川の深さは

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

川の深さはの評価:

4.01/5点 レビュー 91件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全138件 41〜60 3/7ページ
No.98
(4pt)

ものすごい展開

福井作品を初めて読みました。全く事前情報を仕入れなかったので、どんな作品か楽しみに読みました。前半は世の中と断裂したかのように冷めた日々を送っていた元敏腕刑事が、ある少年少女をひょんなことから保護することで徐々に熱くなっていくという展開で、スッと引き込まれていきました。所謂男臭さが良い意味で出ています。個人的には後半、ものすごい展開になりびっくりしました。終始、収拾つくのかなぁ?と余計な心配ばかりしていました。。わたしのような小スケールの人間にはすこしスケールが大きすぎた、というのが感想です。それでもおもしろいことには変わりないです。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.97
(4pt)

ものすごい展開

福井作品を初めて読みました。全く事前情報を仕入れなかったので、どんな作品か楽しみに読みました。前半は世の中と断裂したかのように冷めた日々を送っていた元敏腕刑事が、ある少年少女をひょんなことから保護することで徐々に熱くなっていくという展開で、スッと引き込まれていきました。所謂男臭さが良い意味で出ています。個人的には後半、ものすごい展開になりびっくりしました。終始、収拾つくのかなぁ?と余計な心配ばかりしていました。。わたしのような小スケールの人間にはすこしスケールが大きすぎた、というのが感想です。それでもおもしろいことには変わりないです。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.96
(4pt)

不器用な男の子のまっすぐさを感じました

国家に翻弄される、少年とその恋人、そして他人なのに少年の心を捉えたある男性。無謀な行動や、組織などいろんなことが出てくるけど、私は人の心を現した作品じゃないかなぁと思います。少年が全力で守ろうとした少女。命を賭してまで貫こうとした信念は、男性ならではじゃないかなぁ〜って。女性の守り方と男性の守り方って違うから。そんなのが、胸にグッときました。人って、国の前では無力なのかも、、、ってそんな気持ちも持ちましたけど。もちろんフィクションではあると思いますが、ちょっと現実とごっちゃになってしまいました。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.95
(4pt)

不器用な男の子のまっすぐさを感じました

国家に翻弄される、少年とその恋人、そして他人なのに少年の心を捉えたある男性。無謀な行動や、組織などいろんなことが出てくるけど、私は人の心を現した作品じゃないかなぁと思います。少年が全力で守ろうとした少女。命を賭してまで貫こうとした信念は、男性ならではじゃないかなぁ〜って。女性の守り方と男性の守り方って違うから。そんなのが、胸にグッときました。人って、国の前では無力なのかも、、、ってそんな気持ちも持ちましたけど。もちろんフィクションではあると思いますが、ちょっと現実とごっちゃになってしまいました。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.94
(4pt)

正義の価値とは

映画化で話題を呼んだ『亡国のイージス』以前の物語。福井 晴敏の処女作(デビュー作ではない)でもある。 江戸川乱歩賞に応募され、当時選考委員だったハードボイルド作家・大沢在昌も絶賛し、一時期話題にもなった。残念ながらこの作品は受賞にはいたらなかったが、続編の『Twelve Y. O.』で見事江戸川乱歩賞を受賞しデビューした。 そのため、作品のストーリー的には 『川の深さは』⇒『Twelve Y. O.』⇒『亡国のイージス』 が正しいのだが、出版されたのは 『Twelve Y. O.』⇒『川の深さは』⇒『亡国のシージス』 という順になってしまっている。 国家とは何なのか、そして正義の価値とはいったい何かを考えさせてくる作品。さらにその先には人間の深い部分や裏が見え隠れする。アクション映画的な作品でありながら、社会に投げかけるメッセージ性もとても強い。作者は若いながら現在の日本という国の今の状況を冷静に見据えている。 しかしながら、全体で見ると本当によく出来た『エンターテイメント作品』であることは間違いない。そのため、重苦しい小説が苦手な読者も引き込む独特な力がある。福井 晴敏の作品には全てに一貫したテーマがあり、それをいろいろな角度から迫ってくるのが彼の作風なのだろう。作者の若さと熱意がストレートに伝わってくる作品だ。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.93
(4pt)

