川の深さは

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川の深さはの評価:

4.01/5点 レビュー 91件。 B ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全138件 81〜100 5/7ページ
No.58
(5pt)

人それぞれ

「宝島社 このミステリーがすごい!」 2001年度 第10位 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 2000年 第15位 経歴上では第44回江戸川乱歩賞受賞作品である『Twelve Y.O.』が福井晴敏氏のデビュー作品となっています。 しかし、本書は第43回江戸川乱歩賞の最終候補に残った作品です。大激論の末、残念ながら受賞はできなかったのですが、実質的な福井晴敏氏のデビュー作品はこの『川の深さは』です。 題名にも出てくる「川」。これが物語の底を綿々と流れています。そして、「川」が最後にたどり着くのはいったいどこなのか… オウム真理教による地下鉄サリン事件等の一連の事件をバックグラウンドに置き、現代の日本社会へ問題提起をしていると私は感じました。 いったいどのような問題提起をしているのかということは、是非本書を読んで感じてください。 どんなことを感じるかは人それぞれで良いというより、そうあるべきだと私は思います。 なので、先入観を与えないためにも私が本書を読んで感じたことをここに綴るのはあえて控えさせてもらいます。 そうすると、レビューにならない気がしないでもないですが、私は様々な人が本書を読んで、様々なことを感じてほしいと思っています。 是非、「川」へ足を踏み入れてみてください。 ソレデハ…
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.57
(5pt)

人それぞれ

「宝島社 このミステリーがすごい!」 2001年度 第10位 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 2000年 第15位 経歴上では第44回江戸川乱歩賞受賞作品である『Twelve Y.O.』が福井晴敏氏のデビュー作品となっています。 しかし、本書は第43回江戸川乱歩賞の最終候補に残った作品です。大激論の末、残念ながら受賞はできなかったのですが、実質的な福井晴敏氏のデビュー作品はこの『川の深さは』です。 題名にも出てくる「川」。これが物語の底を綿々と流れています。そして、「川」が最後にたどり着くのはいったいどこなのか… オウム真理教による地下鉄サリン事件等の一連の事件をバックグラウンドに置き、現代の日本社会へ問題提起をしていると私は感じました。 いったいどのような問題提起をしているのかということは、是非本書を読んで感じてください。 どんなことを感じるかは人それぞれで良いというより、そうあるべきだと私は思います。 なので、先入観を与えないためにも私が本書を読んで感じたことをここに綴るのはあえて控えさせてもらいます。 そうすると、レビューにならない気がしないでもないですが、私は様々な人が本書を読んで、様々なことを感じてほしいと思っています。 是非、「川」へ足を踏み入れてみてください。 ソレデハ…
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.56
(5pt)

全ての本質はここに

「亡国のイージス」から始まり、本作、「TwelVe YO」と読み進むうちに、この「川の深さは」という作品こそが、福井氏の作品の源であり、他の大作に比して一見地味そうに見えるかもしれないのですが、その分を補って余りある「人間」の姿が深く書き込まれていると感じることができました。福井氏の本質は、どんなに背景や設定が巨大になったとしても、この処女作に込められた「人を信じる思い」と「希望を持ち続ける事の大切さ」が全ての基本になっているんだと思います。小粒な作品と思われるかもしれませんが、是非、等身大に感じられる主人公達に出会ってみてください。きっと、「任務完了」という言葉に涙が流れるはずです。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.55
(5pt)

全ての本質はここに

「亡国のイージス」から始まり、本作、「TwelVe YO」と読み進むうちに、この「川の深さは」という作品こそが、福井氏の作品の源であり、他の大作に比して一見地味そうに見えるかもしれないのですが、その分を補って余りある「人間」の姿が深く書き込まれていると感じることができました。福井氏の本質は、どんなに背景や設定が巨大になったとしても、この処女作に込められた「人を信じる思い」と「希望を持ち続ける事の大切さ」が全ての基本になっているんだと思います。小粒な作品と思われるかもしれませんが、是非、等身大に感じられる主人公達に出会ってみてください。きっと、「任務完了」という言葉に涙が流れるはずです。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.54
(4pt)

不器用な男の物語

主人公は警官くずれの警備員。その警備員が二人の男女に出会うところから物語が始まる。不器用な二人の男と気丈な中に弱さを秘めた二人の女たちが日本を揺るがすような陰謀に立ち向かっていく。単純明快なストーリーだが、自衛隊の組織の暗部や日本の安全保障の問題などによって彩られ、重厚な物語となっている。 現在の日本の社会状況に対する筆者の問題意識が随所に織り込まれている点も本書の特徴。こういったところに対する好き嫌いはあろうが、冒険小説としては非常に傑出した作品だと思う。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.53
(4pt)

不器用な男の物語

主人公は警官くずれの警備員。その警備員が二人の男女に出会うところから物語が始まる。不器用な二人の男と気丈な中に弱さを秘めた二人の女たちが日本を揺るがすような陰謀に立ち向かっていく。単純明快なストーリーだが、自衛隊の組織の暗部や日本の安全保障の問題などによって彩られ、重厚な物語となっている。 現在の日本の社会状況に対する筆者の問題意識が随所に織り込まれている点も本書の特徴。こういったところに対する好き嫌いはあろうが、冒険小説としては非常に傑出した作品だと思う。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.52
(5pt)

