永遠の0

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永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 3,861〜3,880 194/205ページ
No.236
(4pt)

一人のゼロファイターパイロットを通しての太平洋戦争史

 特攻への参加を頑なに拒否していた一人のゼロファイターエースが最後に神風特別攻撃隊に参加、戦死するまでの過程を彼に関わった人々の証言をつなげていく手法で丁寧に描いている。その中で、彼がどうして生き抜こうとしたのか、そして一転して特攻を選んだのか少しずつ明らかになっていく。
 彼の心の動きを理解するためには当時の状況(=戦況)を知っておかなければならないが、物語と平行して真珠湾攻撃から終戦間際までの航空戦の概要も大変分かり易く描かれているので、戦争や特攻に一方的なイデオロギー的フィルターをかけてしか観ることができない(作品中の新聞記者のような)ごく狭い視野の人以外は、特攻に散っていった若者たちの心情を察していくことが出来るのではないだろうか。「聞け、わだつみの声」を読んでも分るように、特攻機に乗っていった若者の多くは「御国のために死んで来い」、「はい分かりました。喜んで行きます」という狂信的で単純な考えしか持っていない操り人形ではなく、非常に優れた知性と豊かな感性を持った前途有為の人々であった。非戦闘員も容赦なく銃火にさらされる未曾有の国難の渦中で「自分の死」が現状を救う何らかの意味を持つと信じて、或いは無理にでも信じようとして出撃していったのだろう。
 「特攻なんて犬死だ」、確かに客観的に見て当時の神風攻撃は鉄壁の防備を敷く米艦隊に対して余りに無謀であった。戦争指導者たちが、自分たちの無能無策をこのような非道な作戦を美辞麗句で飾って覆い隠したのは間違いない。「なぜ拒否しなかったのか」、自分と同じ或いは自分よりも年下の若者たちが次々と戦死していく、そして愛する者たちが無慈悲な攻撃にさらされて、無抵抗のままに殺されるかもしれないという絶望的状況、そのなかでなお自分は何もしないでいることが果たして出来るのか?
 私は、特攻を賛美するつもりは毛頭ない。ただ、作品中にも指摘されているが、太平洋戦争の大事な局面で、下手な作戦指揮をやって甚大な損害をもたらした上に、おめおめと生き残って戦後に回想録などを書いている馬鹿共には本当に怒りを覚える。
 最後、主人公は魂魄となって愛する妻の元に返ってくる。出来すぎといえばあまりに出来すぎのラストだが、こうでもしないと読んでいるこちらも救われないとも言える。ただ、実に多くの人々がそれぞれに沢山の思いを残して死んでいかなければならなかったというあの戦争の悲惨さを考える時、ここはむしろ書かなかったほうが良かったかなと思う。予定調和的に話を完結してしまうと「最後にみんな救われました」というハッピーエンドになってしまいかねない。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.235
(5pt)

衝撃でした

初めて戦争、特攻隊をテーマにした小説を読みました。
すごくリアルで。
永遠の0を読みながら
THE BACK HORNの"コバルトブルー"という曲が
頭から離れませんでした。
知覧特攻隊平和会館を見学したときにできたもので、特攻隊をモチーフにしているものです。
その曲の歌詞と、永遠の0があたしの中では一致してしまった。
永遠の0を読んだ方、ぜひ"コバルトブルー"も聴いてみてください。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.234
(5pt)

特攻隊で命を落とすということ

こう言っては、不謹慎なのかもしれないが「面白かった」というのが率直な感想である。
内容は、健太郎とその姉・慶子が、特攻隊で命を落とした祖父について調べるというもの。戦時中の祖父を知る人物に、祖父について話を聞きながら、徐々に、祖父の人物像に迫っていく。最終的に、祖父は特攻に旅立ち…サプライズなラストを迎える。
本作品は、もちろんフィクションであるが、その背景として語られる戦争の歴史は、現実そのものである。現実にあった話を散りばめながら、語られる本作品は、リアリティーがあり、鬼気迫るものを感じる。
ラストに関しては、出来過ぎた話と感じる人もいるかもしれない。でも、ひょっとしたら、似たような話はどこかであったのではないだろうか?そんな風に思わずには、いられなかった。
戦争で、何百万という人が命を落とし、命を落とした人、一人一人に物語があった。もちろん、それらの物語は、後世に語られることなく、消えて行ってしまったものがほとんどなのだろうが。
「戦争で亡くなった人には、どんな物語が、あったのだろうか?」そんなことに思いを馳せながら、読了の余韻に浸りました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.233
(5pt)

