作

30代後半から40代なかばまでの父親と、「家族」との関係を書いた七編の短編集。

このテーマは作者の作品の多くにみられるものだが、読者によって感想が異なる作品であると思う。やはり、主人公と同年代の読者にとっては、十分に「ビタミン」となる作品だと思う。ここまでストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる作家はそうそういないと思う。
ビタミンF (上) (大活字本シリーズ) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (上) (大活字本シリーズ)より
4884193571
No.66
(5pt)

65点の1日

重松清の書く物語は「65点の1日」だ。

1日の合格点を50点だとするなら、

僕らのすごす毎日は、おそらく45点だったり56点だったりする。

でも、人の記憶の中に残るのは

“恋人にふられた10点”の日や

“子どもが生まれた95点”の日なんだろう。

中途半端な日のできごとは、忘れてしまう。

その、普通の人が忘れてしまう「65点の1日」を

重松さんは思い出させてくれるのだ。

息子が少し大人にみえた日、

愛想をつかしかけていた自分を少しだけ見直した瞬間、

ひさしぶりに家族写真をとったいきさつ、

65点のある1日だからこそ持っているリアリティーが、

色んな場面で、僕らの胸を気持ちよく締め付ける。

この重松さんの作品は、

何でもない日に近況報告を含めてムダ話でもしたくなる

兄弟のような小説だと思う。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.65
(5pt)

65点の1日

重松清の書く物語は「65点の1日」だ。

1日の合格点を50点だとするなら、

僕らのすごす毎日は、おそらく45点だったり56点だったりする。

でも、人の記憶の中に残るのは

“恋人にふられた10点”の日や

“子どもが生まれた95点”の日なんだろう。

中途半端な日のできごとは、忘れてしまう。

その、普通の人が忘れてしまう「65点の1日」を

重松さんは思い出させてくれるのだ。

息子が少し大人にみえた日、

愛想をつかしかけていた自分を少しだけ見直した瞬間、

ひさしぶりに家族写真をとったいきさつ、

65点のある1日だからこそ持っているリアリティーが、

色んな場面で、僕らの胸を気持ちよく締め付ける。

この重松さんの作品は、

何でもない日に近況報告を含めてムダ話でもしたくなる

兄弟のような小説だと思う。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.64
(5pt)

F、よく効くビタミンです。

『ゲンコツ』:勇気を持ってとった行動に対して、自分で「よくやった!」と褒めたくなることありますよね。

『はずれくじ』:父と息子。道路に伸びる影は、父親より息子の方が少し高かったというのも、父親の優しさを感じる。

『パンドラ』:パンドラの箱は開けませんでした。それぞれの今の(これからの)生活を大事にしようという人間の優しさと弱さを同時に描いている。

『セッちゃん』:セッちゃんという架空の人物を設定した加奈子ちゃん。そういう方法で、自分の居場所を見つけようとしていた。子どももそんな工夫をしているのだ。でもこのつらさは、そういう立場にならないとわからない話。周囲は、群れの中に入ってしまい、罪悪感を持たない。最後の流し雛のシーンは、少しホロッとくる。

『なぎさホテルにて』:未来ポストなんていいアイデアです。それを通して、昔、付き合っていた人との気もちの確認がなされる。そして現在夫婦となっている相手との状況が絡まり合った心理描写が面白い。

『かさぶたまぶた』:一生懸命頑張った努力が、周囲からは完璧に見られて距離をもたれてしまうというのは、悲しいことだと思う。自然にかっこ悪い自分の姿を話すことで距離は近づいた。最後に目をつぶったオチはほんのり笑える。

『母帰る』:「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑いうもんはないんよ」にその極みを感じ取った人間の感覚を思わせられる。「家族っていのは、みんながそこから出ていきたい場所」というのは重いセリフだ。

『後記』:「F」の意味が、なるほど。なのです。うまいなあ。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.63
(5pt)

