三匹のおっさん

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評判

三匹のおっさんの評価:

4.18/5点 レビュー 165件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全271件 21〜40 2/14ページ
No.251
(4pt)

面白い

現代版水戸黄門的な。悪い奴を懲らしめます。こんなおっさんになりたいものです。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.250
(4pt)

還暦オヤジたちが繰り広げる「地域限定正義の味方」の物語

還暦となった幼馴染み3人が、自警団を作って「地域限定の正義の味方」として奮闘する物語です。
剣道師範のキヨ、柔道家シゲ、機械屋のノリが、それぞれの専門を生かしながら町のトラブルを鮮やかに解決していく、というものでした。
脇も個性豊かなキャラクターが固めていて、キヨの孫「ユウキ」とノリの愛娘「サナエ」との淡い恋の話も絡めて、連作で進んでいきます。
かつて読んだ「剣客商売」を髣髴とさせる元気なオヤジたちの物語が、生き生きと描かれていました。
時系列で進んでいくので先が気になり、続編の「ふたたび」も一気に読了しました。
読みやすく、痛快な物語です。
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.249
(4pt)

還暦オヤジたちが繰り広げる「地域限定正義の味方」の物語

還暦となった幼馴染み3人が、自警団を作って「地域限定の正義の味方」として奮闘する物語です。
剣道師範のキヨ、柔道家シゲ、機械屋のノリが、それぞれの専門を生かしながら町のトラブルを鮮やかに解決していく、というものでした。
脇も個性豊かなキャラクターが固めていて、キヨの孫「ユウキ」とノリの愛娘「サナエ」との淡い恋の話も絡めて、連作で進んでいきます。
かつて読んだ「剣客商売」を髣髴とさせる元気なオヤジたちの物語が、生き生きと描かれていました。
時系列で進んでいくので先が気になり、続編の「ふたたび」も一気に読了しました。
読みやすく、痛快な物語です。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.248
(5pt)

[ジジイ」と「おっさん」の違い

初めから最後までテンポよく読めます。
特に登場人物がいい。全員キャラがしっかりと
立っているので、単なるドタバタコメディー
にありがちな、浅く、広く、という感じが
しない。
嫁・貴子の勧める「還暦セット」をどうにかして
納める方法は...と思う清一。そんなこと
お構いなしに勧める嫁。
そのやり取りがまた面白い。会話の中に両者の思惑が
見え隠れする。
そういった会話、心情の描き方、描写力の旨さが
全体を通して光る。
「ジジイと呼ぶな。―おっさんと呼べ。」と決めたは
いいが、孫の祐希に「私服がジジイだ」とダメだしを
だされる。
そんな清一と祐希のやり取りを見ていると、おっさん
の気持ちがよく分かっているなあと感心する。
そういった、「おっさんのキモチ」は随所に登場する
のでお楽しみに。
それだけではやはり物足りなかっただろう。
祐希がまた全体的にいい具合にスパイスを利かせている。
祐希込の「三匹のおっさん」なのである。

ノリの暴走具合も必読部分だ。
コートの下には、決して巡回お巡りさんなどには
見られてはならないモノが隠されている。
それがどんどんエスカレートしていくのだ。
祐希曰く「一番危ねえおっさん」。

今まで有川浩はニガテ、という人にも楽しんで
もらえる作品である。

三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.247
(5pt)

[ジジイ」と「おっさん」の違い

初めから最後までテンポよく読めます。
特に登場人物がいい。全員キャラがしっかりと
立っているので、単なるドタバタコメディー
にありがちな、浅く、広く、という感じが
しない。
嫁・貴子の勧める「還暦セット」をどうにかして
納める方法は...と思う清一。そんなこと
お構いなしに勧める嫁。
そのやり取りがまた面白い。会話の中に両者の思惑が
見え隠れする。
そういった会話、心情の描き方、描写力の旨さが
全体を通して光る。
「ジジイと呼ぶな。―おっさんと呼べ。」と決めたは
いいが、孫の祐希に「私服がジジイだ」とダメだしを
だされる。
そんな清一と祐希のやり取りを見ていると、おっさん
の気持ちがよく分かっているなあと感心する。
そういった、「おっさんのキモチ」は随所に登場する
のでお楽しみに。
それだけではやはり物足りなかっただろう。
祐希がまた全体的にいい具合にスパイスを利かせている。
祐希込の「三匹のおっさん」なのである。

ノリの暴走具合も必読部分だ。
コートの下には、決して巡回お巡りさんなどには
見られてはならないモノが隠されている。
それがどんどんエスカレートしていくのだ。
祐希曰く「一番危ねえおっさん」。