特攻隊で命を落とすということ

こう言っては、不謹慎なのかもしれないが「面白かった」というのが率直な感想である。
内容は、健太郎とその姉・慶子が、特攻隊で命を落とした祖父について調べるというもの。戦時中の祖父を知る人物に、祖父について話を聞きながら、徐々に、祖父の人物像に迫っていく。最終的に、祖父は特攻に旅立ち…サプライズなラストを迎える。
本作品は、もちろんフィクションであるが、その背景として語られる戦争の歴史は、現実そのものである。現実にあった話を散りばめながら、語られる本作品は、リアリティーがあり、鬼気迫るものを感じる。
ラストに関しては、出来過ぎた話と感じる人もいるかもしれない。でも、ひょっとしたら、似たような話はどこかであったのではないだろうか?そんな風に思わずには、いられなかった。
戦争で、何百万という人が命を落とし、命を落とした人、一人一人に物語があった。もちろん、それらの物語は、後世に語られることなく、消えて行ってしまったものがほとんどなのだろうが。
「戦争で亡くなった人には、どんな物語が、あったのだろうか?」そんなことに思いを馳せながら、読了の余韻に浸りました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.232
(5pt)

優れた作品でした。

終始、妻と子供の為に生き残ると言っていた宮部が何故特攻を志願するに至ったか。
谷川に、特攻を命じられたなら、どこかの島に不時着しろと
言っていたにも関わらず、何故自分はそうしなかったのか。
無謀な作戦で、多くの若者が命を失う中で、心を苛まれた宮部は、
生き残った自分のその後の人生を想像できなくなっていたんではないでしょうか。
皆が死ぬことで自分が生き残ってきた自覚のあった宮部には、
そのことを反芻しながら生きていくその後の人生はあまりにも過酷に思えたのかもしれません。
最後に戦闘機を取り替えたドラマチックな展開も、
自分には必要のない生き残りのチケットを譲ることで妻子の行末を託すという、
ここまでやれば面倒を見てくれるだろうという打算のようにも思えました。
そう考えると余計に人間味を感じ涙が溢れました。
当時の軍部の構造と現代の官僚機構が、
よく似ているという指摘にも共感を覚えました。
どう変えていいかわからないこの国で生き続けることに、
ひどく徒労感を感じました。
この作品は600頁近い文章による細かい描写によって成り立っています。
おそらく他媒体で、この感動を再現することはできないのではないでしょうか。
2,3時間の映画でこのディテールを表現することは非常に難しいと思います。
ぜひ多くの方にこの本を読んでいただきたいです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.231
(5pt)

優れた作品でした。

終始、妻と子供の為に生き残ると言っていた宮部が何故特攻を志願するに至ったか。
谷川に、特攻を命じられたなら、どこかの島に不時着しろと
言っていたにも関わらず、何故自分はそうしなかったのか。
無謀な作戦で、多くの若者が命を失う中で、心を苛まれた宮部は、
生き残った自分のその後の人生を想像できなくなっていたんではないでしょうか。
皆が死ぬことで自分が生き残ってきた自覚のあった宮部には、
そのことを反芻しながら生きていくその後の人生はあまりにも過酷に思えたのかもしれません。
最後に戦闘機を取り替えたドラマチックな展開も、
自分には必要のない生き残りのチケットを譲ることで妻子の行末を託すという、
ここまでやれば面倒を見てくれるだろうという打算のようにも思えました。
そう考えると余計に人間味を感じ涙が溢れました。
当時の軍部の構造と現代の官僚機構が、
よく似ているという指摘にも共感を覚えました。
どう変えていいかわからないこの国で生き続けることに、
ひどく徒労感を感じました。
この作品は600頁近い文章による細かい描写によって成り立っています。
おそらく他媒体で、この感動を再現することはできないのではないでしょうか。
2,3時間の映画でこのディテールを表現することは非常に難しいと思います。
ぜひ多くの方にこの本を読んでいただきたいです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.230
(3pt)

読みやすい。が、松本零士さんの話と似ている。

私は20代ですが、太平洋戦争に関しては子供の時から父親に教えられ、小学生の時には松本零士さんの「戦場まんがシリーズ」を熟読していました。一般人から見ればオタクのように思われますが、戦争の辛さ・惨たらしさは世間の若者よりも知っていると思っています。
本作は戦争の「汚い面」を理解するのには非常に分かりやすい作品だと思います。主人公・宮部久蔵の人生や孫たちの心情の変化などは見ていて感情移入しそうになりますが、残念なことに話が浅い(特に孫たち)。
終盤にいくつかのストーリーが結ばれ、話は終息に向かいますが、読後の感想は「あぁ、こんなものか」といった感じで、他の方たちがいうような「号泣する」「感動した」事はありませんでした。
星の数が少ないのは、模擬空戦時の巴戦の様子が松本零士さんの漫画(零戦とグラマンが激しい巴戦の末、零戦が勝つが空中分解してしてしまう話と、終戦時に零戦とグラマンが模擬空戦し、誤って零戦を撃墜してしまう話)をそのまま引用したように感じられ、熱が一気に冷めてしまった事にあります。
それにジャーナリストの男性の知識が稚拙すぎ。見ていてここまで日本人は太平洋戦争に無知なのか、と見ていて非常に不快でした。
あくまで浅く広い、戦争を知る上で入門書のような印象を受けました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.229
(3pt)

