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極北ラプソディ



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【この小説が収録されている参考書籍】
極北ラプソディ
極北ラプソディ (朝日文庫)

極北ラプソディの評価: 3.93/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
12>>
No.27:
(1pt)

読むのが辛い。

語彙がなさ過ぎる稚拙な文章に辟易とする。
「にやりと笑う」
「うっすらと笑う」
「目を細める」
他にも多々ある仕様もない表現。
何回出てくるか、是非数えて欲しい。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.26:
(2pt)

結局何が言いたかったのか

ブラックペアンから続いて、極北クレイマーまでは何かやってくれるのかなと思ったが、ちゃんと検査もしないで勢いでしょぼい緊急手術を行い、結局、へき地医療を医者・ナース夫婦で賄うという安易な終わり方、作者の意図がわかりません。スリジエセンターも終わりがいまいちだったので、少し心配していました。大野病院産婦人科事件にも絡めて展開するのかとも思ったが、この本ではほとんど何の進展もなかった。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.25:
(5pt)

「ラプソディ」は題名にするほどあるかな?

「極北クレイマー」の続編。

極北とは名ばかりで、雪見市にある、極北救急救命センターにいる速水と花房。速水が喉から手が出るほど欲しがった、ドクターヘリがある。

財政破たんした極北市の、極北市民病院の立て直しにきた、世良院長と成り行きで副院長になった今中。

前作では、妊婦の為に尽くした三枝先生が逮捕される事件があり、市民病院は救急を辞めて、救急隊員に嫌味を言われ続ける。
「三枝先生がいれば…」という救急隊員に、「その三枝先生を追い出したのは誰?」という世良。どちらの葛藤も分かるが、世良の肩を持ちたくなりました。

ドクターヘリの隊員の漢気がかっこいい。
極北救急救命センターのドクターや看護師、神威島など、魅力的なキャラクターがたくさんいて楽しいです。

速水、花房、世良がこんな形で決着するとは…
世良くん、天城雪彦に骨の髄までとらわれ続けたくせに。。
主人公の今中が少しかすんじゃった。。

巻末に、NHKでドラマ化したくだりがありました。
今中が瑛太、世良が小林薫とは!
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.24:
(4pt)

腐った医療の変革に乗り出す医師。

辺境医療。極北市は 市の経営が破綻。
同じように 市民病院も 破綻していた。
それを 立て直す医師 世良。
マスコミでの評価も高く,テレビ先生ともいわれる。

医療費の未払いの患者を 診察を拒否したとして、バッシングをあびる。
その中で,世良は 腐った医療の変革に乗り出すのだった。
一方では 雪見緊急医療センターは 速水将軍の君臨で、
ドクターヘリも駆使して 救急医療をすすめている。スタッフも充実している。
極北市民病院 外科医 今中は 世良と速水を見つめながら
医療のあり方を 深く考えて いこうとする。

越川 大月の ヘリチーム。
結構 プロ意識があって 堂々としている。
伊達、五條の活躍
花房看護師長は、きりっとしても 恋心に揺れ動く。
桃倉センター長は バンカラなタイプで、息子の成長に 目を細める。

小説で 医療界に 問題を提示するという海堂尊の 姿勢は 変わっていない。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.23:
(5pt)

医療のいく末を考えさせられるエンターテインメント

海堂尊作品すべてよんでいますが、医療に携わるものとして共感するところが随所に見られるエンターテインメント作品だと感じます。
ジェネラルの恋の行方にも意外性ありで一気読みしてしまいました。
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4022509201
No.22:
(5pt)

満足です

状態良かったです
まだ新しい本を、少しでも安く手に入れて、満足しています
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4022509201
No.21:
(4pt)

時系で読み返し中

世良と速水のキャラにつられて「今中」キャラがいまいち「どーでもよし」になってしまったw
が、ここでの主役は自分的には大月と越川。ドクターヘリの維持を第一義に置くなら、いのちに優先順位があるなら、君らこそ最優先だ。義侠心故の行動で去らざるを得ない影の英雄は余りにも哀しい。
「凱旋」時、自分自身を食いつぶしきってしまったのか?と思った速水が健在で相変わらずだった事に改めて安堵。
しかし、速水と花房と世良もひっくるめて「18年もお前たち一体何してたんだ!?」。速水おめーがぷらぷらしてるからだよ。如月に揺らいでたツケがきたんだよ。世良も世良でそこまで執着あったなら、途中で何とかしておけよ!…と、本論には関係ない所で最後にエキサイトしてしまったw
花房が分からなくなった…。猫田さんが初めにひっかきまわしたのが元凶なのか…?
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4022509201
No.20:
(5pt)

