ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテII
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短編集
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あらすじ
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評判
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテIIの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテIIの総合評価:
8.47/10点 レビュー 51件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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物語の舞台は、小児科病棟。
ある夜、同じ病室の子どもたちが次々と原因不明の急変を起こします。
嘔吐、喘息、不整脈……まるで何かに呪われたような展開。
で、不思議なことに「天使を見た」と話す少年まで登場し、病棟は不気味な空気に包まれていきます。
そんな中で、シリーズおなじみの天久鷹央(あめく・たかお)は、あえて動かない。
なぜ彼女は事件に踏み込まないのか? そこに隠された「病」の真実とは?
現役医師でもある知念実希人さんだからこそ描ける、リアルで奥深い医療の知識と、子どもたちを取り巻く複雑な状況。
でもって、すべてがつながった時、タイトルの“ファントム(幻)”の意味が胸に迫ってきます。
特筆すべきは、単なる推理では終わらない“心の処方箋”のような読後感。
ミステリーのカタルシスと、人間ドラマの温かさが見事に融合していて、シリーズ屈指の感動作という言葉がふさわしい一冊です。
さらに、書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」では、鷹央の意外な一面や、彼女の中にある“優しさ”が静かに描かれてる。
さらにさらに、普段おっとり、癒し系女子のイメージがある真鶴の「ええっ!?」てな一面がここに……。
そんなこんなの物語の余韻を、そっと包んでくれるような後日談にほっこりします。
この本を読むと、私たちが日常で感じている「分からなさ」や「もやもや」を、“知ることで希望に変えていく”姿勢にハッとさせられます。
病や痛みは目に見えないもの。
でも、そこに向き合おうとする鷹央の姿に、「正しさだけじゃなく、寄り添うことの大切さ」が見えてくるんです。
前向きになりたいとき、誰かの心に触れたいとき、謎解きを楽しみながら涙もしたいとき。
この『ファントムの病棟』は、きっとあなたの心を静かに支えてくれる一冊になります。