シャイロックの子供たち

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評判

シャイロックの子供たちの評価:

4.16/5点 レビュー 236件。 B ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全365件 321〜340 17/19ページ
No.45
(4pt)

う〜ん、惜しいなあ〜!?

最初にお断りしたいのですが本書についてはamazon ではなく町の書店で購入しました。しかし読後どうしてもひっかかるものがあったのでレビューを書かせていただきました。1つ1つの物語はとても興味ぶかいものでした。銀行員の仕事や生活ぶりが手に取るようにわかります。ただ全体的に少しエピソードを詰め込みすぎの感じがしました。また最後のどんでん返しは無理があるように思いました。技巧的過ぎると思いました。また主犯と思われる人物の家庭での様子はもう少し前に説明しておいたほうが伏線としてはよかったのではないでしょうか。終わり近くまで緊張しながら読み進んできましたが、最後のところですっきりしないもやもやを気持ちにかかえこむ結果となってなんだか読後感がさわやかとは言い切れないものがありました。銀行内の物語もまた謎解きのおもしろさもたっぷり味わわせてもらえましたが体操競技でいうところのフィニッシュがぴたっと決まったとはいえないものを感じました。しかし優れた作品には違いないと思います。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.44
(4pt)

う〜ん、惜しいなあ〜!?

最初にお断りしたいのですが本書についてはamazon ではなく町の書店で購入しました。しかし読後どうしてもひっかかるものがあったのでレビューを書かせていただきました。1つ1つの物語はとても興味ぶかいものでした。銀行員の仕事や生活ぶりが手に取るようにわかります。ただ全体的に少しエピソードを詰め込みすぎの感じがしました。また最後のどんでん返しは無理があるように思いました。技巧的過ぎると思いました。また主犯と思われる人物の家庭での様子はもう少し前に説明しておいたほうが伏線としてはよかったのではないでしょうか。終わり近くまで緊張しながら読み進んできましたが、最後のところですっきりしないもやもやを気持ちにかかえこむ結果となってなんだか読後感がさわやかとは言い切れないものがありました。銀行内の物語もまた謎解きのおもしろさもたっぷり味わわせてもらえましたが体操競技でいうところのフィニッシュがぴたっと決まったとはいえないものを感じました。しかし優れた作品には違いないと思います。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.43
(4pt)

さすか池井戸潤

東京第一銀行長原視点で働く様々な年齢や職種の行員たちの姿を描く短編連作の長編ミステリー。バラエティ豊かな短編が連なって「銀行」という職場のありようと、そこで働く人たちの姿をリアルに浮かびあがらせる、元銀行マンの池井戸さんならではの描写。でも、暗かったかな。面白いよりも、読むのが辛かった。自分は銀行に就職しなくて良かったとつくづく感じさせられる小説だった。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.42
(4pt)

さすか池井戸潤

東京第一銀行長原視点で働く様々な年齢や職種の行員たちの姿を描く短編連作の長編ミステリー。バラエティ豊かな短編が連なって「銀行」という職場のありようと、そこで働く人たちの姿をリアルに浮かびあがらせる、元銀行マンの池井戸さんならではの描写。でも、暗かったかな。面白いよりも、読むのが辛かった。自分は銀行に就職しなくて良かったとつくづく感じさせられる小説だった。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.41
(5pt)

生きていく、という辛さ、愚かしさ、素晴らしさ

池井戸氏の著作のすべてがお堅いだけの経済小説だと思い、これまでずっと避けてきた。
しかし、これは全くの間違い、杞憂に過ぎなかった。
本書を一読、
苦手意識が一気に晴れ渡った。
文章平明。ミステリーとしての完成度も高い。
どこか、奥田英朗氏の読後感にも通じる。
ような気がする。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.40
(5pt)

生きていく、という辛さ、愚かしさ、素晴らしさ

池井戸氏の著作のすべてがお堅いだけの経済小説だと思い、これまでずっと避けてきた。
しかし、これは全くの間違い、杞憂に過ぎなかった。
本書を一読、
苦手意識が一気に晴れ渡った。
文章平明。ミステリーとしての完成度も高い。
どこか、奥田英朗氏の読後感にも通じる。
ような気がする。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.39
(4pt)

銀行って怖いな

池井戸氏の本を読むと毎度のことながら銀行って怖いなと思ってしまう。
組織の論理、大企業の論理が遺憾なく発揮され、それが地震の将来にも大きな影響を思す最大の業界が銀行だと思うが、そんな世界にあこがれてた自分を本書は冷静にさせてくれる。
銀行は特に日本の高度経済成長を急速に推し進めた地盤であり、経済の強固な地盤としての社会性と利益を追求しなければならないという私的性を同時に持たざるを得ないのだが、そこにこの業界の難しさを感じる。
本書では、昨今の日本の銀行が強く持つ私的性が前面に押し出されており、そこで働く多様な人間の葛藤が強く押し出されているため、働く場所としての銀行というものを考えさせられる。
また、銀行で働くという以前に働くというものそのものについて考えさせられ、儚さを感じる。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.38
(4pt)

