ディープサウス・ブルース

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長編
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あらすじ

2004年02月29日 ディープサウス・ブルース (小学館文庫)

元プロフットボール選手ニック・トラヴァーズは、引退して南部音楽史で博士号を取り、ミシシッピ州の大学で教授として教鞭をとっていた。ある日、母親と慕っていた女性から、三十年以上前に失踪した弟クライドを捜してほしいと相談を受ける。クライドは一九六〇年代に活躍した伝説のブルースシンガーで、身重の妻を何者かに殺害されて姿を消していた。手がかりを求めてメンフィスへ行ったニックが暴漢に襲われている女性を助けたことから、事件は意外な展開を見せる―。人種差別渦巻くアメリカ南部の暗い過去と現代が結ばれ、苦味と共感を呼ぶ異色作。(「BOOK」データベースより)

評判

ディープサウス・ブルースの評価:

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ディープサウス・ブルースの総合評価:

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No.1
(5pt)

1粒で2度おいしい

アメリカ南部を舞台にしたハードボイルド・タッチの物語です。
私のようにブルース/ソウルの大ファンで、かつハードボイルド・ファンにとっては1粒で2度おいしいお話ですね。
ちなみに、"Dark End of the Street"で一発ヒットを当てた後、失踪したソウル歌手「クライド・ジェイムス」のモデルは誰なんだろう?−などと邪推する楽しみがあります。
主人公の型破りなキャラクターもこの小説の魅力のひとつですが、南部の自然、風景、香り(?)までていねいに書き込まれているのもいいところです。
そう、これほど「匂い」の描写の多い本も珍しいですね。
ストーリーもさることながら、デテイルの面白さも見逃せません。
主人公を付け狙う美人殺し屋パーフェクト・リーの名前は、彼女の母親がストーンズの"You can't always get what you want"の歌詞を聴き間違えて、それから取ったとか、−思わず、うれしくなってしましますね。
そうです、この"You can't always get what you want"は学生時代の私の愛聴歌でした。
ディープサウス・ブルース (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: ディープサウス・ブルース (小学館文庫)より
4094054413

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