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No.14
真夜中のマーチ
奥田英朗
真夜中のマーチの感想
No.13
青の炎
貴志祐介
青の炎の感想
No.12
中国毒
柴田哲孝
中国毒の感想
No.11
謀略の首 織田信長推理帳
井沢元彦
謀略の首 織田信長推理帳の感想
No.10
卒業―雪月花殺人ゲーム
東野圭吾
卒業―雪月花殺人ゲームの感想
No.9
RYU
RYUの感想
No.8
銀座ブルース
銀座ブルースの感想
No.7
太陽の塔
森見登美彦
太陽の塔の感想
No.6
裏庭
梨木香歩
裏庭の感想
No.5
幽霊人命救助隊
高野和明
幽霊人命救助隊の感想
No.4
パラドックス13
パラドックス13の感想
No.3
ソウルケイジ
誉田哲也
ソウルケイジの感想
No.2
バベル島
若竹七海
バベル島の感想
No.1
モノレールねこ
加納朋子
モノレールねこの感想
そんな本に当たれば、ほんとうに寝るのも忘れ読み続けてしまう。
逆に 途中で気乗りのしない作品にあたってしまうと、ついつい 途中で他の本に手が伸びてしまい、進まない頁が更に停滞してしまう。
そんな訳で 現在6冊を回し読み中、ということは6冊すべて大したことがない、という悲しい現実ではあるのだが (;´д`)トホホ…
この作品は、コンゲーム的要素を取り入れたクライムノベル。
一言で言えば、詐欺まがいの方法で集めた10億円を巡り 3組の凌ぎ合いをするストーリー。
とはいえ、この手の作品の常道で ポップには仕上げてあり、少々の犯罪など吹き飛んでしまう爽快感はある。
が、いいところといえばそれくらいで、プロット、スピード感、人物描写、リアリティ、全てにおいて 中途半端で浅すぎる。
特に、思いのほか 迫力のないスピード感、いまいちキャラクターがありきたりで中途半端な登場人物、コミカルチックにしたかったのだろうがそれも弱いし、完全犯罪といいながら 手抜きの計画は作家の怠慢か能力か(;´д`)トホホ…
これが例えば、道尾秀介「カラスの親指」なんかだと、徹底的にストーリー構築しキッチリと笑いを取っているし、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」「グラスホッパー」なんかだと、圧倒的なスピード感と悪役が憎々しいほどにワルであるので 主人公との対比でキャラクターが引き立ち 作品にのめり込んでしまう。
もし、これらの作品を読む前に この作品を手に取っていれば、もう少し違った感想になったのかもしれないが。
とはいえ、病人を病院を徹底的にパロディー化した かの名作「イン・ザ・プール」や、圧倒的なキャラクターを描ききったクライムノベル「サウスバウンド」と同じ作者かと思うと、相当に残念な作品。 了