正義の価値とは

映画化で話題を呼んだ『亡国のイージス』以前の物語。福井 晴敏の処女作(デビュー作ではない)でもある。 江戸川乱歩賞に応募され、当時選考委員だったハードボイルド作家・大沢在昌も絶賛し、一時期話題にもなった。残念ながらこの作品は受賞にはいたらなかったが、続編の『Twelve Y. O.』で見事江戸川乱歩賞を受賞しデビューした。 そのため、作品のストーリー的には 『川の深さは』⇒『Twelve Y. O.』⇒『亡国のイージス』 が正しいのだが、出版されたのは 『Twelve Y. O.』⇒『川の深さは』⇒『亡国のシージス』 という順になってしまっている。 国家とは何なのか、そして正義の価値とはいったい何かを考えさせてくる作品。さらにその先には人間の深い部分や裏が見え隠れする。アクション映画的な作品でありながら、社会に投げかけるメッセージ性もとても強い。作者は若いながら現在の日本という国の今の状況を冷静に見据えている。 しかしながら、全体で見ると本当によく出来た『エンターテイメント作品』であることは間違いない。そのため、重苦しい小説が苦手な読者も引き込む独特な力がある。福井 晴敏の作品には全てに一貫したテーマがあり、それをいろいろな角度から迫ってくるのが彼の作風なのだろう。作者の若さと熱意がストレートに伝わってくる作品だ。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.92
(4pt)

男っぽい作品

この作品から「トゥエルブYO」「亡国のイージス」と展開する。シチュエーションが違うだけで登場人物や話の展開はよく似ている。他作品と同様に回想という体裁での体制批判が長い。そこが長々とあってあまり好きではないが、その部分を除けば、スピード感のあるストーリーでおもしろい。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.91
(4pt)

男っぽい作品

この作品から「トゥエルブYO」「亡国のイージス」と展開する。シチュエーションが違うだけで登場人物や話の展開はよく似ている。他作品と同様に回想という体裁での体制批判が長い。そこが長々とあってあまり好きではないが、その部分を除けば、スピード感のあるストーリーでおもしろい。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.90
(4pt)

高村批判

福井の作品を この本で初めて読んだ。確かに読みやすいし もっと言うと ぐいぐい読ませるものがあり 二日酔いの日の夜という眠い中でも 最後まで読んでしまった。 従い 翌日も体がだるかった。 一読して 高村薫を思ったのは小生だけではないと思う。北朝鮮などの舞台仕立て、細かい文章の表現に はっきりと高村の影響を感じる。 但し 高村の文は さらにねちっこいのに対しては さらりと書いている部分も多く その分読みやすい。 しかし 一方 高村が犯罪を通じて 人間の「業」に迫っているのに比べると 福井は エンターテイメントを目指している。これは 福井による「高村批判」と言ってよいかもしれない。 しかし 面白い。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.89
(4pt)

高村批判

福井の作品を この本で初めて読んだ。確かに読みやすいし もっと言うと ぐいぐい読ませるものがあり 二日酔いの日の夜という眠い中でも 最後まで読んでしまった。 従い 翌日も体がだるかった。 一読して 高村薫を思ったのは小生だけではないと思う。北朝鮮などの舞台仕立て、細かい文章の表現に はっきりと高村の影響を感じる。 但し 高村の文は さらにねちっこいのに対しては さらりと書いている部分も多く その分読みやすい。 しかし 一方 高村が犯罪を通じて 人間の「業」に迫っているのに比べると 福井は エンターテイメントを目指している。これは 福井による「高村批判」と言ってよいかもしれない。 しかし 面白い。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.88
(4pt)

