(短編集)

失はれる物語

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評判

失はれる物語の評価:

4.32/5点 レビュー 145件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全288件 201〜220 11/15ページ
No.88
(5pt)

読ませる力がある

短編全て満足。本作にはグロ系がなく、全体的に切ない系。乙一さん独特の世界観にどっぷりと浸れた。 読むたびに思うけど、乙一さんの文には読ませる力がある。かたく退屈な場面がなく、終始ワクワクできる。 また、思い切った設定がこの人の特徴であり、魅力でもあると思う。本作は短編集なので、様々な不思議な世界を味わう事が出来る。非現実的ではあるものの、どこか現実味のある物語。絶対にあり得ないとはわかっていても、「もし自分がこんな場面に出会ったら・・・」と必ず考えてしまう。それくらい自分が乙一ワールドに引き込まれてる。本作でなぜ読者の支持を集めるのかが実感できた。   実際今自分の中で、『ボクの賢いパンツくん』が意外な感じで印象に残ってる。登場からやけに好印象なパンツくんに最初は笑ってしまいそうになったが、ボクとパンツくんのふれ合いたった数ページの中に、子供の純真さ素直さが詰まっている。この作品で、乙一さんの新しい一面を見ることが出来た。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.87
(5pt)

読ませる力がある

短編全て満足。本作にはグロ系がなく、全体的に切ない系。乙一さん独特の世界観にどっぷりと浸れた。 読むたびに思うけど、乙一さんの文には読ませる力がある。かたく退屈な場面がなく、終始ワクワクできる。 また、思い切った設定がこの人の特徴であり、魅力でもあると思う。本作は短編集なので、様々な不思議な世界を味わう事が出来る。非現実的ではあるものの、どこか現実味のある物語。絶対にあり得ないとはわかっていても、「もし自分がこんな場面に出会ったら・・・」と必ず考えてしまう。それくらい自分が乙一ワールドに引き込まれてる。本作でなぜ読者の支持を集めるのかが実感できた。   実際今自分の中で、『ボクの賢いパンツくん』が意外な感じで印象に残ってる。登場からやけに好印象なパンツくんに最初は笑ってしまいそうになったが、ボクとパンツくんのふれ合いたった数ページの中に、子供の純真さ素直さが詰まっている。この作品で、乙一さんの新しい一面を見ることが出来た。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.86
(4pt)

短編集 全編面白い

乙一の小説を初めて読んだ。未体験の作家だったため、手に取るまでは長かった。しかし、初体験を終えるまではとても短かった。全編をすんなりと読めたのは、第一編の「Calling You」でこの作家に好感を持てたからだと思う。とにかく第一編は印象深かったし、一番面白かった。
 全編通していえることは、先(結末)が気になる展開と、あっさりした読後感がライトノベルのようでありながら、地の文が純文学と呼ばれる小説に劣らない濃密さを持ち合わせていることだ。少ない時間で多くの充実感を得られる。どちらかといえばエンターテインメント性の強い作品のように思える。通勤、通学のお供やちょっと空いた時間には強い味方になるだろう。全編面白い。
 ただ、ずっと付き合っていくならば、味気ない部分は否めない。心に強く残る作品には、なりにくいと思う。それでも普段あまり本を読まない人には、かなりお薦め。乙一、体験されたし。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.85
(4pt)

短編集 全編面白い

乙一の小説を初めて読んだ。未体験の作家だったため、手に取るまでは長かった。しかし、初体験を終えるまではとても短かった。全編をすんなりと読めたのは、第一編の「Calling You」でこの作家に好感を持てたからだと思う。とにかく第一編は印象深かったし、一番面白かった。
 全編通していえることは、先(結末)が気になる展開と、あっさりした読後感がライトノベルのようでありながら、地の文が純文学と呼ばれる小説に劣らない濃密さを持ち合わせていることだ。少ない時間で多くの充実感を得られる。どちらかといえばエンターテインメント性の強い作品のように思える。通勤、通学のお供やちょっと空いた時間には強い味方になるだろう。全編面白い。
 ただ、ずっと付き合っていくならば、味気ない部分は否めない。心に強く残る作品には、なりにくいと思う。それでも普段あまり本を読まない人には、かなりお薦め。乙一、体験されたし。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.84
(4pt)

