決闘の辻 藤沢版新剣客伝

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種別
長編
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あらすじ

2006年01月13日 新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)

宮本武蔵が撃つ!柳生宗矩が斬る!死を賭して得た剣名、生を捨てて得た剣技、何人にも負けるわけにはいかない――。宮本武蔵の最後の戦い、神子上典膳の師の後継を争う決闘。柳生但馬守宗矩の野心のための斬り合い。諸岡一羽斎、愛洲移香斎など、歴史に名を残す名剣客の決闘シーンを、剣の一振り、刃光の閃きまでもリアルに描く剣客小説。(「BOOK」データベースより)

評判

決闘の辻 藤沢版新剣客伝の評価:

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決闘の辻 藤沢版新剣客伝の総合評価:

9.45/10点 レビュー 11件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

内に秘めた心

藤沢周平の「新剣客伝」良く分かりました。侍の心の中を現していました・・・。
新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)より
4062753006
No.10
(5pt)

剣技の表現

剣技の表現が秀逸だと思います。
寝る前に読むのが習慣なのですが、目が冴えて困りました。
新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)より
4062753006
No.9
(5pt)

岩間子熊こそ武士‼️

師弟剣の岩間子熊こそ武士。やれ葉隠だ、やれ武士道等最もらしいことを書いてある時代小説が多いが、結局は儒教の押売り。孔子が言ったとされる「君君足らずとも、臣臣たる事勿れ」。これ就活のcopy? 兵道の流派等は、店屋の幟みたいな物。そんな物に儒教的意味付けを垂れる。信長すら武士がつく嘘は「戦略」、坊主がつく嘘は「方便」と言っていた。信長も武士道等と言う概念は持っていなかった。子熊は、信長とは対極の武士を生きた。そう言う世界において、子熊の生き方こそ本来の武士である。逆に本来の武士で無い者が、最もらしく武士道等と宣う。本来人を殺すことに「道」等有ってたまるか!素朴な岩間子熊に武士なる物を見る。
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4062753006
No.8
(5pt)

武蔵敗れたり?!

藤沢周平の斬り合いの描写が好きで購入しました。
5つの短編で構成され、その道では有名どころをそろえているようです。
一貫して流れているテーマは「老い」のように感じます。その対象になる人物は主人公であったり、師匠、仇、など様々です。1980年代にそれぞれの話が書かれているようで、著者が50代の頃と考えられます。1997年に他界、ということなので藤沢自身、その死の足音を、意図してか、無意識か、どこかに聞こえてきていたのかもしれません。少なくとも体力の衰えは日々感じていたことでしょう。それが物語の中に反映されているように思います。

【↓↓ここからネタバレです。ストーリーが気になる方は読まないでください】
やっぱり初っ端、宮本武蔵の話が一番印象に残ってます。
その著書『五輪書』では冒頭に、六十余度まで勝負したが一度も負けたことはない!と書かれてます。武蔵不敗伝説とでもいいましょうか。とりあえず武蔵はずっと勝ち続けていたと見られていました。そこに一石を投じたのがこの「二天の窟(あなぐら)」です。
鉢谷助九郎という無作法の若者が現れ、武蔵の生涯の最後に汚点を残すかと危ぶまれました。
「鉢谷助九郎!」と岩から飛び降りさま、剣を振り下ろす場面は迫力満点です!この本のなかで一番(私にとっては)心に刻み込まれたところでした。まぁ言ってみれば不意打ちです。でも・・・なぜか読後はさわやかなものでした。
吉川英治の武蔵は、自己鍛錬に終始した誰が読んでもカッコイイというイメージです。他方、司馬遼太郎などが描く武蔵は、勝つためなら何でもする、手段を選ばない戦略をめぐらす合理主義的なところがあります。どちらが真実、虚構だということはなく両者とも宮本武蔵、その人だと思います。それらをひっくるめ、私は武蔵が好きです。ただ、この短編は後者の司馬遼太郎の武蔵像に近いですね。しかし、あの一瞬の勝負にはしびれました!「勝利への執念」です。兵法者宮本武蔵ここにあり、って感じです。
 『五輪書』執筆の経緯など合わせて書かれており、「晩年の武蔵」という変わった切り口で描かれております。若い頃の武蔵作品もいいですが、また違った面白さがありました。
新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)より
4062753006
No.7
(5pt)

日本一の剣戟描写

どれも珠玉のチャンバラ短編集です。
一話を除いて、むやみやたらに切り合いが続くのではなく
勝負はほぼ一瞬です。そこにリアリティとカタルシスがあります。
どの話も素晴らしく面白いです。
でも私が一番好きな話は、その唯一長い切り合いの描写がある
「死闘」という神子上典膳の話なんですけれどね。
個人的には、この作品以上の剣戟シーンはないと思っています。
日本一!だと思います。
「飛ぶ猿」という話は、愛洲移香斎を扱った話なので
時代的には他の作品とちょっと離れています。
でもこれもいいエンディングです。
読んで絶対に損しないです。
新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)より
4062753006

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