回転寿司殺人事件
- トンネル (81)
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本書が発売された2001年頃に書店でタイトルをみて「面白そうだな」と気になったのだが、それからずっと読む機会がなかった。 偶然、古書店で発見してついに読んでみたのだが、結構面白かった。 2時間のサスペンスドラマで丁度おさまりそうなくらいコンパクトで読みやすかった。 何より私が嬉しく感じたのは、渋谷の「びっくり寿司」が物語に頻繁に登場する事。 今では閉店してしまったが、会社帰りによく通った店だった。 東横線渋谷駅の改札から通路を通って一直線で行ける便利な店だった。 今では「びっくり寿司」も閉店し、東横線も地下に潜ってしまったし、東急文化会館もなくなりすっかり街の様子が変わってしまった。 本書では店の内部の様子も詳細に描かれ、店員の「ご注文、ご注文」という掛け声や、会計の時の符牒や、名物のチャンチャン焼きなども出てきて本当に懐かしい気持ちになった。 ちなみに「シャコエビ」を注文した時は、「へいガレージ!」と応えるのもこの店の特徴だった。 犯人を推理する場面でもこの店を使ってたし、真相に気づいたのもこの店でヒントをもらったから。 物語も面白かったが、自分がよく行っていた実在の店が舞台になってたのが嬉しかった。 | ||||
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著者曰く、空腹時にお読み下さいとの注意書きが冒頭に掲げられている。 ミステリー界随一の量産型作家の吉村氏のもともと今は無きケイブンシャの新書として出た作品。当然、通俗読み捨てミステリーである。 回転寿司殺人事件とは何やねんと思うが、内容自体はオーソドックスなミステリーでトリックと事件の舞台にうまく回転寿司が絡ませてある。 読み終わった後、すぐ忘れてしまうような内容だが、読んでいる内は退屈しない。読み捨てミステリーとしての役割は見事に果たしていると言えるだろう。 殺人事件の謎の他に、超能力者の透視トリックのネタもサブとしてあるが、このトリック自体は殆どの読者がすぐ見当付いてしまうのではないか。昔のバラエティ番組でネタばらしマジックとして公開されていたはず。 まあ、探し求めてまで読む作品ではないが、手元にあれば良い時間潰しにはなるだろう。 | ||||
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当初タイトルから、この殺人事件は、回転寿司に関係した事件だろうと想像した。ところが、次の点でしか、事件と回転寿司の間には、大きな接点が無いのだ。・最初に回転寿司に関する解説がなされている。・事件の容疑者の一人が、回転寿司チェーンを展開しつつある社長である。・事件を捜査する二人の刑事は、共に回転寿司を愛する。事件は面白い展開を見せる。しかし、この事件を、何故、回転寿司殺人事件と呼ぶのかが疑問だった。ところが、あらかた事件が解決した時点で、まだかなり残りページ数がある。この部分をじっくりと読んでみると、やはり、これは回転寿司殺人事件だと言える。最終的には、事件の性格が、うまく回転寿司で説明されている。なかなかのアイディアだ。回転寿司に関するウンチクにも満ちている。回転寿司ファンには、特に楽しい。 | ||||
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当初タイトルから、この殺人事件は、回転寿司に関係した事件だろうと想像した。 ところが、次の点でしか、事件と回転寿司の間には、大きな接点が無いのだ。 ・最初に回転寿司に関する解説がなされている。 ・事件の容疑者の一人が、回転寿司チェーンを展開しつつある社長である。 ・事件を捜査する二人の刑事は、共に回転寿司を愛する。 事件は面白い展開を見せる。 しかし、この事件を、何故、回転寿司殺人事件と呼ぶのかが疑問だった。 ところが、あらかた事件が解決した時点で、まだかなり残りページ数がある。 この部分をじっくりと読んでみると、やはり、これは回転寿司殺人事件だと言える。 最終的には、事件の性格が、うまく回転寿司で説明されている。 なかなかのアイディアだ。 回転寿司に関するウンチクにも満ちている。 回転寿司ファンには、特に楽しい。 | ||||
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和久井刑事、悩む! 初恋の人は殺人者か?心が読める超能力者として売り出し中の蓮台寺翠は、和久井刑事が小学生のときに想いを寄せた転校生。16年ぶりの対面で、実際に心を読まれてガク然!回転寿司チェーンを経営する男の愛人と知ってボウ然。そして彼女が東京と北陸を結ぶ殺人事件の容疑者になったとき、和久井は私情を捨て、苦悩の真相解明へ。 | ||||
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