(アンソロジー)

日本傑作推理12選(第1集)



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日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)

1985年12月01日 日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)

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日本傑作推理12選(第1集)の総合評価:9.33/10点レビュー 3件。Bランク


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濃厚でギラギラした昭和日本のミステリをどうぞ

エラリー・クイーン存命中、アンソロジストとしても活躍していたアルフレッド・ダネイ氏の許に日本版『黄金の12』を選出する企画が始まった。東京にEQJM(エラリー・クイーンズ・ジャパニーズ・ミステリー)委員会が編成され、1970年以降に発表された短編ミステリの中から厳選された作品を英訳し、クイーンの許に届けられ、更にそこからクイーンのお眼鏡に適った12編を基に組まれたアンソロジーが本書である。
その後この企画は3回続き、全3巻のアンソロジーとして刊行されている。

その第1集が本書である。カッパ・ノベルスとして刊行されたものの文庫版が本書で、ノベルス刊行時は1977年。70年に活躍したミステリ作家の歴々がその名を連ねている。
それは平成の今なお映画・ドラマなどで映像化された際に番組名にその名が冠として付く錚々たる面々であり、今なお売れ続けているベストセラー作家たちもいる。やはり彼らのネームヴァリューは伊達でなく、本格ミステリの伝説的存在クイーンにも、いや世界にも通用する実力を兼ね備えていたことを証明するようなアンソロジーでもある。

さてその幕を開けるのは石沢英太郎氏の「噂を集め過ぎた男」だ。
石沢氏の小説は初めて読んだが、実に面白く、読み応えがあった。クイーンの短評で知ったが、寡作であるが1作1作が十分練られており、丁寧な準備の下で書かれているため優れているというのは本当だろう。
本作は社内でも評判が良くもなく悪くなく、家庭円満で近所の評判もいい一人事課長が定年を迎える1年前の忘年会で毒殺されるという奇妙な事件が題材となっている。しかしその可もなく不可もない性格ゆえに周囲は自分たちが胸に抱える秘密や困り事を打ち明けるのに最適の人物となった。従って上司部下の上下問わず、彼には色んな秘密が打ち明けられる。
隠密裏に進む合併計画、社長妻との浮気、ホモ志向である自分の性癖、うやむやになった轢き逃げ事件、家族ある社員との不倫とその結果招いた中絶。
どこかで聞いたような、外に出せない秘密の数々である。そんないわば心の澱を抱える社員たちの駆け込み寺となっていたのが宇佐美であった。
彼はただ聞くだけだが、裏返せばそれは様々な社員の秘密を知っている事情通となる。
この前に読んだコナリーの『スケアクロウ』でも強調していたが、情報を扱うのはセキュリティも大事だが、最も大事なのはそれを扱う人だ。
会社の内情という組織の秘密と個人の秘密が見事に溶け合い、全く無駄のないミステリ。開幕投手として申し分ない。

さてその勢いはビッグネーム松本清張氏の「奇妙な被告」に至っても衰えない。
本作で登場する犯人はもっとも恐ろしい犯人である。本作もまた人への信頼を揺らがさせられる、興味深い作品だ。

続く三好徹氏の「死者の便り」は題名通り、死者から手紙が届くという奇妙な発端で幕を開ける。
新聞社に送られてきた2ヶ月前の消印が押された死者からの手紙という本格ミステリの導入部としては実に魅力的な謎で幕を開ける本作は石沢氏や松本氏の作品同様、実に社会的なテーマへと繋がっていく。
そして本作の真相は実に皮肉だ。

森村誠一氏も昭和を代表するミステリ作家の1人だが、彼もまたクイーンのお眼鏡に適った。「魔少年」はアンファンテリブル物である。
アンファンテリブル、つまり恐るべき子供の物語で、餓鬼大将でクラスの友達に先生に告げ口されたり、お願いを断られたことを逆恨みしてその子たちの大事な物を奪い、もしくはその身を危険に晒すように強要する少年の悪戯がエスカレートする様が描かれるが、この真相は読んでいる途中から解った。
いわば大人社会でも起こりうる話を小学生の世界に落とし込んだ話だ。子供が残忍なことを計画し、実行することで事件の恐ろしさが否応なしに増すのはやはり子供に純粋さを望む大人の心理が働くからだろうか。

さて次も大御所が選ばれている。夏樹静子氏の「断崖からの声」は世捨て人とその妻との間に陥った男が遭遇する事件を扱っている。
自分の事故で芸術家の命でもある視力が損なわれた主人のために一生を捧げることを決意した女。東京から福岡へ隠遁生活を続ける夫はしかしそんな単調な生活に耐えられなくなり、東京に再び出るための資金を得るため、妻が海で遭難するという偽装工作を企てる。

