■スポンサードリンク


yukonikokobegirl さんのレビュー一覧

yukonikokobegirlさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.75pt

レビュー数8

全8件 1~8 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.8:
(2pt)

宮部さんなら

他の方のレビュー読んで安心しました(笑
私だけ面白さをわからなかったのかなあ、と不安だったので。

「ブレイブ・ストーリー」が秀逸だった+宮部みゆきだったので
迷いもせず文庫で上下購入しました。
もったいないから、という理由だけで最後まで読み通しました。
私の中では宮部みゆき=ハズレのない作家さん
だったため、失望感は大きかったです。
で、こちらを読んで知ったのですが、ゲームストーリーが下敷きとしてあったんですね。
なんとなく納得。
ICO-霧の城- (講談社ノベルス)
宮部みゆきICO-霧の城- についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

なつかしい

小学生6年生の時に学級文庫で借りて、続きが気になり
授業中もこっそり読んだことを思い出しました。

子どもだったし、まったく犯人がわからなく結末に驚かされました。
記憶違いでなければ、私が読んだ版には心理試験も収録されていました。
どちらも面白くって、帰宅してからも夢中になって読んでいました。
地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)
江戸川乱歩地獄の道化師 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

純粋に面白い

続きを期待している作品の一つです。
終わり方でも続編を匂わせていますしね。

私は通でもマニアでもなく、少々の矛盾があっても全く違和感を
抱かないミステリーの多読派です。
これは純粋に楽しめました。
終わりに向かってのスピード感も良かったです。
ミステリーはトリックや意外な人物が犯人、動機・・がもちろん読みどころなんですが
私はそれ以上に、文体が気になります。
ナルシスト、自虐的な言葉。
こちらの想像を寄せ付けないほど、登場人物の気持ちを書きこみすぎちゃって余白のない文。。。
色々ありますが、米澤さんの文はあっさりしているというか、書き込みすぎてないため
話そのものに集中できて入り込めます。

そういう点も評価させてもらって、9に近い8を。

インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

まさか

ミステリー通でも何でもない人間ですので、
いつも素の状態で、何も考えずに読んでいます。
気持ちよく騙してもらいました。
ありがとうございます。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.4: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

これ以上のミステリーにはまだ出会っていない。

読んだ時期が多感な年頃であったのも
大きな要因なのだろうが、あの15歳の日。
この小説を読み終わったときの驚きはうまく書けない。
ラストを何度も読み返した。
こんなことってあるのか?!と。
そして誰もいなくなってしまったのに
この読後感の気持ちよさは何だろうと。

幸か不幸か、これ以上の上質ミステリーにいまだ出会えていない。

あまりにも有名すぎて、多くのドラマや小説にも多用されており
ミステリー慣れしている人には新鮮さがないかもしれないが
本家本元はこちらです。
これにはまって、オリエントも読みましたがクリスティーにはハズレなし。
彼女を超えるミステリー作家は21世紀に果たして現れるのだろうか。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

予備知識なしで読んだので

胃の中のものが逆流してきそうになりました。

描写が直接的すぎて、好みではありませんでした。
どんどん橋で和男が亡くなる場面、anotherでもなんか似たようなのが
あったな、と今思いだされたのですが
こういった直接的なグロ描写を好みませんのでこの評価を。

およそ人が思いつかないようなやり方で、じゃんじゃん人が殺されていきます。
ごめんなさい。ブックオフにソッコー行ってもらいました。

殺人鬼  ‐‐逆襲篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼II についてのレビュー
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

貴志さんの中ではベスト3に入る

あくまでも個人的な感想ですが、貴志さんの著作の中では
「新世界より」「青の炎」と「クリムゾンの迷宮」がベスト3です。

これは、最初の10ページほどで「絶対面白い」と確信を持ちました。
なぜこのような世界にほおり込まれたのか?
なぜ、このゲームに参加させられたのか?
話のオチとともに理由が今一つしっくりこない、との感想も聞きましたが、
私個人は、そんなことはどーでもよい、と思えるほどの良作だと思います。

ついでに言うと「シャムタンティの丘を越えて」まで買ってしまいました。
↑読んだ方ならわかると思います。


クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー
No.1: 13人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

歴史を書くときは慎重に

調べてからにして欲しい。
巻末の参考資料や、話を聞いた人などを見ればいかに偏っているのかがわかる。
立ち位置を変えれば、簡単に善にも悪にもなるのが戦争ではないか。
完全なフィクションである今回のストーリーに、
悪意のある歴史観を混ぜてくる必要はあったのか?

映画化だけはやめていただきたい。
「ジェノサイド」を映画化にするくらいなら
「悪の教典」を映画化するほうがマシだ。

ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー