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yattazetaketyan さんのレビュー一覧

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レビュー数8

全8件 1~8 1/1ページ

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No.8: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

また、泣く作品に出会えました


▼以下、ネタバレ感想
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クローズド・ノート (角川文庫)
雫井脩介クローズド・ノート についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

切ないけれどこれが現実


▼以下、ネタバレ感想
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明日の記憶 (光文社文庫)
荻原浩明日の記憶 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

消化不良ではなく満腹感が味わえる


▼以下、ネタバレ感想
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死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

宮部嬢の作品の中では欠かせないと言える


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蒲生邸事件 上 (文春文庫 み)
宮部みゆき蒲生邸事件 についてのレビュー
No.4:
(8pt)

地震防災には目から鱗!


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M8 (集英社文庫)
高嶋哲夫M8 エムエイト についてのレビュー
No.3: 7人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズの中では秀逸!!

誰かの推薦に「十角館の殺人」「水車館の殺人」「時計館の殺人」の順に読むのがよいとありましたので、そのように読んでみました。この館シリーズに言えることは、殺人の動機に固執するのは意味がないということです。というのも人がたくさん殺されます。こんなにたくさんの人を殺す動機にしては、あまりにも短絡過ぎるところは否めないと思います。しかし読みどころはそこではなく、ミステリー小説の神髄であるトリックやその展開及び謎を解く過程にあるのだと言うことを、この「時計館の殺人」で実感しました。館シリーズの中でも「時計館の殺人」はとても巧妙なトリックと展開で楽しめます。勿論、先に述べたように「十角館の」殺人から読むことで、その背景がよく分かるので、これもはずせませんし、何よりも作品が書かれた年代順がそのようになっているから、綾辻氏の作品の練り上げが完成度を増したとも言えるでしょう。この作品に対する他の方のレビューを見る限り、絶賛する一方で「面白くない」という方がいらっしゃいますが、おそらくそれは、文系と理系の違いにあるかも知れませんね。私は理系です。だから迷わず「時計館の殺人」推薦します。そんな方に読んでもらいたいですね。
時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.2: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人ってわからない・・・

多くの方がレビューで記しているように、警察の追求の甘さや裁判決定に至る背景の乏しさは否めませんが、この小説の最も注目すべき点は「人ってわからない」ということではないでしょうか。武内真吾のキャラクターが前面に押し出され衝撃的だから「こんな人居たら怖いなあ」とか「こういう人うちの隣にもいるよ」なんて事に集約されてしまうのだけれど、介護に疲れても理解してもらえない自分がいたり、嘘偽りなく述べても旦那に理解してもらえない自分がいたり、脳天気に目の前に見えるごく一部を現実と捉える男や決定を下せない優柔不断(人任せ)な男は、みんなどこか自分に当てはまるのではないでしょうか。つまり自分のことを他人に理解してもらうと言うことは、難しい。多かれ少なかれそんな体験ありますね。犯罪につながってしまうと「確信犯」といわれますけど、疑いもなく自分のしていることを常識と信じている人はたくさんいます。そういう私も、ある部分ではきっとそうなのではないかと思います。だから「人って分からない」そのテーマを突きつけられて、世の中を一歩引いて客観視できないものかと、考えさせられます。
無理なんですけどね・・・。そんな小説です。実に面白い。秀作です。

火の粉 (幻冬舎文庫)
雫井脩介火の粉 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

息子を持つ父親として共感します

日航ジャンボ機墜落を新聞記者として追う姿がテーマになっているので、そちらの感想が散見される中、私は父親と息子の関係にある、多くの父親の苦悩を表現している背景に胸を打たれました。まさに私もこのような感想を抱く父親の一人です。息子はいったいどのように自分を観ているのか、どのように息子に接していいのか、日々悩む自分には、勇気づけてくれるような作品でした。決してきれいな解決策を提示してくれているわけではありません。期待されて読まれると困りますが、「俺と同じ気持ちの人がいるんだな」と思うと、なんだか熱いものがこみ上げてくるといった感じです。東野圭吾氏の「トキオ」以来の感動を覚えました。
クライマーズ・ハイ
横山秀夫クライマーズ・ハイ についてのレビュー