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(短編集)

百鬼夜行殺人事件



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百鬼夜行殺人事件の評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

あーあ、一線越えちまったな、大貫。

「期間限定殺人事件」で、大貫が無実の家族を破滅に追いやっていた事実が明かされる。
これまでも「無実の相手を逮捕するのはしょっちゅうだ」などと言われてはいたけど、明らかに無実の人を破滅させていた事が判明した。
その結果自分を狙った犯人に情けをかけて、まるで人情家であるかの様に描かれて終わる。
作者はついに頭をヤられちまったんじゃないか?どう考えても大貫が悪いってだけじゃないか。誤解や逆恨みで狙われたというならともかく。
逮捕しなかったってだけじゃ償いにも何にもならない。編集者もよくこんな話を通したもんだな。
百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061827944
No.2:
(5pt)

赤川次郎の傑作警察物語。

赤川次郎の傑作警察物語。

大貫警部のあくどさが,やや薄れているような気がするのは,
警察庁からの圧力でもあったのだろうか。

愛される警察官という意味では,
一般人の直子が,ていねいな対応をしているのでよいのではないかと思う。

抱腹絶倒というまではいかないまでも,
ふだんの嫌な事をわすれさせてくれるぐらいの楽しさはある。

赤川次郎が書き続けて欲しい作品群の1つだ。

百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061827944
No.1:
(4pt)

物わかりの良い大貫警部

このシリーズの魅力は、何と言っても強烈なキャラクターで人々を圧倒する大貫警部でしょう。
別にこれと言って、捜査の進展と言う面で活躍するわけではなく、部下にたかって飯を食べているだけです。
そんな憎めない性格の大貫警部もシリーズの進展によって、少しづつ変わってきたように思います。
最初は、行動・発想が予想外と言う事でのユーモアだけだったのですが、このところ意外な「人情家」ぶりを発揮したりします。
今回も第三話「期間限定殺人事件」において、犯人を見つけた後、余命の3か月が過ぎてから自首してこいと、わざわざ見逃してやったりしています。
この巻は、特にやむに已まれぬと言う、情状酌量の余地十分のケースが多かったせいかも知れませんが、やけに大貫警部の物わかりが良いように思います。
楽しい読み物です。
百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:百鬼夜行殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061827944

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