ひぐらしふる



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初公開日(参考)2011年06月
分類

長編小説

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ひぐらしふる

2011年06月09日 ひぐらしふる

今もどうしてもわからない、あの夏の出来事。 あれは怪現象なのか、故意の犯罪だったのか。異色の長編ミステリー! 夏の終わり、恋人との関係に迷いを抱えながら、祖母の葬儀に出席するために実家に帰省した、有馬千夏。地元の旧友とのとりとめもない会話から、千夏はかつて身の回りで起こった不思議な出来事を知る。誰も居ないさくらんぼ畑からの突き刺さる視線。衆目の面前で、手品のように消されてしまった婚約指輪。山奥の霊場で失踪した親子連れの観光客。山のてっぺんで、UFOに連れ去られた幼馴染……。はたして怪現象なのか、それとも、事件なのか。そして、千夏の目の前にたびたび現れる"自分そっくりの幻"の正体とは。最後の最後まで、二重三重のどんでん返しが待ち受ける、ひと夏の青春ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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ひぐらしふるの総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3:
(2pt)

ミステリ好きが読んだら、ちっと厳しいかなと思ったり……

ネタバレなしにレビューするのが難しいです。
ミステリとして読んだら私的には「ナシ」です。

短編連作で、プロローグ+計四章+エンディングという構成。
内容説明のところに「最後の最後に、二重三重のどんでん返しが待ち受ける。」とありますが。

……どんでん返しじゃなくてアンフェアだろ!と叫びたくなりました。

どんでん返しについては、ミステリ好きな人ならば、一章の段階である程度の仕掛けに気づくと思います。
実際、中四章の読みにくさ(どくに第一章ミツメル)は、そのための仕掛けなのだと思いながら読んでいました。

が……どんでん返しを知った後では、ただ三人称文体が下手なだけじゃと悪態つきたくなるよーなないよーな。
試みた仕掛けは確かにおもしろいと思うのですが、もっとやりようがあったのではと思いました。

中四章も、一章はそれなりにおもしろかったのですが、他はちょっと……。
四章もネタとしてはおもしろいのに、それに気づく理由が……。
これほど刑事物ドラマがはやっている現代で、そのくらいのネタ知っていて当然では?と思ったり。

加えて、エンディングで「男にさらわれた親友」を助けにいくんですが。
推理というほどのものもなく、ただ追っかけるだけ。
落ちが……だから仕方ないのかもしれませんが。

ミステリとして読まなければおもしろいかなぁと思います。
ひぐらしふるAmazon書評・レビュー:ひぐらしふるより
4344019954
No.2:
(5pt)

最終章でやられました

こういうお話は大好物なのですが、
どういうお話かというと盛大なネタバレになりそうです(笑)

個人的には、第四章「ボーイズライフ」のトンデモトリックに爆笑しました。
東北の架空の町を舞台にした夏の情景や雰囲気が、息を呑むほど美しかった。
読み終わってから今日マチ子のジャケットを見返して「なるほど〜」と思いました。

良かったです。

ひぐらしふるAmazon書評・レビュー:ひぐらしふるより
4344019954
No.1:
(3pt)

ヴァン・ダインの「探偵小説作法の二十則」に叛旗を翻したのだろう

小説だから『シンセミア』の神町は山形県東根市神町ではないし、
この、『ひぐらしふる』の天堂市も、山形県天童市ではないのである。

しかし天童生まれの者にとっては、気になるのである。
それが小説読みのほんとうの姿ではないと分かっていても。
天堂高原が天童高原で、そこからじゃがらもがらであるジャガジャガに
自転車で走ってもワープするようには近づけないし、
舞鶴山である舞鳥山から最上川と思える川は見下ろせても、
夏に灯篭は流れていないのである。
天堂高校は、校門前のさくらんぼ畑の描写からすると位置的には
天童高校だが、ここには、千夏や成瀬や、利緒や式部のような生徒は在籍しないのである。

洒落たトリックと小洒落たどんでんがえし。

この小説にはこんな文章があった。
「余計な情景描写やわき道にそれた文学的饒舌は省くべきである」
きっと本作はヴァン・ダインの「探偵小説作法の二十則」に叛旗を翻したのだろう。
ひぐらしふるAmazon書評・レビュー:ひぐらしふるより
4344019954



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