F、よく効くビタミンです。

『ゲンコツ』:勇気を持ってとった行動に対して、自分で「よくやった!」と褒めたくなることありますよね。

『はずれくじ』:父と息子。道路に伸びる影は、父親より息子の方が少し高かったというのも、父親の優しさを感じる。

『パンドラ』:パンドラの箱は開けませんでした。それぞれの今の(これからの)生活を大事にしようという人間の優しさと弱さを同時に描いている。

『セッちゃん』:セッちゃんという架空の人物を設定した加奈子ちゃん。そういう方法で、自分の居場所を見つけようとしていた。子どももそんな工夫をしているのだ。でもこのつらさは、そういう立場にならないとわからない話。周囲は、群れの中に入ってしまい、罪悪感を持たない。最後の流し雛のシーンは、少しホロッとくる。

『なぎさホテルにて』:未来ポストなんていいアイデアです。それを通して、昔、付き合っていた人との気もちの確認がなされる。そして現在夫婦となっている相手との状況が絡まり合った心理描写が面白い。

『かさぶたまぶた』:一生懸命頑張った努力が、周囲からは完璧に見られて距離をもたれてしまうというのは、悲しいことだと思う。自然にかっこ悪い自分の姿を話すことで距離は近づいた。最後に目をつぶったオチはほんのり笑える。

『母帰る』:「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑いうもんはないんよ」にその極みを感じ取った人間の感覚を思わせられる。「家族っていのは、みんながそこから出ていきたい場所」というのは重いセリフだ。

『後記』:「F」の意味が、なるほど。なのです。うまいなあ。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.62
(5pt)

必要不可欠な栄養素ビタミンF!

30代後半の、人生にちょっと疲れた男性ばかりを描いた短編集。同世代の中年男性なら、「おお!!まさに!」と膝を打って共感すること間違いなしでしょう。

子供をめぐる家族のゆがみ、妻との倦怠、年老いた両親との距離のとり方等々、若いときには気づきもしなかったことが、この年代になると次から次とトラブルとして現れて、自分の生き方を方向転換せざるを得なかったりして。でも、やはり「家族」があって、そこを拠点にみんなが動いているんだよと、最後は優しく暖かい気持ちになります。

どうしてタイトルが「ビタミンF」なんだろうか? という疑問も作者の「後記」で明らかになり、人間にとってこの栄養素は元気の素ではないかと思いました。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.61
(5pt)

必要不可欠な栄養素ビタミンF!

30代後半の、人生にちょっと疲れた男性ばかりを描いた短編集。同世代の中年男性なら、「おお!!まさに!」と膝を打って共感すること間違いなしでしょう。

子供をめぐる家族のゆがみ、妻との倦怠、年老いた両親との距離のとり方等々、若いときには気づきもしなかったことが、この年代になると次から次とトラブルとして現れて、自分の生き方を方向転換せざるを得なかったりして。でも、やはり「家族」があって、そこを拠点にみんなが動いているんだよと、最後は優しく暖かい気持ちになります。

どうしてタイトルが「ビタミンF」なんだろうか? という疑問も作者の「後記」で明らかになり、人間にとってこの栄養素は元気の素ではないかと思いました。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.60
(5pt)

感動作

重松清さんの直木賞受賞作。
テーマは家族愛ではないでしょうか?本当に読んだ後、感動しました。
父親の妻や子供に対する感情がリアルに描かれています。
そして、問題が起こったときにどう行動するのか。
是非読んでみてください。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.59
(5pt)

感動作

重松清さんの直木賞受賞作。
テーマは家族愛ではないでしょうか?本当に読んだ後、感動しました。
父親の妻や子供に対する感情がリアルに描かれています。
そして、問題が起こったときにどう行動するのか。
是非読んでみてください。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.58
(5pt)

泣けます!

僕はまだまだ20代前半の若造ですが、
この本には感動しました。本当に現実を感じますね。
『特別幸せではないけれど、人生は悪くない。。。』
そんなことを感じました。人生がんばろうって思える本です。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.57
(5pt)

泣けます!

僕はまだまだ20代前半の若造ですが、
この本には感動しました。本当に現実を感じますね。
『特別幸せではないけれど、人生は悪くない。。。』
そんなことを感じました。人生がんばろうって思える本です。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150