(短編集)
君の余命、買い占めました
- 余命 (31)
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短編特有の意外性はもちろん、読後のほのぼの感もある。 | ||||
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どの話も浅く薄っぺらい。心に響くものがない。おすすめしません | ||||
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君の余命買い占めました 面白かったです 本をあまり読まない私でも 短編で読みやすかったです 内容にも感動しました | ||||
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『君の余命、買い占めました』 本作品のタイトルにもなっている短編。寿命がわかるようになり売買ができるようになってしまった世界で生きる貧しい若者の話。 恐ろしい設定に惹かれたのと、表題作だったので読んでみた。 主人公とヒロインは年に十円しか昇給の無いカラオケボックスでハラスメントを受けながら働いている。 私自身も似たようなものなので、感情移入して読むことができた。 日本で働いてる若者なら、きっとみんな彼らみたいな感じ。 病気の母親のために寿命を売り払った主人公は、その証拠の刻印をひた隠しにしながら生きている。 母にすら病院代は募金で賄ったと嘘をついたり、ヒロインと一夜を過ごした時も消灯してもらうなど神経質だ。 寿命を売り払った人間の寿命が尽きて急死する瞬間を目撃したり、主人公の心が追い詰められていくのがわかる。 ある日、24時間後に寿命がいよいよ尽きることを告げる事務的な電話がかかってくる(淡々としていて怖い) 最期に母に会いに行くが、通帳を見つけてしまい母の病気が嘘であることがわかる。 3億円の貯金があるのに、母は死の迫る主人公にお金を渡そうとしない。 これは酷い裏切り行為、恩を仇で返す行為だ。私も主人公と一緒に絶望を味わった。特に命がかかる場面で実母から裏切られるというのは、物凄くくるものがある。母との関係は良好、母は主人公へのお礼も口にする良い人という描写があったこともあり、ギャップで一層辛さを感じた。 最後、私はヒロインの行動は正解だったと思う。ヒロインの言う通りだから。 でも、命の価値って誰にでも等価じゃない(と私は思う)。いや、等価なのかな。これはわからない。 自分自身の命を他人に譲れるかどうか、それって社会的に役に立つかどうかとか何かを成す可能性があるかどうかで決まることなのかな。 凄く優秀な人が死の病に伏せっていて、それを助けるために死ねって言われたら、私は死ぬだろうか。 そして、後からいくらお金を稼いでも死んでしまった人を生き返らせることはできないのだ。 このタイトル『君の余命、買い占めました』の意味は、ヒロインの投資した命なのだからこの53年間は全部『君』のものということなのでは無いかと思う。 いろんな解釈のできる良作。学校教育でも取り上げていい作品。 | ||||
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この作品は面白いです! エモく、心に刺さる物語が多い短編集です。 特に「三代目彼女」という物語が印象的でした。 アンドロイドの彼女が題材の話なのですが、読んでいて涙が止まりませんでした。読了後も泣いている自分に驚いています。この短編は「もっと早く気づいてほしかった」と思う反面、「それで良かった」とも思える、不思議な話でした。切なく、温かく、心を動かされる作品です。この本を手に取って良かったと思っています。 | ||||
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