読みやすい。が、松本零士さんの話と似ている。

私は20代ですが、太平洋戦争に関しては子供の時から父親に教えられ、小学生の時には松本零士さんの「戦場まんがシリーズ」を熟読していました。一般人から見ればオタクのように思われますが、戦争の辛さ・惨たらしさは世間の若者よりも知っていると思っています。
本作は戦争の「汚い面」を理解するのには非常に分かりやすい作品だと思います。主人公・宮部久蔵の人生や孫たちの心情の変化などは見ていて感情移入しそうになりますが、残念なことに話が浅い(特に孫たち)。
終盤にいくつかのストーリーが結ばれ、話は終息に向かいますが、読後の感想は「あぁ、こんなものか」といった感じで、他の方たちがいうような「号泣する」「感動した」事はありませんでした。
星の数が少ないのは、模擬空戦時の巴戦の様子が松本零士さんの漫画(零戦とグラマンが激しい巴戦の末、零戦が勝つが空中分解してしてしまう話と、終戦時に零戦とグラマンが模擬空戦し、誤って零戦を撃墜してしまう話)をそのまま引用したように感じられ、熱が一気に冷めてしまった事にあります。
それにジャーナリストの男性の知識が稚拙すぎ。見ていてここまで日本人は太平洋戦争に無知なのか、と見ていて非常に不快でした。
あくまで浅く広い、戦争を知る上で入門書のような印象を受けました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.228
(5pt)

非常に良い作品でした

イスラム原理主義者のテロ行為が世界中で騒がれて久しいが、海外でも多くの新聞で、カミカゼという表現が記事の冒頭で使われている。
忠臣蔵の四十七志さえ、英語圏の表現では「47人のテロリスト」とされてもいる。
この作品では、特攻隊員の方々を色々な描写を使い、決してテロリストなる表現にすべきものではないとしているのが本当に嬉しかったし、感動を与えてくれた。
文中表現の新聞社の責任も頷くものがある。
また、巨大組織である旧日本軍のTOP判断を下す人間達の最終決断時における無責任さと無能さを、現代社会と対峙させることで、あらためて日本という国の持つ時代を越えても変わらない病巣を考えさせられた。
物語は、語り部口調の中に現代社会を織り交ぜながら、小説の刊尾にある「大空のサムライ」等の参考文献を基にした記述で、読み手に対し半世紀以上過ぎた戦争と言う事実を、迫力を持って訴えかけてくる。
色々な意見はあると思うが、私は、この参考文献を基にした記述、そして構成は非常に良いものだったと思う。
等身大の宮部久蔵という主人公を通じ、涙し多くを考えさせられた良い作品に、「今」出会えた事を心より感謝する。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.227
(5pt)

非常に良い作品でした

イスラム原理主義者のテロ行為が世界中で騒がれて久しいが、海外でも多くの新聞で、カミカゼという表現が記事の冒頭で使われている。
忠臣蔵の四十七志さえ、英語圏の表現では「47人のテロリスト」とされてもいる。
この作品では、特攻隊員の方々を色々な描写を使い、決してテロリストなる表現にすべきものではないとしているのが本当に嬉しかったし、感動を与えてくれた。
文中表現の新聞社の責任も頷くものがある。
また、巨大組織である旧日本軍のTOP判断を下す人間達の最終決断時における無責任さと無能さを、現代社会と対峙させることで、あらためて日本という国の持つ時代を越えても変わらない病巣を考えさせられた。
物語は、語り部口調の中に現代社会を織り交ぜながら、小説の刊尾にある「大空のサムライ」等の参考文献を基にした記述で、読み手に対し半世紀以上過ぎた戦争と言う事実を、迫力を持って訴えかけてくる。
色々な意見はあると思うが、私は、この参考文献を基にした記述、そして構成は非常に良いものだったと思う。
等身大の宮部久蔵という主人公を通じ、涙し多くを考えさせられた良い作品に、「今」出会えた事を心より感謝する。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.226
(5pt)

