死体はクーラーが好き
- アリバイ (477)
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 | 1981年02月01日 死体はクーラーが好き (文春文庫 246-2) 古銭コレクターの老人が殺され"甲州金"と呼ばれる蒐集家垂涎の小判が消えた。しかも現場は密室どう犯人のアリバイをくずすか。表題作ほか五篇すべて意外性と息をのむ大型トリックで読者に迫る (「BOOK」データベースより) |
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死体はクーラーが好きの総合評価:
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| ６の短編が載ってる。殺人の動機が軽い。たとえば、嘘をつかれたからとか鬱陶しいからとか…。 しかし６作品とも面白い。 赤い霊柩車の本当の原作は５作しかないから山村美紗の他の作品も利用されてる。 死体はクーラーが好きには明子も黒沢ドクターも秋山も登場しないが、おもしろい。 短編なので、通勤電車のなかでも読める。 | ||||
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| 最初の短編集とのことで，あとがきに代えて，山村美紗の作品ノートがついている。 全体的にホラー小説のようなものが集められています。 殺意の河 血の鎖 歪んだ相似形 憎しみの回路 ストリーカーが死んだ 死体はクーラーが好き の6つ。 テレビドラマになったものもあるという。 いずれも面白く，バラエティに飛んでいます。 結末の恐いものがあり、ホラー集とよんでも良いかもしれない。 こんなすごい小説を書いていた山村美紗が、初期の段階でなぜ江戸川乱歩賞の候補になんどもなりながら取れなかったのかが分からない。 | ||||
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