またも大御所の登場。西村京太郎氏の「優しい脅迫者」は先の読めない展開で実に読ませる。
子供の轢き逃げをしてしまった理髪店主が目撃者に強請られる。しかも定期的に訪れて、そのたびに金額は倍増する。まるで蟻地獄に陥ったかのような絶望の中、脅迫者を調べると売れない俳優でなんと前科も何もない、根っからの善人であることが解る。更にとうとう思い余って殺してしまった際に、まるで店主を庇うかのような言葉を発して亡くなる。
この理解しがたい状況が最後脅迫者の遺書で雲散霧消する。ただ「その時」が来るまでの理髪店主にとってはその毎日は悪夢以外何ものでもない。私はこの物語には続きがあるようにしか思えない。そう、脅迫者の真意を知った理髪店主の次の行動が気になって仕方がなかった。

大御所の作品が続く。佐野洋氏の「証拠なし」はいわばリドルストーリーのような作品だ。
どこから見ても事故としか思えない事件。しかし調べてみると関係者には動機となるような理由があるが、果たしてそれが殺人へと発展するかと云えばそうでもない。更に調べていくうちに容疑者の女関係が明るみに出て、そのうちの1人を殺すための予行演習だったのでは、などと警察捜査本部の面々は推測を立てていく。そしてそれぞれの場面で不能犯に該当する、過失犯だ、いや正当防衛だと議論が紛糾していく。
なお不能犯とは、殺意はあるものの、直接的にそれが死に至るほどではない刑罰の対象とならない行為、つまり未必の故意のある犯人を指す。死ねばいいのにと夜毎藁人形で釘を打ち立てるようなものだと当時の広辞苑には書かれていたようだ。
過失犯は過った末に罪を犯してしまった犯人を指す。よくあるのは交通事故で人を轢いてしまい、殺してしまう過失致死が該当する。

さてかつて昭和のミステリガイドブックにはこの作家の作品が必ずと云っていいほど取り上げられていた。木枯し紋次郎でお馴染みの笹沢左保氏もクイーンのお眼鏡に適った。「海からの招待状」は差出人不明の手紙で幕を開ける。
「海」と名乗る匿名の人物から送られたオープンしたての豪華ホテルの貴賓室への招待。世の中上手い話があるわけないが、行ってみたくなるのは世の常。しかし招待されたのは自分だけでなく、他に4人の男女がいた。そしてそれぞれにはある共通点があった。
何とも魅力的で謎めいたシチュエーションである。彼ら彼女らはいつしかある事件の犯人の1人であることが判明し、推理が行われる。決して閉ざされた部屋ではないので、望まなければ出て行くことも可能だが、そうすれば逆に疑いを招くだけという人間心理の妙も楽しめる。
現れぬ招待主が招待客の中にいるのは別段驚く真相ではないが、折角犯人を捕まえることができたのに虚しさだけが残る招待主の心情が印象的だ。
なおクイーンは短評で笹沢左保氏の作風をルブランやクリスティ、そしてクイーンなどの影響が感じられてると述べているが、私見を云えば本作は寧ろ謎めいた導入部とある事件に共通する人物の中でのドラマという点ではウールリッチの作風を想起させられた。

草野唯雄氏も笹沢左保氏同様、既に他界された昭和を代表するミステリ作家だが、彼の作品もまた12席の1席を与えられた。「復顔」はゴミ焼却所で見つかった頭蓋骨から物語は始まる。
ウールリッチの『幻の女』と死んだ女が蘇って事件解決に手を貸すといったミステリアスな内容の物語。
しかし35歳で頭蓋骨研究の権威とされている主人公だがその博識ぶりはあまり発揮されず、寧ろそれまで独身で女の色香にすぐにほだされてしまう情けない男という印象だけが残ってしまった。最後に復顔の手伝いをした女性の正体を突き止め、彼女の許を訪れたのは単に彼が真相を知りたかっただけでなく、一夜限りの交情が忘れらなかったことが大きいだろう。何とも未練たらしい男である。

江戸川乱歩賞作家でシャンソン歌手という異色の経歴の戸川昌子氏も当時は全盛期でクイーンも選出せざるを得なかったのだろう。「黄色い吸血鬼」は異色の幻想ミステリだ。
吸血鬼の餌として建物に監禁されている複数の男女というファンタジーかと思いきや、ある不正を被害者の視点で描いたものだ。幻想的で匂い立つエロスを感じさせるのがこの作者の長所だろうか。
しかしこういった社会の底辺の落伍者たちを家畜のように扱う輩は21世紀の今でもまだ続いていると思うとこの問題は大変根深いものだと痛感する。

