(短編集)

清談 佛々堂先生

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2007年09月14日 清談 佛々堂先生 (講談社文庫)

いつもブツブツ文句をいうから、笑った顔が仏のようだから、「佛々堂先生」。平成の魯山人とも呼ばれる美の達人が東奔西走、降ってわいた難事を人知れず解決する心躍るミステリー。書画、骨董、季節の室礼、現代美術に美食まで…和のトリビア満載の、欲張りで心癒されるエンターテインメント!ご堪能あれ。(「BOOK」データベースより)

評判

清談 佛々堂先生の評価:

10.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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清談 佛々堂先生の総合評価:

9.33/10点 レビュー 3件。

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No.2
(5pt)

細工は流々、あとは仕上げをごろうじろ。てな先生の洒落た遊びに、堪能させられましたぁ

関西きっての粋なおっちゃん、芸術百般の目利き、佛々堂(ぶつぶつどう)先生が活躍する連作短篇集。佛々堂先生の、細工は流々、あとは仕上げをごろうじろ、とでもいった企みごとの仕掛けの巧妙さ、オチの清々しさに、これはよいなあと堪能させられました。
 登場人物のひとりが、「なんときれいな遊びだろう。とても、普通のおっちゃんの出来ることではない」と感心しているとおり、佛々堂先生の企みごとの洒落ていること、ほうっと息を呑むものがあります。粋な動きをするからくり人形の所作に見とれてしまうみたいな、なんとも雅やかで深みのある魔法のような味わい。趣向を凝らした佛々堂先生の企みが、話のおしまいのほうで見えてくる、その華麗な彩りの絵模様に、毎度、うならされてしまいましたよ。
 「八十八椿図屏風」の絵にまつわる謎のからくりがひもとかれてゆく「八百比丘尼」。桃の節句の雛祭り、佛々堂先生の洒落た心遊びを描いた「雛辻占(ひなつじうら)」。秋草の風景と、江戸の印籠の風流とが重なり合い、やがて夢幻の宴が蜃気楼のように立ち現れる「遠あかり」。山の恵みの素晴らしきこと、まさに秋の葛籠(つづら)の如し、とでもいった風情の「寝釈迦(ねじゃか)」。四つの短篇それぞれが、馥郁として香ばしい旨味にあふれた名品でしたねぇ。
 文庫表紙カバーに採られた「鳥獣人物戯画」(部分)の装画がまた、本篇の雅味にふさわしく、洒落ているんだなあ。さほど期待しないで出かけた骨董市で、素晴らしい逸品を見つけた気分。
清談 仏々堂先生 Amazon書評・レビュー: 清談 仏々堂先生より
4062123541
No.1
(5pt)

細工は流々、あとは仕上げをごろうじろ。てな先生の洒落た遊びに、堪能させられましたぁ

関西きっての粋なおっちゃん、芸術百般の目利き、佛々堂(ぶつぶつどう)先生が活躍する連作短篇集。佛々堂先生の、細工は流々、あとは仕上げをごろうじろ、とでもいった企みごとの仕掛けの巧妙さ、オチの清々しさに、これはよいなあと堪能させられました。
 登場人物のひとりが、「なんときれいな遊びだろう。とても、普通のおっちゃんの出来ることではない」と感心しているとおり、佛々堂先生の企みごとの洒落ていること、ほうっと息を呑むものがあります。粋な動きをするからくり人形の所作に見とれてしまうみたいな、なんとも雅やかで深みのある魔法のような味わい。趣向を凝らした佛々堂先生の企みが、話のおしまいのほうで見えてくる、その華麗な彩りの絵模様に、毎度、うならされてしまいましたよ。
 「八十八椿図屏風」の絵にまつわる謎のからくりがひもとかれてゆく「八百比丘尼」。桃の節句の雛祭り、佛々堂先生の洒落た心遊びを描いた「雛辻占(ひなつじうら)」。秋草の風景と、江戸の印籠の風流とが重なり合い、やがて夢幻の宴が蜃気楼のように立ち現れる「遠あかり」。山の恵みの素晴らしきこと、まさに秋の葛籠(つづら)の如し、とでもいった風情の「寝釈迦(ねじゃか)」。四つの短篇それぞれが、馥郁として香ばしい旨味にあふれた名品でしたねぇ。
 文庫表紙カバーに採られた「鳥獣人物戯画」(部分)の装画がまた、本篇の雅味にふさわしく、洒落ているんだなあ。さほど期待しないで出かけた骨董市で、素晴らしい逸品を見つけた気分。
清談 佛々堂先生 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 清談 佛々堂先生 (講談社文庫)より
4062758407
No.0
(4pt)

服部真澄の新境地展開

綿密なリサーチをベースとした服部真澄女史の要素はないが、ストーリー展開は正に服部タッチで、服部真澄ファンなら安心して読むことができよう。今回は短編集だが、全ての物語に佛々堂先生が随所に絡んでおり、楽しめた。描写は相変わらず細かくイメージが沸々と湧き出るが、軽く読めると思う。
清談 佛々堂先生 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 清談 佛々堂先生 (講談社文庫)より
4062758407
No.-1
(4pt)

服部真澄の新境地展開

綿密なリサーチをベースとした服部真澄女史の要素はないが、ストーリー展開は正に服部タッチで、服部真澄ファンなら安心して読むことができよう。今回は短編集だが、全ての物語に佛々堂先生が随所に絡んでおり、楽しめた。描写は相変わらず細かくイメージが沸々と湧き出るが、軽く読めると思う。
清談 仏々堂先生 Amazon書評・レビュー: 清談 仏々堂先生より
4062123541

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