銀行って怖いな

池井戸氏の本を読むと毎度のことながら銀行って怖いなと思ってしまう。
組織の論理、大企業の論理が遺憾なく発揮され、それが地震の将来にも大きな影響を思す最大の業界が銀行だと思うが、そんな世界にあこがれてた自分を本書は冷静にさせてくれる。
銀行は特に日本の高度経済成長を急速に推し進めた地盤であり、経済の強固な地盤としての社会性と利益を追求しなければならないという私的性を同時に持たざるを得ないのだが、そこにこの業界の難しさを感じる。
本書では、昨今の日本の銀行が強く持つ私的性が前面に押し出されており、そこで働く多様な人間の葛藤が強く押し出されているため、働く場所としての銀行というものを考えさせられる。
また、銀行で働くという以前に働くというものそのものについて考えさせられ、儚さを感じる。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.37
(4pt)

ただの銀行での群像劇と思いきや

銀行に勤務する人々に焦点を当てた群像劇でありながら、
途中から謎解きミステリー色が濃厚に。
光の中にいると思われた人の影が描かれる瞬間は、どれも
鮮やかです。
「正義は勝つ」の大団円とはいきませんが、含みのあるラストに
わずかにほっとしました。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.36
(4pt)

ただの銀行での群像劇と思いきや

銀行に勤務する人々に焦点を当てた群像劇でありながら、
途中から謎解きミステリー色が濃厚に。
光の中にいると思われた人の影が描かれる瞬間は、どれも
鮮やかです。
「正義は勝つ」の大団円とはいきませんが、含みのあるラストに
わずかにほっとしました。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.35
(5pt)

乱歩賞と直木賞の実力を感じます

これは、最近読んだ池井戸潤の話の中ではもっとも良かったかもです。
江戸川乱歩賞と直木賞を受賞を受賞している両方の力が満載です。
全く予備知識無しに読み始めたので、ただの短編集かと思いきや、精巧に紡がれた連作でした。流石の直木賞の実力で、一貫した人間像とその行動が生々しく書かれる一方で、読みながら安易にする予想を、乱歩賞の実力であざ笑うかの如く裏切ってゆきます。
あまり書くとネタバレになるので、この辺で。。。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.34
(5pt)

乱歩賞と直木賞の実力を感じます

これは、最近読んだ池井戸潤の話の中ではもっとも良かったかもです。
江戸川乱歩賞と直木賞を受賞を受賞している両方の力が満載です。
全く予備知識無しに読み始めたので、ただの短編集かと思いきや、精巧に紡がれた連作でした。流石の直木賞の実力で、一貫した人間像とその行動が生々しく書かれる一方で、読みながら安易にする予想を、乱歩賞の実力であざ笑うかの如く裏切ってゆきます。
あまり書くとネタバレになるので、この辺で。。。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.33
(5pt)

銀行レース

舞台は、東京都大田区にあるメガバンク。そこの支店長からパートまでを主人公とした10話の短編を通じて、銀行レース(出世、地方転勤、社内恋愛、ノルマ達成など)を描いています。

各話は、微妙に関連しており、良い味付けとなっています。
小説なので、脚色している部分があるとは思いますが、つくづく、メガバンクに就職しなくて良かったと感じさせられる一冊です。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.32
(5pt)

銀行レース

舞台は、東京都大田区にあるメガバンク。そこの支店長からパートまでを主人公とした10話の短編を通じて、銀行レース(出世、地方転勤、社内恋愛、ノルマ達成など)を描いています。

各話は、微妙に関連しており、良い味付けとなっています。
小説なので、脚色している部分があるとは思いますが、つくづく、メガバンクに就職しなくて良かったと感じさせられる一冊です。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.31
(5pt)

最後に「え!!」となる完成度の高いミステリー

池井戸氏の作品が好きで読みあさっています。この本、タイトルがわかりにくいのであんまり惹かれていませんでしたがお勧めする人も多いのでなんとなく手にしてみました。
で、おもしろくてあっと言う間に読めてしまった。下町ロケットや、空飛ぶタイヤのような、読後の爽快感はないですが、一見ばらんばらに見えた話がすべてつながっていたんだ!と最後の最後で「やられた」と思いました。計算しつくされてる。脱帽でした。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.30
(5pt)