重いテーマを救う物語構成力

財政破綻した極北市の市民病院、救急救命センターを引き受けた雪見市。
そこに展開される地域医療の在り方は正しいのか?
地方財政−地域医療−そして患者の治療。
医療格差の中、極北市の市民病院で奮闘する世良と、救急医療の現場を戦場に戦い続ける速水を中心に、二人の地方医療に対する姿勢が描かれます。
その二人を見つめるのは外科医今中。
様々な問題点を提起しながら、物語はどんどん進みます。
その間に、世良と花房・今中と五條との恋愛感情を織り交ぜながら、小説は進みます。
ラストに神様的な地方医師久世の登場で、大団円を迎えます。
重いテーマでありながら、作者の物語の構成力で、非常に読みやすい楽しい作品になっています。
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4022509201
No.19:
(3pt)

尻すぼみ

前作は登場人物はイマイチですが、続編に期待させられる内容。
期待して読み始めました。
前作でもそうだったんですが、病院に残ったドクターは準主役なんですが、
いまいち感情移入できない。
1財政破綻した自治体医療の立て直しという内容は面白く、どう展開していくのか?
2著者の別作品とリンクするキャラと医務院潰し。
この2点は非常に良かったのですが、終盤は何この流れ・・・って感じでした。
次回作もしくは他の物語で、上記12がどう展開していくのか
そこに期待って感じです。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.18:
(3pt)

新規読者獲得という視点で考えると問題あり

海堂尊さんによる極北市を舞台とした第二弾の小説・・
しかし事前に読んでおかないと楽しめない内容が多い。

新規読者獲得という視点で考えると問題ではないのか。

今中医師の活躍談というより後日談が多い印象。

速水の活躍などかつての作品の懐かしい面々が出てくる。
特に桃倉を助けにヘリで向かう場面はかっこいい。

医療問題の解決という視点、ドクタージェットの現実。
治療費を払わない患者への対応。

現代医療の問題や現実を踏まえた作りは良い。
ただ道州制うんぬんとか記者クラブが・・とか医療と縁遠い話は
かえって現実感が無くなるように思う。
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4022509201
No.17:
(5pt)

好きな本を自宅で

海堂尊さんの小説を買い続けて、ここまでたどり着いてしまったというのが本当です。ドラマは本の後で見ました。医療の目標について医療に携わる者として考えさせられた作品でした。
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4022509201
No.16:
(5pt)

確かに「ラプソディー」!!!

うむ。登場するのは「知った」人物ばかりなんだが。
表題から推して知れるように「極北クレーマー」のコンティニューには違いないが、意外なところで「モルフェウスの眠り」よりは前だとわかり、「ジェネラルルージュの凱旋」よりは後とはすぐに理解し、「ジーン」とか「マドンナ」も、こっちが後だな、など時系列の如何を頭の中でひねりながら読むのも、案外楽しい。

地域医療の困窮は何も本作での状況ばかりではなく、居住地域の中堅どころの病院がある日、外車のショールームに変容していたなんという話は今日び珍しいことではないが、地域行政、地域経済のそれと密接に関連したケースであれば、さらに深刻に違いない。

どうも本作は上手く継ぎ目をかけはぎしたオムニバス三作のようだ、とは読後感だ。第1楽章の主旋律と第2、第3のそれは後で考え合わせれば、確かに違うんである。恐らく読者は読み終わっても、第1楽章の主旋律が再び奏でられるのではないかとあてのない期待をし続けてしまうに違いない。

ああ、それで「ラプソディ」ねと表題の意図は組み取ったとして、「で結局、話の続きは?」という気分のまま終わるのは、第1楽章がエキサイティングなだけに、第2楽章の緊迫感の魅力は認めたとしても、どこか「尻切れトンボ」感を抱いてしまうのは残念だ。瀕死の「市民病院」の再生の行方が気になるのは人情だろう。
が......
もし、それもまた著者の例の「遠望術策」で広大に広がる物語群の入口への「誘い」なんだとしたら。
いんや、きっとそうに違いない。
だってさー、NTTの番号案内の基地が沖縄にあったりするわけじゃない。たとえばさ、AIセンターが極北市にできても不思議はないよね。
その場合、さしずめ表題は......えーと、えーと......

