冥府小町
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同シリーズ第六巻(2011年発売)。本巻では新しい登場人物として、代参勧進僧、寂照も登場してきます。「背中の蜘蛛」はその名の通り、時々著者が扱う「刺青」ものです。話は面白いのですが、最後の締めがうまく構成できなかったようです。「禍福の暖簾」は著者には珍しい京から五家荘までのロードストーリを期待させてくれますが、あっけなく「草津の宿」で中断とんぼ返りと相成ります。著者はロードストリーは嫌いなのでしょうか。著者の得意とするのは京でのお決まりのお家騒動なんでしょう。最後を飾る「髑髏の絵」は題名の仰々しさと話の展開の強引さは別として、その終わりはあっさりしたものです。 これ以降は陰陽師事件簿は単行本としては出ていないようです。陰陽師という存在はもうこの時代にはだいぶ時代とのずれが目立ってきたようです。じっさい陰陽師らしい活躍は本シリーズでもあまりないのです。幕府からのライセンスがあったこそ存続できた商売であり、商業が全盛のこの時代、何とかしてそこに寄生して集団としての存続を図っていたというところでしょうか。しかし、このシリーズでの主人公たちの活躍を見ると、私的な問題に結構強引に介入し、ケースによっては私的制裁に訴えて解決してしまうというこのやり方、よく考えればいわゆる「やくざ」なんですな。この陰陽師の集団が江戸や京の治安維持に協力していたというのはいい得て妙ですね。日本の治安のある部分も「やくざ」がいたからこその側面があります。 | ||||
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早く続きが読みたい。 ほのぼのする一話完結がいいですね。 とにかくよかった。 | ||||
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