さよならバースディ

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長編
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あらすじ

2008年05月20日 さよならバースディ (集英社文庫)

霊長類研究センター。猿のバースディに言語習得実験を行っている。プロジェクトの創始者安達助教授は一年前に自殺したが、助手の田中真と大学院生の由紀が研究を継いだ。実験は着実に成果をあげてきた。だが、真が由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げる。真は、目撃したバースディから、真相を聞き出そうと…。愛を失う哀しみと、学会の不条理に翻弄される研究者を描く、長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

さよならバースディの評価:

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さよならバースディの総合評価:

7.15/10点 レビュー 33件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33
(5pt)

研究者という人種の頑なさと悲しさ

田中真という、珍しいくらい狭量な研究者の視点で描かれる。真は、研究と研究生活のことしか考えていない。学会の発表さえも、普段の研究に影響を及ぼすという理由で断るくらいである。これは初学者としては讃えられても、研究センターの助手としては失格である。途中、1年間、どこにも発表していないという件が出てくる。途中経過でも、仮説でも、方法論でもいいから、発表して、批判を受けるべきである。研究は発表して、なんぼである。なぜなら、他の専門家の目をくぐり抜けてない研究結果はゴミだからだ。発表は、偏見に基づいた研究の進め方を矯正するために、他者の目を借りるにすぎない。専門家の意地悪な意見に晒されても生き残ったものだけが研究結果として、世に残る価値がある。田中真には、そのことだけはきっちり言っておきたいが、研究がある財団の資金でなされていることと相まって、物語の大事な要素になっている。荻原さんは、そのことを承知で書いているんだろうと思う。
 物語は切ない。田中真という、研究バカの視野の狭さが生んだ悲劇と言っていい。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.32
(5pt)

研究者という人種の頑なさと悲しさ

田中真という、珍しいくらい狭量な研究者の視点で描かれる。真は、研究と研究生活のことしか考えていない。学会の発表さえも、普段の研究に影響を及ぼすという理由で断るくらいである。これは初学者としては讃えられても、研究センターの助手としては失格である。途中、1年間、どこにも発表していないという件が出てくる。途中経過でも、仮説でも、方法論でもいいから、発表して、批判を受けるべきである。研究は発表して、なんぼである。なぜなら、他の専門家の目をくぐり抜けてない研究結果はゴミだからだ。発表は、偏見に基づいた研究の進め方を矯正するために、他者の目を借りるにすぎない。専門家の意地悪な意見に晒されても生き残ったものだけが研究結果として、世に残る価値がある。田中真には、そのことだけはきっちり言っておきたいが、研究がある財団の資金でなされていることと相まって、物語の大事な要素になっている。荻原さんは、そのことを承知で書いているんだろうと思う。
 物語は切ない。田中真という、研究バカの視野の狭さが生んだ悲劇と言っていい。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.31
(5pt)

終わりのほうがよいミステリー

この物語にはよいところがたくさんありますが、特に終わりのほうがよいと思います。最後に、研究プロジェクトの二人の関係者のミステリアスな死が理解でき、読み終えると感動します。なお、主人公はとても同情しやすい人なので、推薦する本であります。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.30
(5pt)

終わりのほうがよいミステリー

この物語にはよいところがたくさんありますが、特に終わりのほうがよいと思います。最後に、研究プロジェクトの二人の関係者のミステリアスな死が理解でき、読み終えると感動します。なお、主人公はとても同情しやすい人なので、推薦する本であります。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.29
(3pt)

愛は霧のかなたに

愛は霧のかなたに
っていう映画があって
僕はこの映画が好きだったんだけれど
どうしても重なってしまって 
こちらはミステリー要素が濃いし
良く書けているけれども
映画と比べてしまって★三つ
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719

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