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白髭9 さんのレビュー一覧

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レビュー数10

全10件 1~10 1/1ページ

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No.10: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

沈黙のパレードの感想

またまた傑作に出会ってしまった。これだから東野作品はやめられない。
相変わらずの湯川の推理の鋭さに脱帽。言われれば至極ごもっともな指摘なのだが、作品を読んでいる最中には何故かスルーしてしまっていた。作者の描写の巧みさが現れているように感じた。タイトルに気を取られてしまったこともあるかもしれない。
その辺については本の帯の書き方が上手で、真相に辿り着いた時の衝撃はかなり大きかった。湯川の、そこの話の持っていき方が個人的には好き。
また、私が好きな他のガリレオ作品について触れられている部分があるのも、個人的には嬉しかった。
この作品も、また機会を作って読み直したい。
沈黙のパレード (文春文庫 ひ 13-13)
東野圭吾沈黙のパレード についてのレビュー
No.9: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

新参者の感想

東野圭吾氏の作品にハマるきっかけとなった作品。
ドラマから見てハマり、本は読んでなかったので、何となく内容は分かっていながら読了。
加賀恭一郎の良さが余す所なく描かれており、最後の章の展開に至っては、これまでの流れが集約され、感動。最高の作品でした。
改めて加賀シリーズが好きになる作品。

▼以下、ネタバレ感想
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新参者 (講談社文庫)
東野圭吾新参者 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

逆転美人の感想

すごく記憶に残る作品でした。
思ってた方向とは違っていたが、トリックはシンプル。だが、なかなか気付きにくい作品。説明は丁寧でした。伏線も一通り回収しており、読後のすっきり感もあります。
作中のトリック(種)に気付いたら鳥肌ものでしたが、追記の最後を読んで、また同じように鳥肌が立ちました。上手いですね。
このような難しくない、けど、簡単にはわからないような作品、そして、そのような作品を書ける著者が増えて欲しいと切に願います。
この著者の他の作品も読んでみたいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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逆転美人 (双葉文庫 ふ 31-03)
藤崎翔逆転美人 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

幻夜の感想

長ーい休養期間(読書から離れた期間)があったため、全体の内容についてはコメントできないが、白夜行のような面白さがあった。
白夜行の内容もうろ覚えなので、機会あればまた読み直してみたい。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))
東野圭吾幻夜 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

赤い指の感想

TV版を見た後に原作を読んだけど、とても面白かった。
加賀恭一郎の真骨頂とでも言うべき作品なのでは。

クライマックスのやりとりは圧巻で、一気に読んでしまった。
赤い指 (講談社文庫)
東野圭吾赤い指 についてのレビュー
No.5: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

白夜行の感想

読了したあと、なぜかまた最初から読みたくなった。

19年にも及ぶ長い物語になっているが、中だるみとかは特になく、むしろ、具体的な表現こそされてないものの、読みながらいろいろな部分のつながりを感じることができて、とても面白かった。今度、ぜひ「幻夜」も読んでみたいと思う。

あと、題名と表紙の写真はとても意味深いなぁと感じます。

▼以下、ネタバレ感想
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白夜行 (集英社文庫)
東野圭吾白夜行 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

容疑者Xの献身の感想

東野圭吾作品はけっこう好きなんですが、これもとても面白い作品でした。
どんな形で真相が明かされるのか、想像しながら読み進めていったけど、事件の真相(トリック)を知って驚きました。予想の斜め上あたり。
石神の設定も、やたら自分と重なる部分があり、変な共感(?)を持ちながら読んでました。
「献身」というタイトルの意味も考えてみると、真相を知って合点がいくというところ。読み応えはとてもありました。
結末も賛否両論ありそうですが、「それで終わるしかないよなぁ」という感じでした。
深い愛情に驚かされるオススメの作品です。

ちなみに本格云々については触れないでおきます。初心者なので。
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野圭吾容疑者Xの献身 についてのレビュー
No.3: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

そして誰もいなくなったの感想

 十角館を読んで、そのもととなったのがこの作品ということで、「一度は読んでおこう」ということで読んでみたけれど、これはかなり面白かった。こんな作品が30年も前に出ていたと思うと、ただ驚くばかり。
 最初の方は、海外物のせいかちょっとダラダラしてた感じがあって、「読み切れるかなぁ?」とちょっと不安になったけど、だんだん進むにつれて、登場人物の心境が変化していく様子がうまく書かれていて、引き込まれるように読んでいけました。
 最後の真相も、無理のないもので、十角館のときのようなガッカリ感はなかったです。最後まで犯人が分からなかったので、真相を読んで驚きプラス納得。
 「いつかはこれを越える物を読んでみたいなぁ」と思える名作でした。
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火車の感想

解説にもあるように、単なる推理小説ではなく、社会の闇の部分にもしっかり触れている作品でした。
書き方が丁寧で、読みながら、一緒に推理したり、捜査しているような気持ちになってきます。
最後の終わり方には賛否両論あるとは思いますが、「本間が推理した通りの内容だから触れなかったのかな?」と勝手に解釈してます。
徐々に事件の真相に迫る、その緊張感がこちらにも伝わってきそうな書き方はよかったです。
火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

泣けた!

初めての小説だったのですが、読んでいるうちに物語に引き込まれていってました。
特に平介の気持ちはすごく理解できる。ただ、最後の終わり方がいろいろな解釈ができそうな終わり方だったので、読む人それぞれで感じ方が違うのかな?と思いました。そこがおすすめです。

▼以下、ネタバレ感想
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秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー