臨界: 潜入捜査5

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種別
長編
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あらすじ

2021年10月07日 臨界 潜入捜査 <新装版> (実業之日本社文庫)

原発で起こった死亡事故。裏で暗躍するヤクザを撃て!元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう、『潜入捜査』シリーズ第5弾。原子力発電所で事故が発生し、外国人不法就労者が死亡。だが所管省庁や電力会社も、労働力を不法供給する暴力団を使って隠蔽工作に走る。佐伯が迎えうつのは、今までにない敵、国家と原発だった。さらに彼の前に、中国拳法を操る無敵のヤクザが立ちはだかった。(「BOOK」データベースより)

評判

臨界: 潜入捜査5の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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臨界: 潜入捜査5の総合評価:

7.57/10点 レビュー 14件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14
(3pt)

原発問題の影

1994年に刊行された本の改題版。大化の改新の頃より代々伝わる殺法術を身に着けた佐伯が活躍する第五弾。

街中で喧嘩を売って暴力団の客分となり、原発反対運動の現場に行く。ちょっとこの出来すぎたストーリーには高い評価を付ける事は出来ないが、プロ市民運動家と地元の反対派住民との意見の相違や、原発推進の裏に町役場、推進派議員、暴力団が手を握っている構図、更には推進派の中心人物が裏では○○だったなど、実際に起こり得るストーリーで飽きさせない。
臨界 潜入捜査 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 臨界 潜入捜査 (実業之日本社文庫)より
4408550922
No.13
(4pt)

覇拳飛龍鬼

10年以上前の覇拳飛龍鬼という作品を改題したもの。
警察をテーマにした物語を主にする前の作品なので、
武術のことが書かれているため、今読むと非常に懐かしさを感じる。
作者本人が武道家なので、描写も細かく書かれています。
今の作者の作品しか知らない方は、イマイチかも。
昔から作品を読んでいた方は、懐かしさもあって面白いと思います。
シリーズを通して、テーマが環境犯罪という、今でこそ周知されるように
なったものを、10年前に取り上げている着眼点は凄いと思います。
しかも今回は原発問題…
臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス)より
4408605689
No.12
(2pt)

アクション小説にとどめておけばよかったのに

格闘シーンは面白いかもしれないけど、環境については?。長良川「河川敷」だし。こと環境問題に関しては底の浅さが見えるので、読んでいて没頭できない。
臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス)より
4408605689
No.11
(4pt)

リアルな原発推進の利権構造に、元丸暴刑事の佐伯が挑む。

元マル暴刑事・佐伯涼の潜入捜査シリーズ第5弾で、原発の被害や利権の問題をテーマとした本が1994年に発行されている。福島のメルトダウン以前に書かれていて、先見性がある。今野敏は、1989年の第15回参議院議員通常選挙で、政党「原発いらない人びと」の候補者として立候補、落選。1986年にチェルノブイリ事故が起こって、脱原発の動きが加速した時だった。今野敏が、そのような政治活動をしたことさえ知らなかった。今野敏はいう「本当に、原発が安全だというのなら、東京湾に作ってみればいいのだ。電力会社にも、国にもどんな度胸はないだろう。そこに、原発の本質がある」。
 三重県の原子力発電所で事故が発生し、外国人不法就労者が死亡したという情報が届いた。佐伯涼は、厚生省の環境犯罪研究所に出向している。所長は内村尚之である。内村は「日本で現在稼働中の原発43基のうち20基が、事故を起こした原発と同じ加水型で、毎年のように蒸気発生器の細管損傷が見つかっている」「静岡県の浜岡原子力発電所でも、保守・点検を行う関連会社の作業員が、同じく、慢性骨髄性白血病で91年に死亡しました。この件が労災認定申請されています。これまで、兵庫県で2名、同様の労災認定申請が出されています」「炭坑では、落盤事故や塵肺。原子力発電所では、放射能障害。同じ歴史が繰り返されているのかもしれません。しかし、そうした非合法の手段を組み込まなければ機能しない」「核燃料による発電など、本来必要ないのです。原発を作ろうというのは純粋に政治的問題です。つまり、利権の構造でしかありません。政府が作るといったものは、国民を殺してでも、国土を破壊してでも作るものです」「政治家は、役人のいうことを鵜呑みにする。そして、商社、ゼネコン、地域政治家そろっての原子力発電推進の政策が出来上がる」という。
 原発推進派は、権力とお金を持っていて、暴力団に雇用者を斡旋させたり、反対運動に暴力的な行為をする。
 佐伯涼は、先祖伝来の武術を使い、暴力団を徹底的に叩きのめしていた。暴力団にも実質的に武術を学んだものがあり、佐伯と戦うシーンが繰り返される。反対運動の中にも、原子力発電推進派のスパイが紛れ込んでいる。実に、リアルな原発推進の利権構造を暴く。
臨界 潜入捜査 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 臨界 潜入捜査 (実業之日本社文庫)より
4408550922
No.10
(4pt)

リアルな原発推進の利権構造に、元丸暴刑事の佐伯が挑む。

元マル暴刑事・佐伯涼の潜入捜査シリーズ第5弾で、原発の被害や利権の問題をテーマとした本が1994年に発行されている。福島のメルトダウン以前に書かれていて、先見性がある。今野敏は、1989年の第15回参議院議員通常選挙で、政党「原発いらない人びと」の候補者として立候補、落選。1986年にチェルノブイリ事故が起こって、脱原発の動きが加速した時だった。今野敏が、そのような政治活動をしたことさえ知らなかった。今野敏はいう「本当に、原発が安全だというのなら、東京湾に作ってみればいいのだ。電力会社にも、国にもどんな度胸はないだろう。そこに、原発の本質がある」。
 三重県の原子力発電所で事故が発生し、外国人不法就労者が死亡したという情報が届いた。佐伯涼は、厚生省の環境犯罪研究所に出向している。所長は内村尚之である。内村は「日本で現在稼働中の原発43基のうち20基が、事故を起こした原発と同じ加水型で、毎年のように蒸気発生器の細管損傷が見つかっている」「静岡県の浜岡原子力発電所でも、保守・点検を行う関連会社の作業員が、同じく、慢性骨髄性白血病で91年に死亡しました。この件が労災認定申請されています。これまで、兵庫県で2名、同様の労災認定申請が出されています」「炭坑では、落盤事故や塵肺。原子力発電所では、放射能障害。同じ歴史が繰り返されているのかもしれません。しかし、そうした非合法の手段を組み込まなければ機能しない」「核燃料による発電など、本来必要ないのです。原発を作ろうというのは純粋に政治的問題です。つまり、利権の構造でしかありません。政府が作るといったものは、国民を殺してでも、国土を破壊してでも作るものです」「政治家は、役人のいうことを鵜呑みにする。そして、商社、ゼネコン、地域政治家そろっての原子力発電推進の政策が出来上がる」という。
 原発推進派は、権力とお金を持っていて、暴力団に雇用者を斡旋させたり、反対運動に暴力的な行為をする。
 佐伯涼は、先祖伝来の武術を使い、暴力団を徹底的に叩きのめしていた。暴力団にも実質的に武術を学んだものがあり、佐伯と戦うシーンが繰り返される。反対運動の中にも、原子力発電推進派のスパイが紛れ込んでいる。実に、リアルな原発推進の利権構造を暴く。
臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス)より
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