本格推理小説の重鎮の1人、土屋隆夫氏の作品も選ばれた。「加えて、消した」は突然の妻の自殺に直面した男の物語だ。
流産を苦にした妻の突然の自殺というショッキングな展開から、遺書もあり、なおかつその夫は京都へ出張中であるという全く事件性のない事件が遺されたたった4行の遺書の中にある違和感と当日の夫の不審な行動から隠された真実を掘り起こす、たった2人の問答で繰り広げられる物語は実にロジックに特化した内容で面白い。
特に自殺前に姉に電話した妹が姉の通話越しに聞こえた引き戸の音と親しげな姉への呼びかけから何がそこで起こったのかを解明する件は生活感もありつつ、ロジカルで実に面白い。
なお遺書の中の違和感については私も感じていた。
何とも遣る瀬無い真相。

最後を飾るのはやはり現代を代表する大作家の1人、筒井康隆氏の「如菩薩団」だ。
さすがは筒井氏。シュールでありながらある意味リアルな設定の物語でクイーンの12席に選ばれた。
8人の主婦たちによる強盗団。主人たちが出払った平日の昼に集まり、目を付けた金持ちの邸を訪ねて、そこで強盗を働く。
本作の初出時期を調べると1974年頃とあるから、第1次オイルショックの真っ只中。そんな世相を反映してか、主婦強盗団の面々は大学出の夫を持ちながらもサラリーマンで薄給と日々高騰していく物価に苦しむ中間層の人たちばかり。団地に住み、子供の塾代に苦慮し、夫と子供の服を優先して購入し、自らは2年前に買ったブランド品ばかりを身に着けるといった、どこにでもいるような主婦たちだ。
彼女たちがある水準の教育と躾を学んだ女性たちで形成されていることが特徴的だ。それがこの一種奇妙な強盗譚をどこかで本当に起こっていそうな話に思わされる、そこはかとない恐怖を沸き起こさせる。


欧米その他海外諸国のミステリは積極的に翻訳され、日本に紹介されているものの、逆に日本のミステリが全く海外に向けて発信されていない現状があった。世界への門戸は入ってくるばかりの一方通行であったのだ。
そんな現状を変えるためにクイーンの鑑識眼を通して、海外ミステリの名作・傑作と遜色ない作品を世界に問い、発信するための試金石となるのが本書編纂の大きな目的でもあった。

私が感心したのは篩分けを行うEQJM委員会が評論家ではなく、ミステリのコアなファンや推理小説通として認められている経歴の持ち主5人によって構成されていることだ。
往々にして評論家や研究者が選びがちな、作品の背景に隠された歴史的意義や当時の作者の心境など深読みしなければ、もしくは時代背景や私生活にまで踏み込まないと解らないような行間の読み方をすることで得られる読書の愉悦にこだわった作品ではなく、純粋にミステリとして面白い作品がファンの立場で選ばれていることがいい結果に繋がっているように思う。それほどまでに本書収録の各短編のクオリティは高い。

そんな粒ぞろいの短編集。全く駄作はない。全て水準を超えており、中には一読忘れられないほどの印象強い作品もある。

1作目の石沢英太郎氏の「噂を集め過ぎた男」と2作目の松本清張氏の「奇妙な被告」はそれぞれ警察と弁護士が主人公であるが、その内容は表裏一体だ。

石沢氏の作品では警察のカンによる捜査が改めて問題視されており、敬遠されている風潮があるが、やはり経験から基づく第六感というのはあるとし、それが事件解決に効果的に働いている。

一方松本氏の作品は事件現場の状況、目撃者の証言から容疑者を特定し、警察のカンによって敗訴する様が描かれている。

この2作は捜査員のカンという題材で以ってまさに70年代当時の警察捜査が直面している問題を浮き彫りにしているようだ。

またこれも時代だろうか、男性作家の女性に対する描写も生々しく、平成の今なら書かないであろう一線を超えて、本能を露わにして書いているように感じた。
艶めかしく、色香が溢れ、女性の欲求不満ぶりや男を惑わす身体をしていると云った、性的描写が濃厚。中にはセックスシーンをも盛り込んでいる作品もある。

あとやはり高度経済成長期を経たことで誰もが一番を目指すことを要求された学歴社会による弊害から生まれた作品もあれば、その後の第1次オイルショックといった急激な物価上昇を経験した時代であることから、将来を約束されたものと思われた大学出のサラリーマンが経済苦に瀕し、高卒の商売人が裕福になるといったいびつな経済格差社会を反映した作品もあり、また生命保険殺人など、世相を色濃く反映しているものも見られ、昭和の時代を知る意味でも興味深い側面があった。

また当時を知るという意味では松本清張ブームで推理小説が活発化している時期であったことも興味を惹かれる。
クイーンによる序文によれば商売繁盛どころの騒ぎではなく、毎月平均30冊、40編の短編集が出版され、年間2,000万冊以上の販売数であるとのこと。ウェブ社会の発達で書籍離れ、もしくは紙の本から電子書籍へ移行し、年々閉店と倒産が続く出版業界の現在を思うとまさに時代の花形であり、夢のような時期だったことが解る。

