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のぶくん さんのレビュー一覧
のぶくんさんのページへレビュー数29件
全29件 21~29 2/2ページ
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面白く読みました
主人公は元刑事の女性<牧しずり・36才>で、退職するきっかけなった事件をある出逢いにより調べることになります 心に傷を負ったしずりの切ない恋愛を軸に謎解きが進みますが、最後はちょっと意外な展開で終わりました 警察小説が好きな私ですが大沢在昌を読むのは初めてで、確か本棚に『新宿鮫』が埋もれていたはずなので、気が向いたら読んでみます |
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読書好きには評価の高い短編集ですが、いい年の私にはちょっと合わない話が多かったですね
しかしその中でも『陽だまりの詩』には心を動かされました 愛すれば愛するほど死の意味は重くなり喪失感は深くなる。愛と死は別のものではなく同じものの表と裏だった。 作中に出てくるこのフレーズは珠玉の一篇ですね この短編を読めたことで、『ZOO』は私の記憶に留められることになりました 乙一さんには中田永一という別名義があり、こちらの作品はとっても読みやすい「まともな」短編~中編です 『百瀬、こっちをむいて』『吉祥寺の朝比奈君』『くちびるに歌を』 今までに3冊読みましたがどれも読後感の良いさわやかな小説です |
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秀作です
バブルの頃に長崎から東京の私立大学に入学した世之介の1年間を綴ったお話です 私の大学時代と同時期で、あの軽薄で浮かれた世相や学生生活がよく描かれていたと思います 世之介は、確かにこんな奴いたなぁと思えるような純朴ないい奴なんですよね 途中、友人や恋人の20年後の現在を描いた章が挟まれていて、それぞれ現実と向き合いながら生きている姿が、かつての世之介を活き活きと際立たせています またその中のある章で世之介がたどった運命が分かるのですが、その後の本編は緊張感を持って読んでしまいます 世之介はいい奴で、いい友人で、いい恋人で、いい息子です 読みながらこんな奴、確かにおったなぁ、誰やったかなぁ・・・・、そうか、私か・・・・ と思ってしまい、感情移入してしまう方が私以外にもおられると思います |
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時代は前後しますが『ダーティ・ホワイト・ボーイズ』の続編といってもいいくらい関連していますので、これは先に読んでおくべきだと思いました
バイオレンス&アクションものというよりはミステリー色の濃い小説でした 『極大射程』と同じく勧善懲悪がバックボーンであり、やはり悪代官みたいなのが出てきますが、主人公ボブが父の死の真相を解明していくことがストーリーの中心です 読んでいる途中、出てくる拳銃やライフルのことを調べようとネットのまとめサイトを見ていた時にあるネタバレを読んでしまい、愕然としましたが・・・・ アメリカ小説や映画によくある父と子の確執や関係性、家族の絆をサイドストーリーとし、面白く読めました |
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面白かった!
共に当代アメリカのベストセラー作家ジェフリー・ディーバーを4冊読んだあとでのマイクル・コナリー2冊目で、どうしても比較してしまいます こちらはどんでん返しも無く、ジェットコースター的な展開もありませんが、背景や設定、話の流れに無理がなく良質なノンフィクションを読んでいるように小説世界をリアルにイメージすることができました 終盤はたたみかけるように緊張感のある展開で、久しく無かった小説に挑むという感覚を覚えました 惜しむらくは、何かの書評に書いてあったように作品を発表順に読んでおくべきでした ということでその反省をふまえ、次はマイクル・コナリーの第一作からハリー・ボッシュのシリーズを順に追っていくつもりです まだ2作を読んだだけですが、マイクル・コナリーへの期待はとっても大きくなっています |
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この年になるとハードなバイオレンスものは読みにくくなるのですが、けっこう面白かったです
極悪非道な脱獄囚が主人公のピカレスク小説で、追う者と追われる者の緊張感、また平行して展開する追う者のゲスなサイドストーリーにはらはらさせられます スワガー・サーガでは番外編に位置つけられていて、『ブラック・ライト』では当の脱獄囚の父とボブ・リー・スワガーの父アール・スワガーの関連からストーリーが始まっています スワガー・サーガの先は長いですが頑張って読んでいきます |
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以前、本好きの友人が読んでいて気になっていた本です
往年の名スナイパーが罠に陥れられ、汚名を着せられるが、逆境を跳ね返し最後には敵を倒すという、アメリカ人好みの勧善懲悪モノのお話です しかし単純明快というわけではなく、重厚な背景や練られた伏線にミステリ小説の醍醐味を味わうことができました 読了までに約2週間かかりましたが充実した良い時間でした |
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ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライム以外のお話を読んでみました
特殊な設定でしたので自分でもその状況を考え込みながら読み進めました 終盤にはあっ!とうならせるようなどんでん返しがあり、さすがでした この作家の力量といえばおこがましいですが、再確認をいたしました |
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初めてのマイクル・コナリーとしてこの本を選びました
派手などんでん返しやジェットコースター的な展開はありませんが、 リアリティのある設定と進行で、納得しながら読むことができました この本は十分に楽しむことができましたので、安心して、次はHBシリーズに進めると思います |
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