一分ノ一
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
一分ノ一の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
一分ノ一の総合評価:
8.50/10点 レビュー 8件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ハードカバーで上下合わせて900ページ弱の分量で、おまけに未完である。
この人、未完の絶筆が何冊あるんだよ。物語の舞台は、1980年代の日本だ。
ただし、この日本は米英中ソに分割されている。これは絵空事ではなく、実際に存在したプランだ。
本作では四大国だけでなく、群小連合国が東京を分割している。南米諸国はビルの一室が占領地だ。
『東京ブルーローズ』は敗戦後の日本語廃止論がテーマだった。
これも実在した計画で、志賀直哉などの文人が賛同していたらしい。
作者ほど「戦後の日本」にこだわった作家はいない。ある意味で真の愛国者だったのだろう。
主人公はソ連統治下の北日本に住む地理学者サブーシャ(日本名は三郎)だ。
サブーシャは日本統一を目指して、各地から集まった同志たちと合流する。
各国は日本各地を占領地から海外領土に「格上げ」するプランを持っていた。
実現すると、日本は分割されたまま固定化してしまう。タイムリミットが迫る。
上巻はアクションが多彩で、目が離せない。本筋に無関係な饒舌が多いのだが、それも楽しみのうちだ。
星4個から5個に値する。下巻に入ると失速する。
面白いことは面白いのだが、ワンパターンのご都合主義が繰り返されるので読み飽きる。
おまけに完結していないので、せいぜい星2個かな。全体の評価は、中を取って3個にしておく。
しかしこの散らかった話をどう決着させるつもりだったのかな。