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No.23
バイロケーション
法条遙
バイロケーションの感想
No.22
仮面病棟
知念実希人
仮面病棟の感想
No.21
福家警部補の追及
大倉崇裕
福家警部補の追及の感想
No.20
名探偵のままでいて
小西マサテル
名探偵のままでいての感想
No.19
罪人の選択
貴志祐介
罪人の選択の感想
No.18
鴉
麻耶雄嵩
鴉の感想
No.17
誰も僕を裁けない
早坂吝
誰も僕を裁けないの感想
No.16
機龍警察
月村了衛
機龍警察の感想
No.15
彼女はひとり闇の中
天祢涼
彼女はひとり闇の中の感想
No.14
イン・ザ・プール
奥田英朗
イン・ザ・プールの感想
No.13
145gの孤独
伊岡瞬
145gの孤独の感想
No.12
幽霊人命救助隊
高野和明
幽霊人命救助隊の感想
No.11
インドラネット
桐野夏生
インドラネットの感想
No.10
民王 シベリアの陰謀
池井戸潤
民王 シベリアの陰謀の感想
No.9
血の雫
相場英雄
血の雫の感想
No.8
隻眼の少女
隻眼の少女の感想
No.7
連続殺人鬼カエル男ふたたび
中山七里
連続殺人鬼カエル男ふたたびの感想
No.6
あなたが消えた夜に
中村文則
ちょっと異色
No.5
果つる底なき
いまいち
No.4
地面師たち
新庄耕
掘り下げ不足の感あり
正直なところ、全く怖さは感じられなかった。本書はホラー小説というより、SFミステリー小説であろう。
自分と同じ個体が出現するというドッペルゲンガー的現象(この小説ではバイロケーションと称す)は、所詮絵空事である。SF の世界でのお話しに過ぎないので、それを怖がること自体滑稽なことに思える。
ヒリヒリするような怖さという物は、自分にも現実に起こるかもしれないからこそ、そこに生ずる。それこそが真のホラー、すなわち怖さ・恐怖なのである。
当方が楽しみたいのは、そんなホラー。次回こそ、そういうホラー感たっぷりの小説を読んでみたいものだ。
さて、この本。そんなホラー感より、この現象をどう収束させるのか?
『もう一人の自分(バイロケーション)を何とかする会』とは何なのか?
会の責任者飯塚の目的は?
こういうミステリー的要素や最後の結末を楽しむ本であると思う。
結論である。
正直、当方あまり楽しめなかった。
ちょっと合わなかったと思う。
読みながら、少々リアリティーに欠けた都合のよい展開に、欠伸が出る始末である。
もう一度、丁寧に伏線を含めて読み返すと面白いのかもしれないが、それはしないと思う。
アマゾン評価の2点としたい。