子どもたちは夜と遊ぶ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

子どもたちは夜と遊ぶの評価:

3.86/5点 レビュー 80件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(3pt)

物語としては凄い

上巻以上に下巻の展開は激しく、引き込まれて一気に読みました。
伏線の張り方は凄い。
そこそこ推理小説を読み慣れている人には、犯人やその他細々としたネタが上巻でばれてしまうかもしれませんが、3個分かっても4個分からない・・・くらいには、色んな伏線が、あっと思うところで回収されていて鮮やか。
ただちょっとうーんと思ったのは、分かり易い悲劇と、登場人物のキャラクター的な所。
悲劇の中にも救いがある・・・それはとてもいいメッセージだと思うのですが、些か主人公(犯人?)よりで、劇中の被害者に対する配慮があまりなかったかなぁと思います。
罪を償ってこその救いだと思うので、途中面白かっただけに、結末はちょっと足りない感じがしました。
子供が抱えている苦しみや葛藤には、よく同調した作品だと思います。
だからこそ、小説である上のキャラっぽさや、酔いやすい悲劇、悲劇があるから仕方無かったと安易に思ってしまうような結末は、避けて欲しかったな、と。
子供が求める、可哀そうで悲劇でかっこよくて、同調するわ。という部分に、それ以外の答えを見つけてほしかった。
でもまぁ、推理小説としてはとても面白かったです。
一気に読みたくなると思うので、時間を持って、出来れば夜に、じっくりと読んでみてください。
子どもたちは夜と遊ぶ (下) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ (下)より
4061824309
No.5
(3pt)

やや強引な印象

物語の中盤辺りから終盤にかけて、どんどんページをめくらさせられます。
が、オチにあたる部分が「知らねぇワケねーだろ〜?」的に強引過ぎるのと、登場人物の
描写が浅いせいか、犯罪を犯す人たち(主犯以外も)の動機が弱すぎるような印象を受け
ました。
またヒロインが作中、男性から「姫」扱いを受けている設定になっていますが、読んだ男
の意見としては、逆に男に嫌われるタイプの女性のような気がします。
著者の「冷たい校舎・・・」も読みましたが、構成力の面で完成度はかなり劣ると思います。
キビシ目に☆2つにしようかと思いましたが、陳腐ながら
「絶望の中にも必ず希望はあるんだ!」
みたいな読後感が残りましたので☆3つにしました。
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)より
4062760509
No.4
(3pt)

上巻は我慢!

物語の途中で、殺伐とした描写が多く見られるので、そこで投げ出したくなる人もいるかもしれません(特に上巻)。出来れば、そこでめげずに読みすすめて欲しいと思います(その部分だけ読み飛ばしても、余り問題はないように思います)。下巻に入ると、今まで散りばめていたエピソードの意味が少しずつ明らかになって一気に読み上げる事が出来ます。
子どもたちは夜と遊ぶ(上) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ(上)より
4061824295
No.3
(3pt)

そこに話を・・・

今まで散りばめていたエピソードの意味が少しずつ明らかになっ一気に読み上げる
事が出来ました。
iとθの関係については、私としては‘あ〜そこに話を持っていってしまったか’
と、期待はずれの感がありました。この本が刊行された2005年であれば、驚愕の
真実!となったのかもしれませんが、現在ではオチをそこに持っていかないでよ
といった印象です。
エピローグの恭司がよかった。狐塚ではないですが「すごいな、恭司。お前、本当
でたらめにすごい。」です。
子どもたちは夜と遊ぶ (下) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ (下)より
4061824309
No.2
(3pt)

上巻は我慢!

物語の途中で、殺伐とした描写が多く見られるので、そこで投げ出したくなる人も
いるかもしれません(特に上巻)。出来れば、そこでめげずに読みすすめて欲しい
と思います(その部分だけ読み飛ばしても、余り問題はないように思います)。
下巻に入ると、今まで散りばめていたエピソードの意味が少しずつ明らかになって
一気に読み上げる事が出来ます。
子どもたちは夜と遊ぶ(上) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ(上)より
4061824295
No.1
(3pt)

危険な童謡

 サイコ・スリラーと青春ドラマのコラボレーション。新人第二作目とすれば、充分に要求される水準を越えていると思う。 ……と、書いた上で、難癖をつけるわけでは毛頭ないのですが――現在のエンタメ小説界では、大なり小なりキャラクター小説的アプローチがなされているものが多く、それは時代の要請ということもあるのは重々承知してはいるのですが、時にはやはり「おおっ」となってしまうことも間々ありまして、例えば、美人を「美人」と表記してキャラクターを立ち上げてしまうのには、思わずたじろいでしまったりするわけです。――一昔前なら、美人を「美人」と表記したら、社会通念上の肯定性とそれが故の揶揄的なものがニュアンスとしてあったと思うんですが……作者の筆は濃やかで、随時挿入される印象的なエピソードとともに登場人物のパーソナリティは違和感なく肉付けされていく。私たちと地続きの世界にいる等身大の人間たち、なのに皆美形……唯一これを免れている失踪少年の人物造型が一番鮮やかだった。 ともあれ、次作も期待。
子どもたちは夜と遊ぶ (下) Amazon書評・レビュー: 子どもたちは夜と遊ぶ (下)より
4061824309