今まで有川浩はニガテ、という人にも楽しんで
もらえる作品である。

三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.246
(5pt)

面白すぎです

テンポがよくて面白い。引き込まれます。

子どもと距離を置きたがる先生、知らない大人と話してはいけない…と教えなくてはならない現代。考えさせられます。

三匹のおじさまたちが、人情味があってとても魅力的です。
おせっかいが出来る心の余裕を持ちたいものです。
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.245
(5pt)

面白すぎです

テンポがよくて面白い。引き込まれます。

子どもと距離を置きたがる先生、知らない大人と話してはいけない…と教えなくてはならない現代。考えさせられます。

三匹のおじさまたちが、人情味があってとても魅力的です。
おせっかいが出来る心の余裕を持ちたいものです。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.244
(4pt)

こんなおっさんになりたい

「最近の若い奴は....!」と、いかにも言いそうな三匹(キヨ・シゲ・ノリ)が、おっさんとは思えない行動力で自警団を勝手に作ります。
若い奴になんか負けないぜという姿勢と、それぞれの特技(剣道・柔道・機械いじり)を活かして、町で起きた強姦・詐欺・マルチなどの事件を次々と解決していきます。
定年退職後のおっさんて、年齢のこともあってあまり活き活きとした印象がなかったのですが、年齢なんてなんのその、と超アクティブです。
こんなおっさんなら、私もなってもいいかな。と思ってしまう愛すべき三匹です。

ちなみに、ノリさんがチートキャラです。高電圧スタンガンや盗聴器の探知機まで作製できて、もはや俺つえー系主人公みたいです。
でもそんなノリさんが結構好きです。

あえて酷評するとすれば、この作者の「フリーター家を買う」でも感じましたが、恋愛描写が適当な点でしょうか。
早苗と祐希が互いに好きになるまでの心理描写が少なすぎるせいか、ルックスが好みだったから好きになったのかなと邪推してしまいます。
まぁおっさんの活躍がメインなのでそこまで重み付けとして高くないのでしょうが、これならば恋愛要素なしでもっとおっさん達を出してほしいです(笑
三匹のおっさん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (新潮文庫)より
410127634X
No.243
(4pt)

こんなおっさんになりたい

「最近の若い奴は....!」と、いかにも言いそうな三匹(キヨ・シゲ・ノリ)が、おっさんとは思えない行動力で自警団を勝手に作ります。
若い奴になんか負けないぜという姿勢と、それぞれの特技(剣道・柔道・機械いじり)を活かして、町で起きた強姦・詐欺・マルチなどの事件を次々と解決していきます。
定年退職後のおっさんて、年齢のこともあってあまり活き活きとした印象がなかったのですが、年齢なんてなんのその、と超アクティブです。
こんなおっさんなら、私もなってもいいかな。と思ってしまう愛すべき三匹です。

ちなみに、ノリさんがチートキャラです。高電圧スタンガンや盗聴器の探知機まで作製できて、もはや俺つえー系主人公みたいです。
でもそんなノリさんが結構好きです。

あえて酷評するとすれば、この作者の「フリーター家を買う」でも感じましたが、恋愛描写が適当な点でしょうか。
早苗と祐希が互いに好きになるまでの心理描写が少なすぎるせいか、ルックスが好みだったから好きになったのかなと邪推してしまいます。
まぁおっさんの活躍がメインなのでそこまで重み付けとして高くないのでしょうが、これならば恋愛要素なしでもっとおっさん達を出してほしいです(笑
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.242
(4pt)

こんなおっさんになりたい

「最近の若い奴は....!」と、いかにも言いそうな三匹(キヨ・シゲ・ノリ)が、おっさんとは思えない行動力で自警団を勝手に作ります。
若い奴になんか負けないぜという姿勢と、それぞれの特技(剣道・柔道・機械いじり)を活かして、町で起きた強姦・詐欺・マルチなどの事件を次々と解決していきます。
定年退職後のおっさんて、年齢のこともあってあまり活き活きとした印象がなかったのですが、年齢なんてなんのその、と超アクティブです。
こんなおっさんなら、私もなってもいいかな。と思ってしまう愛すべき三匹です。

ちなみに、ノリさんがチートキャラです。高電圧スタンガンや盗聴器の探知機まで作製できて、もはや俺つえー系主人公みたいです。
でもそんなノリさんが結構好きです。

あえて酷評するとすれば、この作者の「フリーター家を買う」でも感じましたが、恋愛描写が適当な点でしょうか。
早苗と祐希が互いに好きになるまでの心理描写が少なすぎるせいか、ルックスが好みだったから好きになったのかなと邪推してしまいます。
まぁおっさんの活躍がメインなのでそこまで重み付けとして高くないのでしょうが、これならば恋愛要素なしでもっとおっさん達を出してほしいです(笑
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.241
(5pt)

