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こじたん さんのレビュー一覧
こじたんさんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.16pt |
レビュー数25件
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良い小説を読んだ。これが読後の感想です。戦後まもない六甲を舞台に一人の少女と二人の少年の交流が、丹念にかつ巧みな描写で描かれています。特に少年たちの心理描写が絶妙で、昔を思い出してしまいました。
そこにミステリー的要素も持ち込まれ、最後まで目が離せません。最後の数ページは哀しくも切ない気持ちになりました。 |
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非常に面白かった。それがまず読後の感想です。非常に重厚なストーリー。近未来の日本を暗示しているかのようなリアリティ。中身がぎっしり詰まった小説です。正直、このシリーズを読み始めたときは、既視感のあるネタばかりで果たしてこの先どうなるのかと思いましたけど、諦めずに読み進めてきて良かったです。映画化もありえそうですが、観たいような観たくないような…
次は、いよいよこのストーリーの主人公と言える姿警部をフューチャーした話になるのでしょうが、ここまでハードルを上げといて果たしてどんな話になるのか笑 非常に楽しみです |
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果たしてミステリーなのか疑問ですが…笑
女三代の歴史絵巻です。不思議な力を持った祖母、暴走族上がりの漫画家母、何も持たない孫娘。昭和からの歴史を踏まえながら華麗なビューティフルワールドが展開されます。ミステリーとして読むのは多少無理がありますが、この世界観にどっぷりハマれる人にはとても面白い小説です。 |
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相変わらず、サクッと読めるこのシリーズ。今回は、所轄内で起きる事件に加え、他の省庁も絡む事件や娘の個人的な事件まで複数のことが複数同時並行的に起きます。それに対して相変わらず原理原則をモットーに仕事に臨む竜崎署長。今回も頷かされるセリフが多数出てきます。ただ、こんな人は中々いないでしょうね~。いたらうっとおしいけど頼りになるだろうに…このシリーズの特徴として、事件は会議室で起きていることが挙げられます笑
現場での出来事はほとんど描写されず、ストーリーは竜崎と部下や同僚との会話で進んでいきます。それも醍醐味です |
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ある女流作家が人気の絶頂で絶筆したのは何故か!?彼女の人生を振り返りながら、その謎を追いかけていく作品です。最初は特段動きもなく、ストーリー自体もありきたりのような感じがありました。しかし、徐々に何故女流作家は一流たりえたのか、素晴らしい作品を生み出すことができたのかが明らかになるにつれて、作家としての業の深さや作品を生み出す過酷さに圧倒されていきます。
ひとつ気になったのは、モデルはいたのか!?想像力だけでこの作品は執筆されたのか。物語の謎とともに、この小説自体が読書へのなぞかけになっている非常に珍しい小説だと思います。 |
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これまでに何度も取り上げられてきたようなネタが満載です。新鮮味は確かにありませんが、登場人物やテンポよく進むストーリーのおかげでサクサクと読めました。
ただ、シリーズ1冊目なので、続編が気になるように話が進むので、そこはスッキリとしませんでした。このあたりの話の作り方は、さすがアニメの台本を数多く手がけてきた作者だなと思います。 |
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あっさりと読めました。最後の数ページに驚きの展開があってそこがクライマックスですが、そこまでの展開は淡々と進んでいく感じです。おそらく、それこそが作者の狙いだったのでしょうが、あまりに淡々としすぎて印象には残らなかったです
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シリーズ最終作。いよいよクライマックスを迎えて…といきたいところでしたが、話がやや荒唐無稽すぎるし、釈然としない展開もあって、やや残念。それでも3巻引っ張ってきただけの面白さはありました
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この小説ではいくつもの謎が組み込まれています。冒頭の殺人事件の謎、主人公の弁護士の過去、その弁護士が手がける訴訟案件の行方…これらが絡み合い、最後には驚きの結末が待っています。また、この小説のもうひとつのテーマは、タイトルにもあるように「贖罪」です。罪を犯した人間はいかに罪を償うのか…作中の教官の言葉は重みがあります。主人公の弁護士のモデルは明らかに神戸児童殺傷事件の犯人で(本名とか…)、彼に対するメッセージも込められているのかなと思いながら読みました。
読みやすく、ストーリーも面白かったのですが、テーマが盛り込まれすぎて、少し印象に残りにくかったのが残念でした。それでもオススメの小説です。 |
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シリーズ第2弾。徐々に明らかになる陰謀。描写や設定にツッコミどころは多いような気はするが、非常に読みやすくストーリーは面白い。ただ、果たして3分冊する必要はあったのだろうか…とにかく続きが読みたい。
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シズカという一人の女。その女は何者だったのか…を描いた小説です。一つ一つの短編の筋は面白いのですが、肝心の「シズカ」の描き方に納得できず…どこか惜しい作品でした。
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対照的な女性警官を主人公に、SAT・SITが誘拐事件に取り組んでいくというありそうでなかった小説です。非常に展開がスピーディで読みやすく、面白かったです。
ただ、完全に連続小説なんですね…おかげで2・3も購入することになりそうです… これからまだまだ面白くなるという期待を込めて、7点です。 |
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3.5となっているように、シリーズの小休止的作品。ただ、中身は充実の短編集になっている。今回の主人公はこのシリーズの名脇役の伊丹刑事部長。彼が巻き込まれる様々な出来事の解決に竜崎が助言していくという流れでストーリーが進んでいく。この二人のやりとりはやはり面白く、シリーズを読んだ人間ならニヤリとするようなネタもある。シリーズを読んだことがある人には是非ともオススメ。
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元になっている紅楼夢は読んだことは無かったが、中国の豪華絢爛な時代を味わうことができる作品。ただ、登場人物が異常に多く、事件が起きても誰が殺されて、その関係者が誰か追いかけるのが非常に大変。推理小説としてではなく、伝奇小説と思って読んだほうが楽しめるかもしれない。
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犯人は最初に明らかにされており、犯人と探偵のやり取りを楽しむのがこの作品の醍醐味。部屋の扉が開かれるのを先延ばしにしたい犯人と、扉が閉じたままになっている理由を探し出そうとする探偵の会話が緻密で楽しめます。ただ、犯人と探偵のキャラクターはとっつきにくく、そこがこの作品を楽しめるかどうかの分かれ目になってくるかも…
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シリーズの中では異色の作品ではなかろうか。
もはや警察小説ではなく、竜崎が恋に悶え悩む姿をひたすら読み続けるだけ。 それはそれで面白いんだけど、読者が求めるものでは無いような… アメリカ大統領の暗殺計画を巡って…という警察小説らしいテーマもあるものの、竜崎が煩悶する姿にはそのテーマも霞んでしまって印象に残らない。 なんとも評価するのが困難な作品。 |
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中世ヨーロッパ、魔術が使える世界が舞台のこの作品。
「魔術が使えること」が「犯人を発見する論理」にどのように影響を及ぼすのかが肝になってくるわけですが、この点を楽しめるかどうかがこの作品の評価の分かれ目です。私は最後の犯人を指摘するクライマックスまでは楽しめたのですが、最後の最後が・・・ 少し強引な論理展開に置いていかれそうになりました。 ただ、この作品の独特な世界観は楽しめましたし、何より登場人物が魅力的! またこの登場人物で違う作品を読んでみたいです |
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