しかし70年代の、つまり昭和の時代の作家の筆致は何と濃厚なのだろうか。ミステリ作家と呼ぶには軽すぎて昔ながらの推理作家の呼称の方がしっくりくる。
行間から立ち上る登場人物の息吹や生活臭がむせ返るほどに濃密で高度経済成長期で整備が追い付かない未舗装路から巻き起こる土埃やエアコンのない時代の蒸し暑さと汗ばんだ皮膚から発散される体臭までもが感じられるようだ。

登場人物皆がギラギラし、人と人との距離が近く、暑苦しささえ感じる。

そしてそれぞれの家庭に独特の生活臭があるように、それぞれの作家の短編の1ページ目を開ければそれぞれ異なる色合いと風合いを感じさせる。

例えば石沢氏の作品に登場する主人公の刑事光野はかつてギャンブルにのめり込み、高利貸しから金を借り続けて借金まみれになり、それを当時の上司に助けられた過去がある。そうしたエピソードを付け加えることで当時の警察の規律のいい加減さや光野という登場人物に厚みをもたらしている。

それはまだやはり作家たちに終戦が経験として地続きであることが起因しているのではないか。実際本書においても終戦直後のことが盛り込まれた作品もあり、それを知らない戦後世代との会話も登場する。
この戦後の混乱を経験した作家に根付いた人間に対する観察眼はやはり非常に土着的で、そして野性的であるように感じる。それが登場人物に厚みと汗臭さをもたらしているのではないか。

平成は醤油顔が奨励され、濃い顔の男たちはソース顔と揶揄され、敬遠されたが、各編に出てくる登場人物たちはそんなあっさりとした面持ちを持たず、日々成長する当時の日本社会を象徴するかのように野心を持っており、翳を備えて、陰影に富んだ濃い顔の持ち主ばかりだ。

さてそんな珠玉揃いの短編。石沢英太郎氏の「噂を集め過ぎた男」、松本清張氏の「奇妙な被告」、土屋隆夫氏の「加えて、消した」が印象に残ったが、個人的ベストは西村京太郎氏の「優しい脅迫者」だ。
じわりじわりと強請りの金額を吊り上げる脅迫者と絶望感に苛まれる被害者。溜まらず最後の一線を超えた先に見えた意外な真相。読中は脅迫者のねちっこい強請りに終始心が粘っこくなるような嫌悪感を覚えたが、読み終えた時はその結末の温かさに思わずため息が漏れてしまった。初期の西村氏の作品には傑作が多いと云うが、本作もまたその中の1編であると云えよう。

まさに当代きっての日本を代表する推理作家が揃った短編集であるが、冒頭の本書刊行の経緯を記したEQJM委員会の序文によれば傑作でありながも日本独特の言語・習慣・歴史・風俗に基づいた作品は敢えて外されたとのこと。これも70年代当時の世界からの日本の認識度から考えれば仕様のないことだが、COOL JAPANとして外国人への日本文化の関心と認知度が増した現代ならばどうなっていたかと興味深いところではある。

また昭和の本格ミステリ界を支えてきた鮎川哲也氏と高木彬光氏の作品が選出されていないのは意外だった。
このアンソロジーはこの後2冊刊行されているが、今回の選考漏れから奮起してその名に恥じない傑作にて選出されていることを期待したい。

世界に日本のミステリを!その第一歩となった名アンソロジスト、エラリー・クイーン編集による短編集は期待値以上の読み応えがあった。
この後まだ2冊も残っている。つまりあと24編あるわけだ。
24回、読書の愉悦を堪能できる、なんとも贅沢なその時を待つこととしよう。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(5pt)

ありがとうございました。

親にあげるのに買いました。
喜んでいたのでよかったです。
日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)より
4334702651
No.1:
(5pt)

後に,西村京太郎などの仏訳が出たとのこと。

エラリークイーン編による12の推理小説。
西村京太郎:優しい脅迫者 The kindly blackmailer.
松本清張:奇妙な被告 The cooperative defendant.
森村誠一:魔少年 Devil of a boy.
筒井康隆:如菩薩団 Perfectly lovely ladies.
夏樹静子:断崖からの声 Cry from the cliff.
戸川昌子:黄色い吸血鬼 The vampire.
佐野洋:証拠なし No proof.
笹沢左保:海からの招待状 Invitation from the sea.
草野唯雄:復顔 Facial restoration.
土屋隆夫:加えて、消した Write in, rub out.
三好徹:死者の便り A letter from the dead.
石沢英太郎:噂を集め過ぎた男 Too much about too many.
後に,西村京太郎などの仏訳が出たとのこと。
日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:日本傑作推理12選 (1) (光文社文庫)より
4334702651



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