さすがは乙一。

読み終わって拍手したくなりました。
中でも『Calling You』、『手を握る泥棒の物語』、『幸せは子猫のかたち』は大好きです。
私は、乙一はグロモノばかり書いてるという印象があったので敬遠していましたがそんなことないです。どの作品も読んだらグイグイ引き込まれます!!しかし、この本のタイトルでもある「失はれる物語」は私的にちょっと「暗い」かな〜、と思いました。
いやでもさすがですよ、乙一。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.83
(4pt)

さすがは乙一。

読み終わって拍手したくなりました。
中でも『Calling You』、『手を握る泥棒の物語』、『幸せは子猫のかたち』は大好きです。
私は、乙一はグロモノばかり書いてるという印象があったので敬遠していましたがそんなことないです。どの作品も読んだらグイグイ引き込まれます!!しかし、この本のタイトルでもある「失はれる物語」は私的にちょっと「暗い」かな〜、と思いました。
いやでもさすがですよ、乙一。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.82
(5pt)

マリアの指

この短編集の中で、一番好きな作品は「マリアの指」だ。実を言うと、乙一の中で一番好きかもしれない。この本に収録されているどの話よりも、透明感を感じる。何といっても、設定がいい。事件に直接かかわる人物の設定はもちろんだが、主人公と関わりを持つある脇役の苦悩などが、この物語の世界観をより切なく透明なものにしている。これはほんとに個人的だが、主人公の部活がとても好きだ。事件とは直接関係ないが、またしても、この設定はこの世界の基盤として青春的な要素を加えている。すべてが切なさを極める要素として働いている。中篇なのが少しおしい。設定がしっかりしているから、長編でもかなりシッカリして綺麗な作品になりそう。本当に綺麗で切なくてすばらしい一編。この作品のためにだけでも、失われる物語、購入の価値あり!!
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.81
(5pt)

マリアの指

この短編集の中で、一番好きな作品は「マリアの指」だ。実を言うと、乙一の中で一番好きかもしれない。この本に収録されているどの話よりも、透明感を感じる。何といっても、設定がいい。事件に直接かかわる人物の設定はもちろんだが、主人公と関わりを持つある脇役の苦悩などが、この物語の世界観をより切なく透明なものにしている。これはほんとに個人的だが、主人公の部活がとても好きだ。事件とは直接関係ないが、またしても、この設定はこの世界の基盤として青春的な要素を加えている。すべてが切なさを極める要素として働いている。中篇なのが少しおしい。設定がしっかりしているから、長編でもかなりシッカリして綺麗な作品になりそう。本当に綺麗で切なくてすばらしい一編。この作品のためにだけでも、失われる物語、購入の価値あり!!
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.80
(4pt)

例え五感を失っても、心の感で通じるモノがある

単行本『失われる物語』の(個人的に念願の)文庫化で、それにあたり書き下ろしの二作(『ボクの賢いパンツくん』は違いますが)が収録されています。
それ以外の『CALLING YOU』や『失われる物語』は、角川スニーカー文庫からピックアップしたので、どれも切なく心が温まります。
『失われる物語』は五感を失くした主人公の語りで物語は進みます。
五感を失ったため無論主人公は、会話できないため主人公の思想が物語の主となります。
しかし読みにくくなく、それどころか主人公に感情移入しやすく、自分も光も音もない世界にいるような感じになります。
また『手を握る泥棒の物語』は、題名からラブストーリかと思いきや、これは一種の心理戦です。
ですがこんな設定よく思い付くなぁ、と感心するほど設定もよくできているし、面白い。
またテンポ良く物語が進むため、飽きさせないという点もこれのイイところ。
『ボクの賢いパンツくん』と『ウソカノ』はとても短くて少々ふざけた感じですが、やはりラストはイイ。
ですがどれも先は読めちゃったかな、という感じです。
またストーリー展開が不十分な感じのモノもあるので星四つ。
スニーカー文庫を持っている方も、是非読んでほしい作品です。オススメ!

失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.79
(4pt)

例え五感を失っても、心の感で通じるモノがある

単行本『失われる物語』の(個人的に念願の)文庫化で、それにあたり書き下ろしの二作(『ボクの賢いパンツくん』は違いますが)が収録されています。
それ以外の『CALLING YOU』や『失われる物語』は、角川スニーカー文庫からピックアップしたので、どれも切なく心が温まります。
『失われる物語』は五感を失くした主人公の語りで物語は進みます。
五感を失ったため無論主人公は、会話できないため主人公の思想が物語の主となります。
しかし読みにくくなく、それどころか主人公に感情移入しやすく、自分も光も音もない世界にいるような感じになります。
また『手を握る泥棒の物語』は、題名からラブストーリかと思いきや、これは一種の心理戦です。
ですがこんな設定よく思い付くなぁ、と感心するほど設定もよくできているし、面白い。
またテンポ良く物語が進むため、飽きさせないという点もこれのイイところ。
『ボクの賢いパンツくん』と『ウソカノ』はとても短くて少々ふざけた感じですが、やはりラストはイイ。
ですがどれも先は読めちゃったかな、という感じです。
またストーリー展開が不十分な感じのモノもあるので星四つ。
スニーカー文庫を持っている方も、是非読んでほしい作品です。オススメ!

