シナオシ



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初公開日(参考)2005年12月
分類

長編小説

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シナオシ (富士見ミステリー文庫)

2005年12月10日 シナオシ (富士見ミステリー文庫)

私はかつて「僕」だった。犯すべきでない罪を犯した。そうして、その短い人生を終えたのだ。生前に犯した罪を後悔していた「僕」は、別人として生き返り、再びこの世界に舞い戻る。けれど、私は私として生活するうちに、「僕」だった頃の記憶のほとんどを失っていた。“案内人”と名乗るそいつが、私の目の前に現れるまで。「やあ。久しぶりだね」かつて犯した犯罪を阻止すること。その為に時を遡り為直す者―“シナオシ”となったこと。私は、私の真の目的を思い出す。こうして再び“シナオシ”となった私は「僕」がこれから犯すであろう罪を阻止する為に動き出す。過去、現在、未来。交錯する時間の流れの中で、私は真実の自分を追う。全てをもう一度、為直しする為に。残された時間は、あと僅か―。衝撃のタイムパラドクス・サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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シナオシの総合評価:7.86/10点レビュー 7件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

一見、ただのライトノベルなんだけど……。

タイムトラベルもの。
一見、ただのライトノベルなんだけど、真相が明らかになった所でSFミステリに変容し、評価が凄くあがった作品です。

読書中の率直な感想としては面白くなったです。情景・状況が分かり辛い。表紙の印象からなのですが、どこまで現実的でアニメ設定なのかが把握し辛かった為、夢中になれませんでした。
ただ、ラストのまとめ方は凄いです。複雑なシナリオで見事。
アドベンチャーゲーム系の仕掛けで使われそうなネタを小説で体験したのは初めてかも。よくできていて驚きました。

タイムトラベル作品において、本書の個性的な設定は『肉体』と『精神』を別に考え、過去に戻る際『精神が他人の肉体へ宿れる』事です。

過去に何かしらの過ちを犯してしまった『僕』が、死後の世界で"案内人"と呼ばれる存在の力を借りて過去に戻ります。『僕』はいったいどの人物で、どんな後悔する罪を犯したのか?過去の他人の肉体に宿り、自分の犯行を止めようと試みる、"しなおし"の物語です。

読書中、もっと惹き込まれる何かがあれば、凄くおすすめしたくなる作品だと感じた、ちょっともどかしい作品。
かなりややこしい構造なので、ネタバレで解説を記述しておきます。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.6:
(4pt)

面白かったです。

最初に一言!TS物として期待しないで下さい。前作キリサキもそうですが、女の子として生まれ変わっても取り立ててTS系の話で展開はしないですから。単に女の子として生まれ変わった程度の話と思って下さい。勿論他の人がふざけて書いている自慰行為描写なんて無いですよ。

以下感想です。

序盤では落をあれこれ予想していたのですが裏切られました。実際はもっとごちゃごちゃした複雑な話で、後半はかなり意味不明になりました。
ただきちんと分かるように説明されてよかったですが、途中は??の連続でした。兎に角ラノベを殆ど読まなくなった自分も、萌以外の作品なら
まだ楽しめることが分かりました。普通に面白かったです。

読んですぐに、基が僕だってのは気付いてあれこれ予想をつけて読んでいたのですが、読み進めていくと次第に訳がわからなくなりました。
ただ意味不明な展開が、先へ先へと読ませる原動力になり一気に読めましたね。

他の人が適当に書いてますが自慰行為なんて話は無いですよ一切。
シナオシ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:シナオシ (富士見ミステリー文庫)より
4829163305
No.5:
(3pt)

まだまだ補うべき所は多いですが。

ぶっちゃけ文章がヘタクソです。
どこがどんな風にとつっこまれると中々語れないのが自らの無能を露呈するようで非常に悲しいですが、やっぱヘタクソです。

ネタはいわゆるタイムトラベル風。
ちょいと違うのは読んでいれば分かりますが、そこはあんまり重要ではありません。
お約束のタイムパラドックスも出てきません。
しかし最後は見事にやってくれましたね。
ショボい文章にすっかり疲弊しきっていた私は、わざわざ種明かしのところまで読んどいてあやうく理解する作業を放棄するところでしたが、すべてが繋がった瞬間はホントやられた感で身も心も一杯になりました。

トリックだけなら星5も考慮したいところですが、小説は総合点ですからあのけだるい文章と足して割ると星3ぐらいまで落ちてしまいます。
気の短い人には勧めにくいですが、寛容な心の持ち主(私は絶対短いですが)には是非とも同じ感覚を味わってほしいです。
シナオシ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:シナオシ (富士見ミステリー文庫)より
4829163305
No.4:
(4pt)

≪読者≫はまんまと引っかかった

読者はまんまと引っかかった。

本作は、一種のタイムパラドックスものなのですが、別人として過去に戻った主人公がその目的を忘れているということになっていて、読者は主人公と同様に頭をひねることになります。読者は物語を読み始めるとすぐに予想が付くと思うのですが、タイムパラドックスがあることで意外な結末が読者と主人公を待っています。

最後にはハッピーエンドに落ち着くのですが、設定がファンタジックなこともあって、不思議な感覚が残る作品です。
シナオシ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:シナオシ (富士見ミステリー文庫)より
4829163305
No.3:
(4pt)

<僕>が女の子の身体に入って、イタズラするお話です。

表紙の絵に騙されて購入したのですが、良いのは表紙だけで挿絵なんか本当に目も当てられないほどの酷さで、本当に騙されてしまいました。('-,_ω-`)プッ

内容はというと犯罪を犯してしまった自分(僕)の五年前の世界へ行って、これから起きてしまう犯罪を未然に防ごうっていうお話です。

で、その男子は過去へ遡ると同時に女の子の身体の中へ自分の意識を入れて、自分の犯罪を防ごうとするのです。

時たま、その男子は身体が女の子ってこともあってか、自慰行為とかしたりします。そういう所も見所と言えば見所です。

で、途中まで<僕>と<私>二人だけの物語だと思っていたのが、第三者まで参入してきて色々と入り乱れるわけです。

視点がしょっちゅう切り替わるし、<僕>とか<私>が何を指しているのかちゃんと把握しておかないと混乱しますが、富士ミスとしては珍しくミステリーとして楽しむ事ができる作品だと思います。('-,_ω-`)プッ
シナオシ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:シナオシ (富士見ミステリー文庫)より
4829163305
No.2:
(4pt)

難解な作品だ

キリサキを読んでいたので買いました。続編かなぁと思っていたらそうではなかった。まぁキリサキのあのラストで続く分けないですけど。それでも前作のキャラが出てきて欲しいなぁと思っていると…まぁ読んでからのお楽しみ。作者はキリサキとは関係ないとあとがきで述べていたが。

今回は前作と同様死んだ人間が別の人の肉体で甦るところから始まるのだが、前作はラストで作者にいいように騙されてしまったので今回はそうならないよう読みながら自分なりに推理しました。ですが、いやはやさすがミステリ作家です。また騙されてしまいました。はっきり言って予測不可能なラストの謎解きでした。

しかし、その最後が理解するのに苦労した。読み進めていけば理解できましたけど。けれど☆四つにしたのはこのことが悪いのではなくて短編が他誌に掲載されているということ。どうせならこの本に載せて欲しかった。おかげでまた本屋に行かなくては…。
シナオシ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:シナオシ (富士見ミステリー文庫)より
4829163305



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