この作家の原点です

この作家の処女作です。第43回江戸川乱歩賞の最終選考に残り、野沢 尚の「破線のマリス」と最後まで激しく争い惜しくも落選した作品。乱歩賞受賞は翌年の「twelve Y.O.」まで待たねばなりませんでした。テレビ業界の内幕物としては秀逸ですが、ミステリーとしては最後まで殺人事件の犯人も動機も不明なままの「破線のマリス」より、この作品の方が荒々しくも熱気にあふれ、心惹かれるものがありました。もっともこの作品もミステリーというよりは冒険小説ですが。そんな野沢 尚も、前年の候補作「魔笛」は、抜群の描写力とダイナミックなストーリー展開で大いにワクワクさせられる作品でしたが、受賞したのは他の凡庸な作品でした。このあたりに因縁めいたものを感じます。さて、前置きが長くなりました。処女作には、その作家のエキスが最も色濃く反映されると言われますが、まさにその通りです。「彼女を守る。それがおれの任務だ」と、傷だらけになりながらも愛する女性のため一人で強大な権力に牙をむく保。そんな保と出会い、彼を助ける事を決意する元刑事で、今はグータラ警備員の桃山。自閉症気味で生硬な青年と、過去を背負い人生に疲れた中年という組み合わせは以降の作品に共通して見られるパターンです。世代も立場も考え方も違う二人がぶつかり合いドラマは進行します。やや癖の有る文章で、作者の主張が鼻につく部分もあります。ストーリーには、反主流派がテロまで起こすか? とか、最後に護衛艦に突入してまで止める必要があったのか? 等の疑問点もあります。でも、この作品にはそんな事を吹き飛ばすような、圧倒的な迫力でたたみこんでくるパワーがあります。熱い作品です。ぜひ一度読んでみて下さい。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.87
(4pt)

この作家の原点です

この作家の処女作です。第43回江戸川乱歩賞の最終選考に残り、野沢 尚の「破線のマリス」と最後まで激しく争い惜しくも落選した作品。乱歩賞受賞は翌年の「twelve Y.O.」まで待たねばなりませんでした。テレビ業界の内幕物としては秀逸ですが、ミステリーとしては最後まで殺人事件の犯人も動機も不明なままの「破線のマリス」より、この作品の方が荒々しくも熱気にあふれ、心惹かれるものがありました。もっともこの作品もミステリーというよりは冒険小説ですが。そんな野沢 尚も、前年の候補作「魔笛」は、抜群の描写力とダイナミックなストーリー展開で大いにワクワクさせられる作品でしたが、受賞したのは他の凡庸な作品でした。このあたりに因縁めいたものを感じます。さて、前置きが長くなりました。処女作には、その作家のエキスが最も色濃く反映されると言われますが、まさにその通りです。「彼女を守る。それがおれの任務だ」と、傷だらけになりながらも愛する女性のため一人で強大な権力に牙をむく保。そんな保と出会い、彼を助ける事を決意する元刑事で、今はグータラ警備員の桃山。自閉症気味で生硬な青年と、過去を背負い人生に疲れた中年という組み合わせは以降の作品に共通して見られるパターンです。世代も立場も考え方も違う二人がぶつかり合いドラマは進行します。やや癖の有る文章で、作者の主張が鼻につく部分もあります。ストーリーには、反主流派がテロまで起こすか? とか、最後に護衛艦に突入してまで止める必要があったのか? 等の疑問点もあります。でも、この作品にはそんな事を吹き飛ばすような、圧倒的な迫力でたたみこんでくるパワーがあります。熱い作品です。ぜひ一度読んでみて下さい。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.86
(5pt)

本当にあったら怖い?日本のヤミの部分のお話

「亡国のイージス」の作者の処女作。この頃から既に彼の小説の世界観は完成されていたのだと驚かされます。 内容は、日本の中の闇の部分のお話。こんな組織が本当に存在したら怖いよなー、と思う反面、全く無いのも如何なものか? と思えたりなんかして。 存在意義を認めるわけではないけれど、暗(底)部が深くて暗ければ暗いほど、明るい部分も安定するような気がするから。世の中、良くも悪くも陰陽のバランスの上に成り立っているからね。 こんな闇を全く抱えていない、単なる一億総平和ボケの国なんかだったりしたら、それはそれでイヤだなぁ、なんて思える私は変なヤツ???
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.85
(5pt)