痛快現代版3人の侍

ドラマ化されていて、その2時間特番の再放送をちらと見て、原作を読みました。
3人のうちの主人公を北大路欣也さんがされていたので、読んでいても、どうしても北大路欣也さんになってしまいましたが(笑)、話の内容は撮っても面白く、還暦3人組が自衛団を作って夜回り、悪を叩きのめすのは、本当に痛快でした。
「三匹のおっさん ふたたび」も読み始めましたが止まりません~
三匹のおっさん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (新潮文庫)より
410127634X
No.240
(5pt)

新品です

新品同様、きれいな状態でした
本屋で買うより安いのでオススメです
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.239
(5pt)

新品です

新品同様、きれいな状態でした
本屋で買うより安いのでオススメです
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.238
(5pt)

新品です

新品同様、きれいな状態でした
本屋で買うより安いのでオススメです
三匹のおっさん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (新潮文庫)より
410127634X
No.237
(4pt)

60歳過ぎても おっさんなのだ。

いやー。まったく、面白い 作品だ。
還暦を迎えた おっさんたちが ワルガキ時代の同級生とつるんで
街で起こっている 事件を解決する。
ご近所の事件・・・だけど そこから 時代が 浮かび上がってくる。

こんなふうに 庶民の目線で 物語を つむぐことができるのが
すばらしい才能だといえる。

ゲームセンター(アミューズメントパーク)の店長が 
いじめられ、金がくすねられているのを
助けることから はじめる。
そんなことから 孫の祐希 とも 話が 合うようになっていく。
この 孫が ちゃんと見ているので 驚きなのだ。
今頃の 若い者は しっかりしているのだ。

おじいちゃん キヨさん は 剣道の師範
居酒屋「酔いどれ鯨」の シゲさんは 柔道の達人
町工場の ノリさんは 機械オタクで 交渉力があり 戦略も練ることができる。
いや。じつに いい取り合わせだ。
ちょっと 体育会系であるが・・・・。
気取って言えば 三匹のサムライ なのだ。

60歳過ぎて 孫もいるから おじいさんとかジジイといわれる年頃だが
おっさんと 呼んでほしい と思っているのだ。

シゲさんの奥さんが 結婚詐欺に はまるのを
事前に 阻止する 3匹のおっさん・・・・
いやー。
シゲさんが 魅力満開だ。いいオトコだぜ。
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.236
(4pt)

60歳過ぎても おっさんなのだ。

いやー。まったく、面白い 作品だ。
還暦を迎えた おっさんたちが ワルガキ時代の同級生とつるんで
街で起こっている 事件を解決する。
ご近所の事件・・・だけど そこから 時代が 浮かび上がってくる。

こんなふうに 庶民の目線で 物語を つむぐことができるのが
すばらしい才能だといえる。

ゲームセンター(アミューズメントパーク)の店長が 
いじめられ、金がくすねられているのを
助けることから はじめる。
そんなことから 孫の祐希 とも 話が 合うようになっていく。
この 孫が ちゃんと見ているので 驚きなのだ。
今頃の 若い者は しっかりしているのだ。

おじいちゃん キヨさん は 剣道の師範
居酒屋「酔いどれ鯨」の シゲさんは 柔道の達人
町工場の ノリさんは 機械オタクで 交渉力があり 戦略も練ることができる。
いや。じつに いい取り合わせだ。
ちょっと 体育会系であるが・・・・。
気取って言えば 三匹のサムライ なのだ。

60歳過ぎて 孫もいるから おじいさんとかジジイといわれる年頃だが
おっさんと 呼んでほしい と思っているのだ。

シゲさんの奥さんが 結婚詐欺に はまるのを
事前に 阻止する 3匹のおっさん・・・・
いやー。
シゲさんが 魅力満開だ。いいオトコだぜ。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.235
(4pt)

臨場感と人の気持ちの折り合いの描き方が流石

定年を迎えた男性(キヨさん)が、旧友2人と組んで街の世話焼き兼用心棒活動をする短編集です。

短編集ですが、主人公や主要な登場人物が同じなため、話に連続性があるので、「連続短編集」というのが性格でしょう。

いずれも60才になりますが、「年寄りは年寄りらしく」という世間の扱いを嫌い、昔の悪ガキ友達に戻って、今度は人生経験を背景に人の役に立つことをしようと動き出します。

