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シールドルームスキー さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.40pt

レビュー数10

全10件 1~10 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.10:
(5pt)

デスゲームではないし、倫理観がおかしい


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午前零時の評議室
衣刀信吾午前零時の評議室 についてのレビュー
No.9:
(5pt)

魅力的なパッケージの中には何も入ってなかった


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一次元の挿し木 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
松下龍之介一次元の挿し木 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

白井智之だけ別世界を生きている

作者独自の世界観が心地よく
その世界観にマッチした推理、ロジックに溺れる
特に「天使と化物」の多重推理は他のミステリ作家の多重推理、多重解決とは明らかにレベルが違っている
オールタイムベストの短編かもしれない
ぼくは化け物きみは怪物
白井智之ぼくは化け物きみは怪物 についてのレビュー
No.7:
(5pt)

テーマに対してライトすぎる

冤罪や加害者家族の被害と被害者家族の苦しみといった警察小説としては直球なテーマに正面から挑んでいる割には読みやすい。
ただ、読みやすさの判明、テーマと文体が一致しておらず、物語の起伏も欠けるのでイマイチ乗れなかった。
ほとんど障害らしい障害がなく、次々と新証言が聞けてしまうのはいかがなものか…。
また、ページを飛ばしてしまったかと思うところがあるくらいに、書いていて欲しいことが書いてないのが残念だった。
責任
浅野皓生責任 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

良い意味で乱歩賞らしくないコメディミステリー

良い意味で乱歩賞らしくない作品。
とにかくテンポが良く、リーダビリティに富んだ作品。

ただミステリーとして、乱歩賞受賞作として読み応えがあるかというと……。
読み終わってすぐに別の新人賞の受賞作かと素で勘違いした。

落ちこぼれだったはずの主人公がまったく落ちこぼれ感はなかったり、
現代的とは思えないコテコテの出版社の描写など、
ツッコミどころはあるものの、読んでる間は気にならない。

乱歩賞だと気負って読まなければ、面白いです。
フェイク・マッスル
日野瑛太郎フェイク・マッスル についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

酷いオチ


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雷龍楼の殺人
新名智雷龍楼の殺人 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

真相をどう考えるか

まずコードギアスが好きだと、より楽しめる。
特殊設定の使い方は面白く、真相も予想外だが、推理不可能。
特殊設定の後出し説明が気になる程度には多いので、その分、少し評価を低くくしたい。
星海社のミステリーの中では一番の出来かもしれません。
少なくとも本ミス候補だった「涜神館殺人事件」よりは、かなり面白い。
永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした (星海社FICTIONS)
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最近のメフィストでは一番

青春小説として出来が抜群です。
「死ぬべきときに死ねなかった高校生」の苦悩がリアルで、山田を取り巻く環境の描き方も時折感じるショッキンさがとてもいいです。
旧来のメフィスト賞的なミステリー作品ではありませんが、一読の価値があります。
死んだ山田と教室
金子玲介死んだ山田と教室 についてのレビュー
No.2:
(5pt)

本格愛を感じるミステリーですが、ヒロイン愛を感じません

それほど「犬神家状態」ではありません。
ヒロインをはじめとする登場人物たちの扱いに不満が残ります。
しかし、ミステリーとしての出来は悪くないです。
トリックも面白いです。
天狗屋敷の殺人
大神晃天狗屋敷の殺人 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

「本格職人」という煽りもあながち嘘ではない

カッパ・ツーの中では「名探偵は嘘をつかない」の次に好みです。
トリックそのものについては前例があるように思いますが、トリックの使い方がうまかったです。
また、前後半で読み味が一気に切り替わるのも引き込まれます。
伏線の貼り方、回収はとても丁寧で、今後が期待できる作者です。
あなたに聞いて貰いたい七つの殺人