心が締め付けられる作品

『壮大な愛の物語』。読後最初の感想はコレでした。いささか陳腐にさえ聞こえてしまうかもしれないけれど、私にはそう思えました。愛情というものを知らなかった少年が、一人の少女と出会い、初めて人間としての『任務』を心に刻む。そうして独り走り出した少年に、偶然出会った男が感化され、死んだ様に生きていた男はやがて自分を取り戻していく…。途方もないほど大きな組織に戦いを挑んだ彼らの、根底にあったものは『愛』ではないかと。主要人物のすべてが、それぞれに愛情を抱えて必死に生きているその姿に、心が締め付けられました。何よりも大切な人間をその心に刻んだ時、人はどうするのか。決して臆病になるのではなくて、臆病さや怖さを越えていける勇気を彼らに教えてもらいました。「川の深さは」──この言葉を思う時、今でも胸が熱くなります。女性でも充分に楽しめる作品。一読あれ。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.51
(5pt)

心が締め付けられる作品

『壮大な愛の物語』。読後最初の感想はコレでした。いささか陳腐にさえ聞こえてしまうかもしれないけれど、私にはそう思えました。愛情というものを知らなかった少年が、一人の少女と出会い、初めて人間としての『任務』を心に刻む。そうして独り走り出した少年に、偶然出会った男が感化され、死んだ様に生きていた男はやがて自分を取り戻していく…。途方もないほど大きな組織に戦いを挑んだ彼らの、根底にあったものは『愛』ではないかと。主要人物のすべてが、それぞれに愛情を抱えて必死に生きているその姿に、心が締め付けられました。何よりも大切な人間をその心に刻んだ時、人はどうするのか。決して臆病になるのではなくて、臆病さや怖さを越えていける勇気を彼らに教えてもらいました。「川の深さは」──この言葉を思う時、今でも胸が熱くなります。女性でも充分に楽しめる作品。一読あれ。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.50
(5pt)

感動、感涙、感服

政治的謀略や国際的陰謀を背景にしている分、読み始めた時はとっつきにくい印象があった。しかし、物語の本質が相容れるはずのない人間同士の絆の深まりといった部分にあると分かったときから、一気に没頭することが出来た。特に、中盤以降の物事の背景が明らかになる箇所及び後半の心が通じ合っていく過程、策略が実行に移される時、などは刹那的だが重厚な感動を呼び起させてくれる。「地下鉄テロうんぬん」といったこの本のキャッチコピーは物語の本質を捉えていない。人間ドラマとして読むべき。まさに、名作。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.49
(5pt)

感動、感涙、感服

政治的謀略や国際的陰謀を背景にしている分、読み始めた時はとっつきにくい印象があった。しかし、物語の本質が相容れるはずのない人間同士の絆の深まりといった部分にあると分かったときから、一気に没頭することが出来た。特に、中盤以降の物事の背景が明らかになる箇所及び後半の心が通じ合っていく過程、策略が実行に移される時、などは刹那的だが重厚な感動を呼び起させてくれる。「地下鉄テロうんぬん」といったこの本のキャッチコピーは物語の本質を捉えていない。人間ドラマとして読むべき。まさに、名作。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.48
(4pt)

これが処女作!(驚嘆)

本作は福井氏の処女作であるが新人でここまで書ける作家は滅多に出てこないでしょう。大沢在昌が絶賛したのもうなずける。福井作品に出てくる登場人物の行動を見ていると自分の生き方が問われているような気になる。「命を賭けて守るべき何かがあるか?」「自分で道を切り開いていく覚悟はあるか?」という事が突きつけれれ、読後は背筋に一本芯が通ったような気になる。少年時代に梶原一騎の劇画を読んだ後の感覚に似ている。心が熱くなる。何度でも読み返したくなる一冊だ。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.47
(4pt)

これが処女作!(驚嘆)

本作は福井氏の処女作であるが新人でここまで書ける作家は滅多に出てこないでしょう。大沢在昌が絶賛したのもうなずける。福井作品に出てくる登場人物の行動を見ていると自分の生き方が問われているような気になる。「命を賭けて守るべき何かがあるか?」「自分で道を切り開いていく覚悟はあるか?」という事が突きつけれれ、読後は背筋に一本芯が通ったような気になる。少年時代に梶原一騎の劇画を読んだ後の感覚に似ている。心が熱くなる。何度でも読み返したくなる一冊だ。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.46
(5pt)

福井晴敏、最高。

本当にこの人の描く話は面白い!そして登場人物がとことん格好いい。愛する少女をひたむきに守る少年。その姿に感化され、熱い思いを取り戻した中年の男。この二人が中心に描かれているのだが、その他の登場人物もなんとまあ魅力的なことか!最後は涙をだらだら垂らしながら読んでいた。亡国のイージスや、終戦のローレライに比べると、多少荒削りな感じがしないでもないが、この作品も本当に面白い。「最近、熱くなってないなあ。」って人は是非!
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.45
(5pt)