失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.78
(4pt)

好きです

マリアの指という話が好きです。他の話も全部面白いですが、僕はミステリ的な話が好きなので。どれも少し切なくなるような話で、乙一さんの味が出ていると思いました。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.77
(4pt)

好きです

マリアの指という話が好きです。他の話も全部面白いですが、僕はミステリ的な話が好きなので。どれも少し切なくなるような話で、乙一さんの味が出ていると思いました。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.76
(3pt)

不気味で、薄暗くて、猟奇的で、そのくせ優しい

不気味で、薄暗くて、猟奇的で、そのくせ優しい短編集です。

全編通して、
友達と呼べるような人が誰もいない女子高生とか、
親に裏切られ親戚に邪険にされる小学生とか、
土台が薄暗くどん底なのです。

ですが、その中に垣間見える人の優しさ、暖かさがあって救われます。

私が好きなのは『しあわせは子猫のかたち』。
死んでしまっても明るくて優しい幽霊の先住者が気に入りました。
心に残ったのは表題作の『失はれる物語』。
奥さんを解放してあげようとする大人の優しさ、
皮膚で世界を認識するその世界が印象的でした。

それほど深みはありません。
わかりやすい物語が多く、読みやすいと思います。

それにしてもこの作者って、フェチっぽいですよね。

《収録作品》
Calling You …………………頭の中に妄想した携帯電話。その電話が繋ぐ時間と空間を超えた物語。
失はれる物語…………………事故によってほとんどの感覚を失った主人公とその妻の話。
傷…………………………………傷を自分の身体へ移動させる不思議な力を持った少年の話。
手を握る泥棒の物語…………泥棒と泥棒に入られた部屋にいた人との壁越しのやりとり。
しあわせは小猫のかたち……内向的な主人公と、明るい幽霊が同居する話。
マリアの指………………………周囲から奇異な目で見られる『マリア』。彼女の死後解る、死に際の彼女のホントの気持ち。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.75
(3pt)

不気味で、薄暗くて、猟奇的で、そのくせ優しい

不気味で、薄暗くて、猟奇的で、そのくせ優しい短編集です。

全編通して、
友達と呼べるような人が誰もいない女子高生とか、
親に裏切られ親戚に邪険にされる小学生とか、
土台が薄暗くどん底なのです。

ですが、その中に垣間見える人の優しさ、暖かさがあって救われます。

私が好きなのは『しあわせは子猫のかたち』。
死んでしまっても明るくて優しい幽霊の先住者が気に入りました。
心に残ったのは表題作の『失はれる物語』。
奥さんを解放してあげようとする大人の優しさ、
皮膚で世界を認識するその世界が印象的でした。

それほど深みはありません。
わかりやすい物語が多く、読みやすいと思います。

それにしてもこの作者って、フェチっぽいですよね。

《収録作品》
Calling You …………………頭の中に妄想した携帯電話。その電話が繋ぐ時間と空間を超えた物語。
失はれる物語…………………事故によってほとんどの感覚を失った主人公とその妻の話。
傷…………………………………傷を自分の身体へ移動させる不思議な力を持った少年の話。
手を握る泥棒の物語…………泥棒と泥棒に入られた部屋にいた人との壁越しのやりとり。
しあわせは小猫のかたち……内向的な主人公と、明るい幽霊が同居する話。
マリアの指………………………周囲から奇異な目で見られる『マリア』。彼女の死後解る、死に際の彼女のホントの気持ち。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.74
(5pt)

美しく儚い人達の話

乙一さんの作品の中では、設定が現実から飛躍しすぎていない比較的入り込みやすい作品を集めた感じだった。
悲しい話がずっと続く中で、途中挿入されている「手を握る泥棒の物語」の存在位置&意義は大きかった。
この話が入ってなかったら一気に読むのは精神的にキツかったと思う。

