オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【法坂一広】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
逆転尋問 弁護士探偵の反撃の評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.00pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
「逆転尋問 弁護士探偵の反撃」の感想
本書は、「完全黙秘の女 弁護士探偵物語」を文庫化にあたり改題されたもので、第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作・「弁護士探偵物語 天使の分け前」の、続編です。前作の出来が、大賞受賞作とは思えないほど、あまりにもひどいし、主人公である弁護士の「私」が、ちょっと鼻持ちならない人物だったので、次作の購入はないかな・・・と思っていましたが、2作目の文庫が出版されていたのを本屋さんで見かけて、つい購入してしまいました。前作を読んでいるので、癖のあるセリフを吐く「私」については、そういう奴だとわかっていましたが、前作に増してその発言が全面に出てきましたので、イライラしながら読んで行きました。それでも、ストーリーは前回よりは興味を引く展開だったし、終盤に出てきた法廷の場面は、読んでいても緊張感があり、楽しめました。完全黙秘をする容疑者が、なぜ黙秘を続けるのか・・・と言う事から、DNA鑑定に絡んだ事件に繋がっていくところは、興味を引きましたし、新人弁護士の土田有里が、少しずつ成長していく様子もなかなか良かったと思いました。もっとも、えん罪という大きなテーマを扱っている割には、都合良く話が進んでいくのには、ちょっと違和感がありました。作者は、主人公の「私」に、気の利いたセリフを吐かせているつもりなのかも知れませんが、そのところが好き嫌いの分かれるところでは無いでしょうか。そういう部分を抜きにすれば、本書は前作よりは良く出来た作品だと思います。
本書は、「完全黙秘の女 弁護士探偵物語」を文庫化にあたり改題されたもので、第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作・「弁護士探偵物語 天使の分け前」の、続編です。
前作の出来が、大賞受賞作とは思えないほど、あまりにもひどいし、主人公である弁護士の「私」が、ちょっと鼻持ちならない人物だったので、次作の購入はないかな・・・と思っていましたが、2作目の文庫が出版されていたのを本屋さんで見かけて、つい購入してしまいました。
前作を読んでいるので、癖のあるセリフを吐く「私」については、そういう奴だとわかっていましたが、前作に増してその発言が全面に出てきましたので、イライラしながら読んで行きました。
それでも、ストーリーは前回よりは興味を引く展開だったし、終盤に出てきた法廷の場面は、読んでいても緊張感があり、楽しめました。
完全黙秘をする容疑者が、なぜ黙秘を続けるのか・・・と言う事から、DNA鑑定に絡んだ事件に繋がっていくところは、興味を引きましたし、新人弁護士の土田有里が、少しずつ成長していく様子もなかなか良かったと思いました。
もっとも、えん罪という大きなテーマを扱っている割には、都合良く話が進んでいくのには、ちょっと違和感がありました。
作者は、主人公の「私」に、気の利いたセリフを吐かせているつもりなのかも知れませんが、そのところが好き嫌いの分かれるところでは無いでしょうか。
そういう部分を抜きにすれば、本書は前作よりは良く出来た作品だと思います。