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マリアの涙
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マリアの涙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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途中までは非常に興味深く読むことが出来ました。 しかし「ダ・ヴィンチ・コード」でも感じたことですが、肝心の動機の部分でやはり信者と非信者との間には決定的な壁があるようで、その壁を越えて共感させるだけのものは残念ながら感じられませんでした。 そもそも滅多に起こらないからこそ奇跡と称されるような気がするんですが、この話の中ではほぼ同時期に複数の人間が奇跡を体験しており、ちょっと確率的に不自然な感は否めません。 少なくともラストはやり過ぎでしょう。 ただキリスト教、特にマリアに対する知識はかなり深まる気はしますので、宗教に興味はあるけどいきなりお堅い話はちょっと、という向きにはいい導入になるかもしれません。 | ||||
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カトリックの教義,カトリック教会内の諸問題,そして,マリアに関する芸術,聖母マリア出現に関する話題に触れられており,参考になった。また,スト-リ-にも,二転三転あり,興味深く読めたが,少々ロジックが細かく,正直,追うのがしんどいと思われる時もあった。マリアの無原罪を否定する事を前提としたくだりは,興味深くあったが,キリストの人性と神性に関する教義との関連や,マリアの無原罪の教理成立に寄与した,聖ドゥンス・スコ-トゥスや,聖ヨハネ・ボスコの主張に言及はなく,マリアが無原罪でないならば,キリストが,完全に人であると同時に,且つ完全に神であるという教義との間に,矛盾が生じるとするカトリックの主張も見つけられず,であった。 | ||||
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「イエスの涙」を読み、続けて出たこの本も買っていたのですが、最後まで読まないまま月日が過ぎ今日まで。 この夏休みに再度読み始め、やっと読破しました。 物語の中心かと思われた道生は早い段階で死んでしまってどうなるのかと心配しましたが、最後はなかなか感動する終わり方でよかったです。 正否を決めるような教義論争では解決する問題ではなく、それぞれがマリアとの個人的な出会いを体験して初めて理解できる問題で、信仰と理性のジレンマを昇華していくには、心の深いところで体験し、納得していかなければ宗教の分派がなくなることはないと思いました。 伝統的なカトリックの信仰はすごいとも思いました。 | ||||
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