「ジジイではなくおっさんだ」と反論する主人公たちの言葉には、ステレオタイプ化した高齢者像への反発が感じられます。

人のエネルギーは、年齢に関係なくその人次第だということに、とても納得がいくストーリー仕立てです。

また、主人公たちの息子になる中年層、その孫になる若者たちも引き込みながら、身近な動物虐待問題、窃盗・痴漢問題、夫婦の浮気心の問題などを、何とか解決しようと奮闘します。

年齢を問わない3世代間の掛け合いが楽しいことや、法律や絶対的な倫理を押し出さず、人と人との感情に折り合いをつけて問題を解決しようとする方法に、日本人としての心地よさを感じさせてくれます。
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.234
(4pt)

臨場感と人の気持ちの折り合いの描き方が流石

定年を迎えた男性(キヨさん)が、旧友2人と組んで街の世話焼き兼用心棒活動をする短編集です。

短編集ですが、主人公や主要な登場人物が同じなため、話に連続性があるので、「連続短編集」というのが性格でしょう。

いずれも60才になりますが、「年寄りは年寄りらしく」という世間の扱いを嫌い、昔の悪ガキ友達に戻って、今度は人生経験を背景に人の役に立つことをしようと動き出します。

「ジジイではなくおっさんだ」と反論する主人公たちの言葉には、ステレオタイプ化した高齢者像への反発が感じられます。

人のエネルギーは、年齢に関係なくその人次第だということに、とても納得がいくストーリー仕立てです。

また、主人公たちの息子になる中年層、その孫になる若者たちも引き込みながら、身近な動物虐待問題、窃盗・痴漢問題、夫婦の浮気心の問題などを、何とか解決しようと奮闘します。

年齢を問わない3世代間の掛け合いが楽しいことや、法律や絶対的な倫理を押し出さず、人と人との感情に折り合いをつけて問題を解決しようとする方法に、日本人としての心地よさを感じさせてくれます。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006
No.233
(4pt)

臨場感と人の気持ちの折り合いの描き方が流石

定年を迎えた男性(キヨさん)が、旧友2人と組んで街の世話焼き兼用心棒活動をする短編集です。

短編集ですが、主人公や主要な登場人物が同じなため、話に連続性があるので、「連続短編集」というのが性格でしょう。

いずれも60才になりますが、「年寄りは年寄りらしく」という世間の扱いを嫌い、昔の悪ガキ友達に戻って、今度は人生経験を背景に人の役に立つことをしようと動き出します。

「ジジイではなくおっさんだ」と反論する主人公たちの言葉には、ステレオタイプ化した高齢者像への反発が感じられます。

人のエネルギーは、年齢に関係なくその人次第だということに、とても納得がいくストーリー仕立てです。

また、主人公たちの息子になる中年層、その孫になる若者たちも引き込みながら、身近な動物虐待問題、窃盗・痴漢問題、夫婦の浮気心の問題などを、何とか解決しようと奮闘します。

年齢を問わない3世代間の掛け合いが楽しいことや、法律や絶対的な倫理を押し出さず、人と人との感情に折り合いをつけて問題を解決しようとする方法に、日本人としての心地よさを感じさせてくれます。
三匹のおっさん (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん (文春文庫)より
4167831015
No.232
(4pt)

臨場感と人の気持ちの折り合いの描き方が流石

定年を迎えた男性(キヨさん)が、旧友2人と組んで街の世話焼き兼用心棒活動をする短編集です。

短編集ですが、主人公や主要な登場人物が同じなため、話に連続性があるので、「連続短編集」というのが性格でしょう。

いずれも60才になりますが、「年寄りは年寄りらしく」という世間の扱いを嫌い、昔の悪ガキ友達に戻って、今度は人生経験を背景に人の役に立つことをしようと動き出します。

「ジジイではなくおっさんだ」と反論する主人公たちの言葉には、ステレオタイプ化した高齢者像への反発が感じられます。

人のエネルギーは、年齢に関係なくその人次第だということに、とても納得がいくストーリー仕立てです。

また、主人公たちの息子になる中年層、その孫になる若者たちも引き込みながら、身近な動物虐待問題、窃盗・痴漢問題、夫婦の浮気心の問題などを、何とか解決しようと奮闘します。

年齢を問わない3世代間の掛け合いが楽しいことや、法律や絶対的な倫理を押し出さず、人と人との感情に折り合いをつけて問題を解決しようとする方法に、日本人としての心地よさを感じさせてくれます。
三匹のおっさん Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさんより
4163280006