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長編
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感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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そして、この<切手蒐集家クラブ>が国家的陰謀と関わって行く過程も異色である。有終の美を飾るためかシリーズでは最大スケールの作品となった(頁数はコンパクトだが)。真犯人の特定手法も鮮やかである。被害者の身元を不明にするために、全裸にしたり、顔を潰したりしているのに、何故犯人は「***」しなかったかという合理的論法である。メンバへの尋問の中で、ドーヴァーの怠惰振りの描写に紛れて巧みな伏線を織り込んでいる点には感心した。
ラストは絵に書いた様なハッピー・エンド。ドーヴァーの存在感がやや薄い感があるが、スピーディーな展開で本格ミステリ・ファンをも満足させる秀作だと思う。