本当にあったら怖い?日本のヤミの部分のお話

「亡国のイージス」の作者の処女作。この頃から既に彼の小説の世界観は完成されていたのだと驚かされます。 内容は、日本の中の闇の部分のお話。こんな組織が本当に存在したら怖いよなー、と思う反面、全く無いのも如何なものか? と思えたりなんかして。 存在意義を認めるわけではないけれど、暗(底)部が深くて暗ければ暗いほど、明るい部分も安定するような気がするから。世の中、良くも悪くも陰陽のバランスの上に成り立っているからね。 こんな闇を全く抱えていない、単なる一億総平和ボケの国なんかだったりしたら、それはそれでイヤだなぁ、なんて思える私は変なヤツ???
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.84
(5pt)

ツボは押さえてますなぁ

福井さんの作品の中では結構シンプルに纏まった方の作品じゃないでしょーか?長からず、、短からず。12y.oでもまぁ言えるんですか。物語の設定や登場人物的にはこちらの作品の方が読みやすいと思います。内容的にはそつなく泣けるよーに展開していく 笑非常に福井さんの作品としては入り易いと思いますよ
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.83
(5pt)

ツボは押さえてますなぁ

福井さんの作品の中では結構シンプルに纏まった方の作品じゃないでしょーか?長からず、、短からず。12y.oでもまぁ言えるんですか。物語の設定や登場人物的にはこちらの作品の方が読みやすいと思います。内容的にはそつなく泣けるよーに展開していく 笑非常に福井さんの作品としては入り易いと思いますよ
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.82
(4pt)

面白いけれど

クウィネルを思わせる上等のポリティカルサスペンスだと思います。情報収集も分析も丁寧だし作者が伝えたいメッセージもよくわかる。ただ惜しむらくはあまりに同じすぎて。これが一番伝えたいことなんだろうなとだから何度書いてもこうなってしまうのかなとそれはわかるけれどこれだったらあえて亡国以外読む必要がないような。もちろん単独で充分面白いんですけどね。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.81
(4pt)

面白いけれど

クウィネルを思わせる上等のポリティカルサスペンスだと思います。情報収集も分析も丁寧だし作者が伝えたいメッセージもよくわかる。ただ惜しむらくはあまりに同じすぎて。これが一番伝えたいことなんだろうなとだから何度書いてもこうなってしまうのかなとそれはわかるけれどこれだったらあえて亡国以外読む必要がないような。もちろん単独で充分面白いんですけどね。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279
No.80
(4pt)

男ならこれを読むべきだ

主人公が某ガンダムの主人公と性格そっくりだったりするのは置いておいて。何とも男くさい話である。デビュー作には、作者の全てが注がれると言うが、ここまでくると作者には“男らしさ”という言葉に相当こだわりがあるようである。描かれるのは男としての生き様だ。安穏とした現代日本、黒でも多数が白といえば白となる今、日常の裏やメディアに乗る情報の裏では何が起こっているかわからない今。そこで男を張る、というのがどれ程のものかを作者は書き、それを書くことが、作者自身の男らしさであると主張しているかのようだ。言うまでもなく、今は男女平等が叫ばれている。ともすれば、男尊女卑的ととられ得ないネタではある。偏った見方をすれば、“女の幸せは男なくしてはあり得ない”と言ってるに近い描写もある。が、福井晴敏は真っ向から叫んでいる。こんなときだからこそ、男は男らしくあるべきだと。
川の深さは Amazon書評・レビュー: 川の深さはより
4062102846
No.79
(4pt)

男ならこれを読むべきだ

主人公が某ガンダムの主人公と性格そっくりだったりするのは置いておいて。何とも男くさい話である。デビュー作には、作者の全てが注がれると言うが、ここまでくると作者には“男らしさ”という言葉に相当こだわりがあるようである。描かれるのは男としての生き様だ。安穏とした現代日本、黒でも多数が白といえば白となる今、日常の裏やメディアに乗る情報の裏では何が起こっているかわからない今。そこで男を張る、というのがどれ程のものかを作者は書き、それを書くことが、作者自身の男らしさであると主張しているかのようだ。言うまでもなく、今は男女平等が叫ばれている。ともすれば、男尊女卑的ととられ得ないネタではある。偏った見方をすれば、“女の幸せは男なくしてはあり得ない”と言ってるに近い描写もある。が、福井晴敏は真っ向から叫んでいる。こんなときだからこそ、男は男らしくあるべきだと。
川の深さは (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 川の深さは (講談社文庫)より
4062738279