コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く

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種別
長編
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あらすじ

2025年07月30日 コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア)

父のデビュー作の初版本はどこに? スナックのママさんの予知能力は本物なのか? 夜な夜なリコーダーでゲーム音楽を吹き鳴らす怪人の正体は? 無意識に食べたクッキーにはどのキャラクターが描かれていた? そして、またしても居酒屋が消えた!? ミステリ談義の集まりにひとりゲストをお呼びして、毎回カフェでゆるゆると行う推理合戦。それなりにみんながんばるのだけど、謎を解き明かすのは決まって店長の茶畑さんなのだった。期待の新鋭が贈るほがらかなミステリ・シリーズ、お待たせしました第二弾です。(「BOOK」データベースより)

評判

コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開くの評価:

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コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開くの総合評価:

8.00/10点 レビュー 2件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(3pt)

可もなく不可もなく

悪くはない。でも、面白くもないんだよね。よくある安楽椅子探偵もの というか 作中でなんども言及されているとおり 黒後家蜘蛛の会のパクリなわけだが、登場人物がまったくいきいきしていないから はっきりいってかなりの劣化コピーでしかない。すごく読書好きの人が、ためしに趣味として自分も真似っこして書いてみました、というレベル。
黒後家蜘蛛の会 は会員がそれぞれ個性的で、それぞれの知見に基づいて推理を展開してみせるが、最後にヘンリーが さらりと正解するところが痛快なわけだが、コージーボーイズたちは無個性。しいていうなら小説家の福来氏だけは 一定の個性付けがされているけれど、ほかの登場人物は 誰がどの発言をしていたとしても違和感がないし、別に 四人も五人もいる必要すらない。小説家と編集者の二人で会話して、最後に店長が解決でもストーリーは十分成立する。要するに登場人物が描けていない理屈だけの小説ということ。その理屈が 個性的であったりすばらしい推論であるとかであれば、本格推理のような評価も可能であろうが、そんなこともないわけで、黒後家蜘蛛のパロディ小説という以外に存在価値が見出せませんね。
コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア)より
4488020291
No.1
(5pt)

日常にあるモヤモヤを理路整然と片づけていく快感

4年ぶりの新作となった「コージーボーイズ、あるいは」シリーズ。
連続殺人も起きなければ暗号と財宝も出てこないけれど(童謡は少しだけ出てくる笑)、
日常の謎を喫茶店で語り合い、謎が解けていくこのスタイルは嫌いじゃない。
いや、どちらかというと結構好きなんだと思う。
一見そんな日常の謎を真剣に語り合うなんて、と思ってしまうかもしれないけれど
私たちの日常にも「あれっていったいどういうことだったんだろうね」という解けない謎、
いうなれば不可解な出来事がたまに出てくる。「まあいいか」と忘却の隅に追い遣っても
やはりどこかモヤモヤがある。本作でも私たちが覚えがある、その「モヤモヤ」を提示し、
様々な意見が出てきつつも決定打はなく、ああこのままモヤるのかな・・・と思わせておいて
理路整然と解決していく。あのモヤり感を消してくれるのである。
これは連続殺人などのミステリとはまた違った、ミステリの快感。
登場人物たちがどこにでもいそうな造形で、誰でも言いそうなことを言いながら、
それでも謎が解けていくという立て付けだからこそ、読んでる私もスッキリできた。
何年後か分からないけれど、また続編があればぜひ読みたい。
(あと出てくるスイーツがどれもおいしそうだった!)
コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア)より
4488020291

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