星月夜
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
星月夜の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は 良かったのですが、 後半は 砂の器や飢餓海峡を 期待して読んでいたので、疑問符が付きました。 他の伊集院さんの作品での すっきりした読後感は ありませんでした。残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とある病院へ行った時のこと、長い待ち時間の暇つぶし用に病院に備えてあった「星月夜」を手に取りました。著者の文章については、週刊誌のコラムで目にする程度で、単行の作品を読むのはこれが初めてでした。ごく初めまで読んだところで、診察を受け中断。文章の流麗さとプロットに引き込まれ、どうしても読み終えたいと、文庫本をAmazonから取り寄せました。 期待通りの作品でした。著者初めてのサスペンス作品ということでしたが、他の伊集院作品も読んでみたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このジャンルの小説が無い、伊集院さんが書かれたので少々疑心暗鬼を持って読んだのですが。昭和の推理・サスペンス小説ファンには満足なのでは…、バックボーンに無理があるのでは?とも感じますが興味深く最後まで読めたので面白いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがにエンタテインメントの手練れだけあって文章はうまいし、人物造型も巧み。 しかしどうしてもわからないのは殺人の動機。 まず、嘗ての同級生である夫婦に対して(死んだのは夫だけだが)。自分の恋人を取られた怨みかとも思ったが、昔命を賭してまで助けたほどの親友を殺すかね。しかも放火までして。 もっとわからなかったのが、可菜子という若い女性を殺したこと。自分の憧憬たる昔の恋人と一見似てるが、よく見ると全然違っていたので・・・という理由しか考えられないんだけど、わざわざ自宅に呼んで監禁して殺すかなぁ。 犯人は一代で巨万の富を築くだけの人物なのだから、それなりの判断力等は持ち合わせている筈だが、こんなつまらん理由で人を殺すとは思えない。 石丸という元刑事のキャラクターは面白かったが、最後は腰砕けだし、ミステリーとしては駄作の部類に入るだろう。 やはり作家にも向き不向きはある。伊集院氏はいい作家だと思うが、ミステリーには向いていない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説を読む楽しみは、「この後どうなっていくのだろう」というサスペンス、「そうだったのか」という意外性、「やられた」という作者の巧みさへの脱帽感、それに加えて登場人物(多くの場合主人公かそのパートナー)への共感や憧憬といったところから来るのだと思います。残念ながら本書にはこのいずれもが欠けています。 会話が多くページの白さが目立つ本ですが、簡潔な描写から情景や登場人物が目に見えるように浮かび上がってくるあたりは、さすがの筆力というべきでしょう。しかし、推理小説としては、他のレビュアーの皆さんが言われているような欠点が多すぎます。作者が推理小説を「なめている」ことの表れなのではないかと思います。 推理小説を読む楽しみを得たいなら別の優れた本が山ほどあります。伊集院静さんの良い仕事を味わいたいなら別の小説やエッセイが沢山あります。どちらの面からも、あえて本書を手に取る必要はありません。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 16件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|