福井晴敏、最高。

本当にこの人の描く話は面白い!そして登場人物がとことん格好いい。愛する少女をひたむきに守る少年。その姿に感化され、熱い思いを取り戻した中年の男。この二人が中心に描かれているのだが、その他の登場人物もなんとまあ魅力的なことか!最後は涙をだらだら垂らしながら読んでいた。亡国のイージスや、終戦のローレライに比べると、多少荒削りな感じがしないでもないが、この作品も本当に面白い。「最近、熱くなってないなあ。」って人は是非!
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.44
(4pt)

魅力的な人物像

無気力にいきる元警察官・桃山が、保と葵と出会い、情熱を取り戻す。多少、デフォルメされ過ぎているきらいはあるが、桃山、保、葵、金谷、涼子・・・といった登場人物は非常に魅力的だし、緊迫した場面の中にもちょっとした遊び心のある描写が効果的に挿入されており、サクサクと読める辺りも好印象。ただ、国防であるとかのテーマはともかくとしても、何でもない警備員だった国の一大事へと巻きこまれる展開が多少跳び過ぎているような・・・。乱歩賞の枚数制限などもあるのだろうが、もう少し、その辺りにページを割いて欲しかった。終盤、武器やらコンピュータやらの説明が長々と続いてしまう部分があっただけに・・・。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.43
(4pt)

魅力的な人物像

無気力にいきる元警察官・桃山が、保と葵と出会い、情熱を取り戻す。多少、デフォルメされ過ぎているきらいはあるが、桃山、保、葵、金谷、涼子・・・といった登場人物は非常に魅力的だし、緊迫した場面の中にもちょっとした遊び心のある描写が効果的に挿入されており、サクサクと読める辺りも好印象。ただ、国防であるとかのテーマはともかくとしても、何でもない警備員だった国の一大事へと巻きこまれる展開が多少跳び過ぎているような・・・。乱歩賞の枚数制限などもあるのだろうが、もう少し、その辺りにページを割いて欲しかった。終盤、武器やらコンピュータやらの説明が長々と続いてしまう部分があっただけに・・・。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.42
(4pt)

ハリウッド的スパイ小説

『亡国のイージス』に感動し福井ファンになったので読んでみました。やはり本作でも主人公は、かっちょいいおっさんと、孤独で実は純粋な少年。この組み合わせは作者のお気に入りなのでしょうか。「亡国の~」ほどのリアリティや緊迫感はないですが、テンポよく進んでいく分かりやすいストーリー展開や迫力のアクション、ほどよい長さで、純粋にハリウッド的娯楽作品として楽しめました。まるで「007シリーズ」のようなアクション映画を見ているようです。比較すると本作はちょっとチープな感じもしますが、「亡国の~」に繋がる表現や思想は本作でも多数出てきますので、読み比べてみるのも面白いかもしれません。福井さんのファンなら原点を知る意味で読んでみて損はないと思います。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.41
(4pt)

ハリウッド的スパイ小説

『亡国のイージス』に感動し福井ファンになったので読んでみました。やはり本作でも主人公は、かっちょいいおっさんと、孤独で実は純粋な少年。この組み合わせは作者のお気に入りなのでしょうか。「亡国の~」ほどのリアリティや緊迫感はないですが、テンポよく進んでいく分かりやすいストーリー展開や迫力のアクション、ほどよい長さで、純粋にハリウッド的娯楽作品として楽しめました。まるで「007シリーズ」のようなアクション映画を見ているようです。比較すると本作はちょっとチープな感じもしますが、「亡国の~」に繋がる表現や思想は本作でも多数出てきますので、読み比べてみるのも面白いかもしれません。福井さんのファンなら原点を知る意味で読んでみて損はないと思います。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.40
(5pt)

Twelve Y.O.よりも面白い!

タイトルの通り、著者の代表作「Twelve Y.O.」より面白く感じました。何よりも主人公が身近というか、生活感がほどよく感じられる人物。しかし、彼を巻き込む事件が壮大というか恐ろしいというか。。。著者の訴えかける、我が国の危機管理能力の脆弱さには恐怖さえ覚えます。小説が扱うテーマは違えど、真保裕一氏の著書がお好きな方にもお奨めです。彼の作品は次作につながる部分があるのが特徴ですが、今作もさりげな~く?
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.39
(5pt)

Twelve Y.O.よりも面白い!

タイトルの通り、著者の代表作「Twelve Y.O.」より面白く感じました。何よりも主人公が身近というか、生活感がほどよく感じられる人物。しかし、彼を巻き込む事件が壮大というか恐ろしいというか。。。著者の訴えかける、我が国の危機管理能力の脆弱さには恐怖さえ覚えます。小説が扱うテーマは違えど、真保裕一氏の著書がお好きな方にもお奨めです。彼の作品は次作につながる部分があるのが特徴ですが、今作もさりげな~く?
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279