わっかんないッ!!!

ともかくも、早く次が読みたい。
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4022509201
No.15:
(4pt)

一気に読ませてくれました。

さすが、医師という背景があるので、実にrealで整合性の取れているストーリーである。

「診療拒否で患者死亡」という新聞報道に対する、反論記者会見での、理路整然とした世良院長のセリフは圧巻でした。
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4022509201
No.14:
(3pt)

まぁまぁ

これはほかのシリーズも読まなければいけないと思います。でも、たいへんか?
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4022509201
No.13:
(4pt)

まあまあかな?

病院経営って意外と大変ですね。最後の方が少しだけ展開早すぎって感じもしますが、一気読みできるくらいの軽さで良いですよ
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4022509201
No.12:
(5pt)

美品でした

美品でした。
本なので、いかに新品に近いかで、嬉しさが変わってくると思います。
ネタバレするので本の内容には触れませんが、楽しく読めました。

海棠尊のファンに、オススメの一冊です。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.11:
(3pt)

現実をとらえた医療問題の提起!

極北ラプソデイは、現在の医療問題の根本をテーマに据えている。
実際にあった福島県立大野病院の産婦人科医の逮捕問題!
結局は、無罪になるが、それを契機に産婦人科を希望する医師の激減と
産婦人科の閉院の増加が日本を襲いました。(これは現実)
また、年間何千人もの死亡原因不明の死者。監察医務院(行政解剖で死因を調べる)
システムは、解剖医の不足で機能せず、警察医が解剖もせずに状況判断して処理する現実。
ゆえに、後から事件性が示唆されても、死体での物証はなく、検挙できない事件も存在するわけです。
やたら騒がれ、注目のドクターヘリ。でも、コストが合わず、行政からの運営費援助でも立ち行かず
撤退する現実。
さすが、朝日新聞出版から出ており、現実をとらえています。
いやいや、作者が現役医師ですので、当然かもしれませんが、でも、よく書かれております。
今後の展開に期待し、作品としては未完なので、星3つという事で、、。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.10:
(2pt)

医療再建の手法はおもしろい

一連のシリーズのファンですが、今回の内容はおとなしい印象です。

世良医師と速水医師は、本シリーズでも好きな人物なので、この二人がどう絡み、
どんな事件が起きるのだろうと期待しましたが、その点は裏切られました。

一方で、本書のテーマともいえる行政と医療のかかわりについては、
医療に対する社会の印象と要望、医療の現場を踏まえて背伸びをしない再建の手法など、
物語を通じて具体的に展開していくので、非常に興味深いものがあります。
特に市町村の行政区画にとらわれない医療区画の提言という考え方は非常に新鮮でした。

物語の展開について期待感に対する相対評価を踏まえると全体の評価は辛口になりますが、
医療再建と医療の在り方を考えるきっかけになるという意味では、結構奥深い内容です。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.9:
(5pt)

著者のシリーズに登場した人物のその後も判る

いくつかのシリーズで登場した人物のその後を知る楽しみもあり、日本版「人間喜劇」といえるが、極北で悪戦苦闘する医療関係者の実態がよく描かれている。こんな先生方(お医者さん)が身近にいたらどんなに楽しいことだろう。医療小説としては極上。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201
No.8:
(4pt)

地元で翔んでます!

さて、今回の作品の中心はドクターヘリです。
本書を拝読するまで、『こんなに便利なものを起用しないのはやっぱりお金がかかるからだよね』と思っていました。
勿論それもありますが、翔ぶためにはこんなにもいろいろな条件がクリアされなければならないことを、はじめて知りました。

地域でドクターヘリが翔んでいるかたには、ぜひおすすめです。
なんというか、ありがたみが千倍くらい増しますよ!!!!

星四つなのは、女性登場人物の思考回路が個人的に嫌だったので引かせていただきました。
極北ラプソディAmazon書評・レビュー:極北ラプソディより
4022509201

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