最後に「え!!」となる完成度の高いミステリー

池井戸氏の作品が好きで読みあさっています。この本、タイトルがわかりにくいのであんまり惹かれていませんでしたがお勧めする人も多いのでなんとなく手にしてみました。
で、おもしろくてあっと言う間に読めてしまった。下町ロケットや、空飛ぶタイヤのような、読後の爽快感はないですが、一見ばらんばらに見えた話がすべてつながっていたんだ!と最後の最後で「やられた」と思いました。計算しつくされてる。脱帽でした。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.29
(4pt)

連作短編転じて長編ミステリー

大手銀行のとある支店を舞台にした連作短編集だが、途中からは長編ミステリーに様相
を変えていく。
前半の一話完結スタイルが心地よかっただけに、途中からの変わりようには少々残念な
気もするが、謎解きには素直に引き込まれる魅力もあり面白い。

本書の各話に出てくる各々の銀行員の苦悩ぶりは、違う業界で働く私にも身につまされ
るものがある。減点主義は辛いよなあ。こういうことが隠蔽体質に繋がっていくのだよ
な・・・などと。

悪役と思われていた人物にも家族があり(それも素敵な奥さんと可愛い子供なんだな)、
その家族の今後のことを思うと胸が締め付けられそうになる。「オレたちバブル入行組」
にも似たようなの話があるが、この辺りの挿話のセンスが池井戸氏は絶妙だなと思う。
出世のためとはいえ、妻や子供のためにも行過ぎた事はやってはいけませんね。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.28
(4pt)

連作短編転じて長編ミステリー

大手銀行のとある支店を舞台にした連作短編集だが、途中からは長編ミステリーに様相
を変えていく。
前半の一話完結スタイルが心地よかっただけに、途中からの変わりようには少々残念な
気もするが、謎解きには素直に引き込まれる魅力もあり面白い。

本書の各話に出てくる各々の銀行員の苦悩ぶりは、違う業界で働く私にも身につまされ
るものがある。減点主義は辛いよなあ。こういうことが隠蔽体質に繋がっていくのだよ
な・・・などと。

悪役と思われていた人物にも家族があり(それも素敵な奥さんと可愛い子供なんだな)、
その家族の今後のことを思うと胸が締め付けられそうになる。「オレたちバブル入行組」
にも似たようなの話があるが、この辺りの挿話のセンスが池井戸氏は絶妙だなと思う。
出世のためとはいえ、妻や子供のためにも行過ぎた事はやってはいけませんね。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036
No.27
(4pt)

まさに傑作短編連作、いや、長編化。

銀行にまつわる短編集。
かなり緻密に描かれた小説で、
作家の経験が大いに発揮された作品。

と思って読んでたんですが、
それどころではなかった。
連作短編だと思ったが、
もっと野心的な長編だったことが分かる。
途中から、
推理小説へと一変するのだ。
その手際の良さに脱帽。

短編それぞれに主人公がいて、
なんというか、
いい奴も、悪い奴もいて、
きっちり、一つの話が終わっている。
そして、ラストのどんでん返しに持っていくのだ。

おもしろいのは、
登場人物への作者の愛情。
たっぷりの愛情で、
ディテールを描き、
銀行内部の人間関係が赤裸々に語られている。
銀行員=エリート、
というイメージ通りであるが、
そうあり続けることの大変さがにじみ出ている。

人生の勝ち組みというものが、
何が勝ちかなんてわからない。
ただ、
日々を生きる。
生きようとすることこそ、
勝利者ではないだろうか。
なんてことも考えました。
シャイロックの子供たち Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たちより
4163246304
No.26
(4pt)

まさに傑作短編連作、いや、長編化。

銀行にまつわる短編集。
かなり緻密に描かれた小説で、
作家の経験が大いに発揮された作品。

と思って読んでたんですが、
それどころではなかった。
連作短編だと思ったが、
もっと野心的な長編だったことが分かる。
途中から、
推理小説へと一変するのだ。
その手際の良さに脱帽。

短編それぞれに主人公がいて、
なんというか、
いい奴も、悪い奴もいて、
きっちり、一つの話が終わっている。
そして、ラストのどんでん返しに持っていくのだ。

おもしろいのは、
登場人物への作者の愛情。
たっぷりの愛情で、
ディテールを描き、
銀行内部の人間関係が赤裸々に語られている。
銀行員=エリート、
というイメージ通りであるが、
そうあり続けることの大変さがにじみ出ている。

人生の勝ち組みというものが、
何が勝ちかなんてわからない。
ただ、
日々を生きる。
生きようとすることこそ、
勝利者ではないだろうか。
なんてことも考えました。
シャイロックの子供たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: シャイロックの子供たち (文春文庫)より
4167728036