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yukonikokobegirl さんのレビュー一覧

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レビュー数2

全2件 1~2 1/1ページ

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No.2: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

これ以上のミステリーにはまだ出会っていない。

読んだ時期が多感な年頃であったのも
大きな要因なのだろうが、あの15歳の日。
この小説を読み終わったときの驚きはうまく書けない。
ラストを何度も読み返した。
こんなことってあるのか?!と。
そして誰もいなくなってしまったのに
この読後感の気持ちよさは何だろうと。

幸か不幸か、これ以上の上質ミステリーにいまだ出会えていない。

あまりにも有名すぎて、多くのドラマや小説にも多用されており
ミステリー慣れしている人には新鮮さがないかもしれないが
本家本元はこちらです。
これにはまって、オリエントも読みましたがクリスティーにはハズレなし。
彼女を超えるミステリー作家は21世紀に果たして現れるのだろうか。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

貴志さんの中ではベスト3に入る

あくまでも個人的な感想ですが、貴志さんの著作の中では
「新世界より」「青の炎」と「クリムゾンの迷宮」がベスト3です。

これは、最初の10ページほどで「絶対面白い」と確信を持ちました。
なぜこのような世界にほおり込まれたのか?
なぜ、このゲームに参加させられたのか?
話のオチとともに理由が今一つしっくりこない、との感想も聞きましたが、
私個人は、そんなことはどーでもよい、と思えるほどの良作だと思います。

ついでに言うと「シャムタンティの丘を越えて」まで買ってしまいました。
↑読んだ方ならわかると思います。


クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー