雪冤

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評判

雪冤の評価:

3.61/5点 レビュー 66件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)
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もう少し文章力があれば…

実は読んでいてとても辛かったです。息子の冤罪も、雪冤を決意する父も、正当防衛で済んだはずの事件の内容も、かなり辛かったのですが、作者の文章がとても読みづらく、解決編はかなり流して読んでしまいました。結論については、ここで着地させるのかと少々苦しく感じましたが、もう少し文章力があれば星4つの内容だと思います。今後、作者がより文章力を磨いてくれることを期待します。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.9
(3pt)
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前半は面白い

★ネタバレあり
冤罪を晴らすために真犯人が名乗り出るので代わりに金を要求するとか、結局死刑が執行されてしまうなど、はじめの1/3くらいまではとても面白く、久しぶりにいいものに出会った気がした。しかしその後は中だるみがあり、解決編は無茶苦茶になり残念。文章も上手とは言えない。
また、なぜ5千万円を要求したのかわからないし、意味ありげな持田という若い男も単なる偶然で出会ったらしい。そもそも正当防衛(但し過剰)で済みそうなものを、ここまでこじらせることは普通ありえない。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.8
(3pt)

最後のまとめ方が不自然

ベースとなる死刑廃止論や被害者救済などの論点は明確だが、犯人特定や犯罪にいたる経緯や手口を最後にまとめる筋立てが不自然。冤罪であることを証明してい行く法定議論などがあるほうが良いと思う。ちょっと残念な出来栄え。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.7
(3pt)

レビューに同意見です!これって冤罪??

父がどんどん悪い方に変貌していく様が痛々しくって見て(読んで)いられませんでした。終盤が急ぎ過ぎの感、雑な印象です。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.6
(3pt)

冤罪を雪冤する?

死刑制度について深く考える事が出来る作品だと思います。
やや難解な謎解きに戸惑いましたが、一気に読み終えました。
大門さんは初読みです、「神様の裏の顔」に続いて読みましたが、「横溝~」大賞作品も色々だな~ってのも感想です。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.5
(3pt)

これって「冤罪}?

私は京都で生まれ、京都で学生生活を送りました。従って、この「事件」や「事件を追う」人物が活動するシーンの距離感が手に取る様に分かります。それに加えて、この物語に重要な役割を演じる「Soon-ah will be done」を、私も高校時代に熱唱しました。ですから、最初から最後まで、今まで経験しなかった感情を移入をしながら熱読しました。大変良く出来たストーリーです。
でも「雪冤」って言う題ですが、慎一が被ったのは、果たして「冤罪」なのでしょうか?これ以降はネタバレになるので書きませんが、私はチト違うのではないかと思います。
作者は、再度改題された方が宜しいと思いますよ。
雪冤 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 雪冤 (角川文庫)より
4043944357
No.4
(3pt)

優れたストーリーだが、ラストには疑問が残る

太宰の『走れメロス』と絡めながらの、社会派ミステリーである。ラスト直前までは精密な人物描写と死刑制度という重いテーマで秀逸な小説になっている。
ただ、ラストはやはり疑問だ。正当防衛的な事件に巻き込まれた人の名誉を守るために、何故そこまでの犠牲が必要なのか、それは不自然というしかない。
自分の命、自分を愛してくれる人たちの人生を破壊してまで守るべきことなのか。その意味ではクライマックスはストーリー全体を支えることができない。
それから些細なことかもしれないが、キリスト教では懺悔をするのはカソリックの神父であって、プロテスタントの牧師はしない。カソリックとプロテスタントの違いは日本では大きくないが、世界的には多くの紛争にもなっているし、2つの大きく異なる宗派なので小説を書く人は知っておくべきだろう。
雪冤 Amazon書評・レビュー: 雪冤より
404873959X
No.3
(3pt)

犯人の予測は面白い

本書は15年前に二人の人を殺害し、死刑判決を受けた息子を持つ、元弁護士が主人公です。
息子の冤罪を信じ活動を続ける中、真犯人を名乗る人物から電話がかかってきます。はたして真犯人の目的とは何か?
なぜ息子は冤罪を主張しないのか?など色々な謎がからみつつ、物語は急展開を繰り返し、最後は一気にどんでん返しの連続がきます。
死刑問題について取り組んだ作品で、事件の被害者遺族、加害者側の家族などが様々主張をします。
まぁこれは死刑問題を考える端緒くらいで読むといいかもしれません。
文章は割と読みやすいのですが、最後の方になると事件の経過をまとめたものがほしくなります。もう少し詳しく解説してくれるとよかった。
雪冤 Amazon書評・レビュー: 雪冤より
404873959X
No.2
(3pt)

一気に読ませる作品だが・・・

日本における死刑制度の問題を軸に、冤罪の息子を助けようとする父親を中心に進む物語。
社会派としては、死刑制度に関わる問題について、多方面から書き込まれており、作品に重みを与えている。
一方、ミステリとしては、最後に事実が明かされ、ようやく腑に落ちるのだが、途中の推理は、腑落ち感が弱い。
構成としては、物語が進むにつれ、事実が明かされていき、
それを推理していく過程で、犯人像が二転三転していくのだが、
途中の推理に腑落ち感が無いので、ただ単に複雑になっていくだけで、
結局よくわからないということになる。
どちらかというと、事件解決に向けてシンプルに書いた方が良かったのでは。
とはいえ、長編であるにもかかわらず、全体としては一気に読ませる展開であり、面白かった。
雪冤 Amazon書評・レビュー: 雪冤より
404873959X
No.1
(3pt)

ストーリー・テリングの腕はいいのだが

 近年、被害者感情に基づいた刑の厳罰化と、加速度がついたかのような昨今の処刑数。その上、裁判員制度という愚法の開始というこの時期、タイムリーな話題を上手くストーリーに取り込んだ作品。
 死刑制度に対する議論がミステリとしての面白さを殺いでいるとか、リズムを妨げているなどの評もあろうが、私はそうとも思わなかった。寧ろ、荒唐無稽とも云われかねないプロットを、この濃厚な死刑制度是非論が下支えしているとも云える。死刑制度に反対の私としては、単にエンタテインメントとしてだけに留まらない深みを読み込むことが出来て、大変に面白かった。ストーリー・テリングの腕前は抜群。
 ただし、許せないのが京都弁(のつもり)の会話文のひどさ。ええ歳の娘さんが、こんなベタベタの関西弁は使わへんわなあ、という感じ。で、他の登場人物は全部共通語かいな。なんや、あほらし。京都の人は、殆ど全員が嗤うか、それを通り越して、腹が立ってきたことだろう。
 奥付を見ると、著者は三重の出身で京都で大学生活をして京都弁(らしきもの)を知ったようだけれど、方言はもっと注意して用いないと、両刃の剣となると心得るべきだ。
雪冤 Amazon書評・レビュー: 雪冤より
404873959X