君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッド
- タイムループ (7)
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 続編かと思いきや,前日譚…とも少し違うような,とはいえ,舞台となる街をはじめ, 主人公とその親友の馬鹿大学生コンビ,また不思議な存在を巡る組み立てやギャグなど, 構成や雰囲気は, 前作の『俺たち青春浪費中、魔法少女と世界を救う。』 と似ています. 一方で,馬鹿たちの大騒ぎとは正反対に,生きることを諦めてしまっている少女も居て, ようやく見つけたかもしれない小さな幸せが,あっさりと塗りつぶされようとする状況に, ぽつりと彼女が漏らす言葉は,聞き慣れているはずなのに,あまりに重く,胸をえぐります. それでも,困った人が居るならと,首を突っ込もうとする馬鹿たちに心を揺さぶられ, どれだけ突き放されても,退かない姿は,最後にトンデモな結末を呼び込むわけですが, そこで引き際と立場をわきまえ,スッと自身の未来に目を向ける姿が実にカッコいいです. 死への扱いが軽く映ることがあり,そこはいささか引っ掛かるところではありますが, 幸せと不幸せ,生のすぐ近くにある死,そこにタイムリープやオカルト,ギャグも交え, どこかにあり,どこにもない,日常の中の非日常を真面目に,おかしく描いた一冊でした. このほか, 前作 との繋がりが気になり,この二冊をうまく巻き取った三冊目に期待します. | ||||
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