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翔んで真昼の団地妻 さんのレビュー一覧

翔んで真昼の団地妻さんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6:
(8pt)

いい男を書かせたら日本一ですね

三人のいい男といい女
これで物語がつまらなくなる筈も無く。
この作者はホント、魅力的な人物を書きますね。

同じようなシチュエーションの【光秀の定理】を読んだあとですが、
嫌なデジャブ感もなく、最後まで楽しめました。

垣根氏が良く言う、

『俺はこうやって助けられてきた。お前も誰か他のヤツを助けてやれ。そうやって世界は回っていく』

このフレーズが出てきた時は垣根ファンとしてとても嬉しかったですね。
室町無頼(上) (新潮文庫)
垣根涼介室町無頼 についてのレビュー
No.5:
(4pt)

雑。とは言いすぎでしょうか

彼女のシリーズ全般に言えると思うけど、キネシクスいるんかい?
キャサリン・ダンスの能力が今回も見えないです。
リンカーン・ライムで強力なハード面での能力を活かしてるのだから
キャサリンにはソフト面での非凡さで物語を読みたいな。

なんか『女性捜査官の恋に仕事に育児のちょっぴり風変わりな日常』
ってな風に見えてしまいます。

【AからBへ、跳んでXへ】キャサリンの十八番ですが、ミステリーでこれやっちゃダメでしょ。
特に今回はヒドいなぁ。
ラストの数ページで大急ぎで畳んでみた印象です。

シリーズ4作までずっともやもやさせられていた案件は5作目からはなくなるようですが、
もう読まないかな。
煽動者 上 (文春文庫)
ジェフリー・ディーヴァー煽動者 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

花村の代表作はこれ!

恋愛要素が入ると途端に白ける私ですが、序盤から最後まで熱中しました。
鷲津と倫子も良かったのですが、中嶋の倫子を思う気持ちが最高でした。
特に印象に残ったのが、倫子の脱ぎ散らかした靴を揃えることに喜びを感じる中嶋。それを知っててわざと脱ぎ散らかす倫子。
性的描写の無いエロスなシーンでした。

物語はこの頃の花村のテーマ『疑似家族』から一歩抜け出して『群れ』なのかなと。
極端な価値観。あまりにも過剰な自意識。圧倒的な暴力。
やはりこの頃の花村は最高です。芥川賞作家とは思えないテンポの良さ。

いつか鷲津・中嶋・麗子の続編が見られたらどんなに幸せなのでしょう。
二進法の犬 (カッパ・ノベルス)
花村萬月二進法の犬 についてのレビュー
No.3:
(8pt)

新ジャンル青春歴史小説

テンポの良さはさすが垣根!
明智光秀を題材にしてますが、アキシリーズの外伝かと思うくらいです。
主要人物三人の気持ちよさ、その成長。
新ジャンル青春歴史小説って感じです。
信長sageしてるのかと思いきや、信長もやはり魅力満載でした。
垣根氏はしばらく元気がないと思ってましたが、どんどん書いて欲しいです。

光秀の定理 (角川書店単行本)
垣根涼介光秀の定理 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最高峰のエンターテイメント


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ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.1:
(4pt)

池井戸ジェネレーター


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陸王
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