亡羊の嘆 鬼籍通覧
- 快楽殺人 (13)
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 | 2018年08月10日 亡羊の嘆 鬼籍通覧 (講談社文庫) 「料理に必要なのは、夢と愛!」TVで大人気の料理研究家・夢崎愛美。著名な料理研究家が法医学者たちでさえ目を覆いたくなる、異様な刺殺体で発見された。O医科大学法医学教室での解剖の結果、多数の刃物を使った芸術的ともいえる刺殺方法が明らかに……。何故ここまで残酷に? 怨恨殺人か、快楽殺人か? 犯人が遺体に込めたメッセージとは何か? 若き法医学者、伊月崇と伏野ミチルの名コンビが事件の真相に迫る!(「BOOK」データベースより) |
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| 法医学教室に運ばれる死体を解剖して、事件や事故を解明していく話ですが、作者が法医学者で結構リアルな描写がありますが、主人公（2人）がユニークなのと会話や周りの人との繋がり等、テンポ良く進んでいくので私はそれほど怖いとは思いませんでした。シリーズは8巻で現在5巻まで購入して読んでいますが、残り3巻も購入して読むつもりです。亡くなった人がどのようにして亡くなったかを解剖で わかっていく過程がとても興味深いです。 | ||||
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| ミステリーというか法医学教室ものだ。テレビで活躍する料理研究家が猟奇的な殺し方をされ、解剖に回されてくる。おなじみの伊月崇、伏野ミチルたちが活躍するのだが、彼らのやりとりなどは手慣れた感じで描かれていてすいすい読めるのだが、事件の真相が意外性もなく、さらに救いがたい結末を迎える。どうしようもないところにぽいと放り出された感じだ。 | ||||
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| 表紙が魅力的でした。シリーズものって、ある程度進んでからじゃないと待ちきれない。 | ||||
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| 世の中は不条理な事柄であふれています。 だいぶ住環境が整備されてきても今なお、です。 その最たる事件が起きてしまいます。 事件はここで書くと気分を悪くしてしまいますので あえて内容は書きませんが とてつもないほどむごたらしい内容です。 それぐらいえげつなく、残酷なものです。 今回に関しては、なんとなく臭い要素が出てくるので 事件の関係者は容易にわかることでしょう。 でも、事件のその後が大変きついのです。 胸をえぐられます。 どんなに頑張っても、伊月もミチルも、龍村も そこにメスを入れることができないのです。 警察の正義の手もかすめてしまうのです。 その時代では。 ただ、救いなのは、それらの事柄は今 しかるべき場所で裁きを受けることになります。 現実に、裁きを受けているので。 今回の伊月はなんと、鬼の龍村のところにお泊りをします。 どうなるかは読んでからのお楽しみ。 かなりきついので読む際はご注意を。 | ||||
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| 中古品でしたが、とても状態の良い商品でした。 日焼け等目立った劣化もなく、大満足です。 | ||||
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