どの話を通しても人の「愛」のいろいろな形を垣間見ることができて、
ちょっと無理な設定でも素直に泣けた。
でも何て言うんだろう、ただひたすら悲しいだけじゃなくて、
最後にはどの登場人物も希望を持っているように思えたのにまた感動。
すっきり読み終えた本だった。オススメです。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.73
(5pt)

美しく儚い人達の話

乙一さんの作品の中では、設定が現実から飛躍しすぎていない比較的入り込みやすい作品を集めた感じだった。
悲しい話がずっと続く中で、途中挿入されている「手を握る泥棒の物語」の存在位置&意義は大きかった。
この話が入ってなかったら一気に読むのは精神的にキツかったと思う。

どの話を通しても人の「愛」のいろいろな形を垣間見ることができて、
ちょっと無理な設定でも素直に泣けた。
でも何て言うんだろう、ただひたすら悲しいだけじゃなくて、
最後にはどの登場人物も希望を持っているように思えたのにまた感動。
すっきり読み終えた本だった。オススメです。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.72
(5pt)

なんとも言えない気持ちになりました。

6つの短編が収録されてるんですが、どれも胸に残るようなお話でした!
本の題名ともなっている「失はれる物語」は寝たきりで植物人間になってしまった主人公が気持ちをうまく妻や娘に伝えられない。そんなむずかゆさを読んでいるこっちまで感じてしました。こちらの精神もだんだん病んでいくようで読み終わった後どっと疲れを感じたもの確か。
全体的に悲しい話がほとんどです。「手を握る泥棒の物語」だけはわりと楽に読める作品で本の中の息抜きとしてまたいい味を出してます。
「Calling you」「傷―KIDS―」「しあわせは子猫のかたち」は涙が出そうになりました。
中で一番好きなのが「マリアの指」です。異様な雰囲気を漂わせているミステリー。どんどん行ってはいけない深みにのめりこんでいくような感覚になりました。キャラそれぞれに悩みや考え方がちゃんとあって世の中そう簡単には考えてるようになかなかいかないんだよなと思ってしまいます。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.71
(5pt)

なんとも言えない気持ちになりました。

6つの短編が収録されてるんですが、どれも胸に残るようなお話でした!
本の題名ともなっている「失はれる物語」は寝たきりで植物人間になってしまった主人公が気持ちをうまく妻や娘に伝えられない。そんなむずかゆさを読んでいるこっちまで感じてしました。こちらの精神もだんだん病んでいくようで読み終わった後どっと疲れを感じたもの確か。
全体的に悲しい話がほとんどです。「手を握る泥棒の物語」だけはわりと楽に読める作品で本の中の息抜きとしてまたいい味を出してます。
「Calling you」「傷―KIDS―」「しあわせは子猫のかたち」は涙が出そうになりました。
中で一番好きなのが「マリアの指」です。異様な雰囲気を漂わせているミステリー。どんどん行ってはいけない深みにのめりこんでいくような感覚になりました。キャラそれぞれに悩みや考え方がちゃんとあって世の中そう簡単には考えてるようになかなかいかないんだよなと思ってしまいます。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004
No.70
(5pt)

泣いた。

この作品と出会ったのは、図書室で。
何気なく手にとって、読んでみたのが、きっかけである。

6つの作品の中で一番印象的だったのは、3つ目の「傷」だ。
 読後、私の頬には涙が伝っていた。
本では泣いたことがなかったのに、気付けばホロホロと涙を落としていたのだ。
とにかく悲しくて、切なかったのである。
その時の私は初めて乙一の作品を読んだのだが、今になっても思う。
 この人の書く作品で、これが最高だーと。

大袈裟かもしれないが、読書家として絶対読んでおくべき作品だと思う。
失はれる物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 失はれる物語 (角川文庫)より
4044253064
No.69
(5pt)

泣いた。

この作品と出会ったのは、図書室で。
何気なく手にとって、読んでみたのが、きっかけである。

6つの作品の中で一番印象的だったのは、3つ目の「傷」だ。
 読後、私の頬には涙が伝っていた。
本では泣いたことがなかったのに、気付けばホロホロと涙を落としていたのだ。
とにかく悲しくて、切なかったのである。
その時の私は初めて乙一の作品を読んだのだが、今になっても思う。
 この人の書く作品で、これが最高だーと。

大袈裟かもしれないが、読書家として絶対読んでおくべき作品だと思う。
失はれる物語 Amazon書評・レビュー: 失はれる物語より
4048735004