鬼平犯科帳 決定版14
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初版刊行(参考)
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短編集
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あらすじ
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評判
鬼平犯科帳 決定版14の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
鬼平犯科帳 決定版14の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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それは当たり前のことではあるが、と鬼平は言う。
「その当たり前のことが、人はなかなかのみこめぬものなのさ、
このおれもそうだが、、、」
「のみこめていりゃあ、人の世の苦労もねえわけだが、、、」
「そのかわり、つまらねえ世の中になってしまうだろうよ」
悪人がいて、良い人間がいる。
良いことがあれば悪いこともある。
上り坂があれば下り坂がある。
書き出したらキリがないが、酸いも甘いもかみ分けた鬼平の世界観、
人間観が何かしら、すっきりと腑に落ちる「浮世の顔」の一篇だ。
長年、火付盗賊改を務め、円熟味がでてきた長谷川平蔵だが、作者も
また同様に貫禄を増してきたようだ。
さて、本書の解説で常盤新平が、以下のように書いている。
『「浮世の顔」をふたたび読みながら、これも長谷川平蔵のいう、
「浮世の仕組み」なのかと不思議な気がする、、、。』
わたしがこころに残った一篇と、常盤氏が解説で取り上げた一篇が
奇しくも同じであったことに驚きもし、うれしくもあった一冊だった。