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あんみつ さんのレビュー一覧

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レビュー数26

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6: 7人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
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ハサミ男の感想

とても面白い作品でした。
叙述トリック、どんでん返しとわかっていても、見事に騙されました。
ハサミ男の視点と、若手警官の視点で展開します。
それぞれの視点を注意深く読んでいるつもりでしたが、それでも相違に気づきませんでした。
少なくとも私は違和感なく読み進めてしまいましたし、違和感を感じさせない文章なあたり、さすがだと思います。
気づいた後、ここはこういう意味だったのかと驚きました。
面白い作品なので、理解した後、読み直そうという気持ちも起きました。
女子高生は誰に殺されたのか、そしてハサミ男自身について、1冊で2つの謎解きを楽しめます。
ただ、後半少し表現がグロテスクかもしれません。
苦手な方はご注意を。


▼以下、ネタバレ感想
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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.5: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

七回死んだ男の感想

SFミステリー作品。
SF設定がおまけのようだったり、ただの環境条件に過ぎない作品もありますが、この作品は推理する上でSF設定がすごく活かされています。
うまい言葉が浮かびませんが、ミステリーとSFがとても良い相乗効果を出している気がします。
登場人物は割と多めですが、個性がたってますし、一方で極端に鼻につくこともありません。
テンポも良く、どこかコミカルさもあります。
最後にどんでん返しというか、「えっ」という驚きもあり、まったく飽きずに一気に読んでしまいました。
面白く、そして読みやすい一作だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

火車の感想

上からな意見のようで申し訳ないですが、宮部みゆきって凄い作家だ!と思える作品でした。
ミステリーとしても、社会風刺としても素晴らしい作品です。
私はまだ宮部みゆき先生の作品は「火車」の他には「理由」と「レベル7」しか読んでいませんが、その二作に比べ、登場人物の個性が強すぎず、嫌みがない点も良かったです。
事件が二転三転し、被害者加害者の事情が明らかになる過程で浮かびあがる社会的問題。
社会的問題についても深く調べられ、丁寧に記されており、わかりやすく、そして恐ろしくもありました。
ミステリーとしても社会風刺としても、本当に素晴らしい作品です。



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火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.3: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
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時計館の殺人の感想

綾辻先生の館シリーズはどれも面白いですが、個人的にはこの作品が一番好きです。
館シリーズを読んでいる方はご存じでしょうが、作品によっては、島田潔か河南くん、片方の活躍に寄っているものもあります。
しかし、この作品は2人ともそれぞれ活躍している点が、まず嬉しいです。
また、時計館ということで、時計を使ったトリックとは踏んでいましたが、それに関しても二重の意味があり、驚かされました。
隔離された環境下での連続殺人という王道ミステリとしても、叙述トリック作品としても、大変素晴らしい作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

迷路館の殺人の感想

館シリーズ3作目
綾辻先生の館シリーズ安定の面白さです
王道の館、密室、連続殺人ですが、王道でありながら毎度驚きがあり、新鮮です
犯人は誰か、作者は誰かという、二重の謎解きと叙述トリックは見事です。
作者は後々の作品にも大きく関わりますし、館シリーズが気になる方は、発行順通りに是非読んでほしいです。
とても面白い作品でした。

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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
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十角館の殺人の感想

新本格ミステリとして、とても有名な作品であり、綾辻先生の代表作ですね。
外部との連絡が取れない離れ小島、密室殺人からの連続殺人と、かなり王道な設定でありながら、そこに見事に叙述トリックも仕込んでぃます。
この作品で言葉の力というか、一文の破壊力のようなものを体感しました。
登場キャラクターの魅力も良かったです。
人によっては鼻につくかもしれませんが、私は個性があって好きでした。
綾辻先生の作品は文章も読みやすく、十角館はテンポも割と良いので、一気に読めてしまうと思います。


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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー


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