星10個

こんなに感動したのは何年ぶりだろう。
こんなにも涙が溢れるほどの想いは何時以来だろう。
これは小説です。
あくまで小説です。
作り物です。
でも、こんな事が本当にあったかもしれない。
でも、こんな人が本当にいたかもしれない。
少なくとも主人公の周りで起こったことの多くは
事実であり、人々の想いもまた真実であろう。
なぜ、生きようとしたのか。
そして、なぜ生きようとしたのに特攻隊になったのか。
流れ続ける涙で、字がぼやけても読み続けていけば
そこにあるのは強く美しく誇り高き日本の男達が
戦争を戦った理由。我々は感謝しなければならない。
これは小説です。作り物です
でもね、宮本武蔵も坂本竜馬も小説で人気が出た。
小説から好きになっても良いと思う。
小説から見直すきっかけになってもいいと思う。
日本が戦争を戦ったという事実を。
そこに飛び込んでいった多くの日本人の事を。
歴史は立場が違えば、まったく違ってしまう。
歴史は勝者がつくるものであって事実ではない。
フィクションとノンフィクションの狭間を行き来しながら、
戦争を生き生きと生き続けた、多くの日本人の心に触れ
読者の心に、この本は昨日とは違う新しい価値観をくれるはずです。
右だとか左だとか、戦争が嫌いだとか、そういうこと抜きにして
とにかく、全ての日本人に読んで欲しい1冊です。
永遠の0
泣きすぎた。
本当は星を10個つけたい。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.225
(1pt)

臭すぎる

知識、筆力ともに申し分ないレベルです。しかし本当に臭すぎる。登場人物はほぼ泣き出す。いかにもな不良青年の下りは吐き気がしました。またアメリカへの気配りの細かいことこの上ない。この小説は万人受けするとは思います。しかし本当に面白い!と思えるのは普段小説を読まない老人やおばさんぐらいです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.224
(4pt)

この読み易さはなんなのだろう?

600ページ近い厚さに気後れしながら読み始めると
1.主人公姉弟とその周辺の記者の類型的な人間像
2.祖父の転戦歴と過去の捜索過程の不自然な一致
3.様々な文献で読んだことのあるエピソードの羅列
に違和感を感じながらも、何故か最終ページまで
一気に読了してしまう不思議な魅力を持つ。
重く、教条的になりがちなテーマに真正面から取り組みながらも
この読み易さはなんなのだろう??
現代において「戦争」を取り扱うにあたり
その採り上げ方に大きな一を投じる一冊である。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.223
(3pt)

話としては良いが、現代シーンに難あり?

太平洋戦争を題材にした小説は、どちらかと言うと好きなジャンルで、浅田次郎の「シェエラザード」なんかが好きです。
前評判どおり涙を誘われ、作られた話であったとしても、当時の兵隊達の気持ちに思いを馳せる気にさせる小説でした。
内容を極々簡単に言うと、歴戦の優秀なパイロットでありながら、家族のために生き残ることに執着し、その優しさゆえに生き残れなかった男の話です。
物語としては十分にいいのですが、それを表現する文章が、ところどころ白けさせてしまうのが残念でした。
全般的に、戦争当時を回想するシーンで、淡々と語られていきます。
その合い間合い間に現代のシーンが挿まれ、その孫達が話を回していくわけですが、この孫達の台詞がどうにも安っぽい。大根役者が棒読みで喋っている台詞が聞こえてきそうなくらいに安っぽい。
さらに、いかにも悪役として登場させられた新聞社の男も、いかにもわざとらしくて安っぽさを助長している。
宮部と言う男の生き様として、涙を誘われずにいられないストーリーだっただけに、「もっといい小説にできたのでは?」と思ってしまう。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.222
(3pt)

エピローグ。

エピローグまでは感動しました。 エピローグは正直受け入れられませんでした。 最後まで読んだ方々ならば米軍に向かっていったのは誰か解ります。 その人を讃えるのは良いんですけど・・・どうやって亡くなったのを書いてあるのが正直きつかったです 戦場では当たり前の光景なのかも知れませんが・・・
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.221
(5pt)

人生を考えるきっかけになりました。

読書は好きで、色々な分野を読んでいますが、なぜか戦争関連の書籍は避けていたように
思います。学校や授業で教えないという雰囲気をそのまま引きずって、別に知らなくてもよい
と思っていましたが、先日の日経新聞の書籍紹介で紹介していたので、購入しました。
私は2007年より読書を継続して100冊近く読んでいますが、間違いなくトップ3に入る
名作でした。こんなに色々考えるきっかけを与えてくれた本はそう出会えません。
ちょうど仙台に行くきっかけがあり、青葉城を訪れたのですが、城内にある護国神社で、
戦争展示会や戦艦大和・ゼロ戦の模型展示を行っておられました。読後すぐだったので、
太平洋戦争の様子がとても心に入ってきました。長い時間観ていたと思います。
護国神社でお参りすることもでき、39歳の私にとって人生観を変えさせてくれた1冊になりました。
もっと、色々な戦争に関する書籍を読み、そして改めて靖国神社に参拝しにいこうと思いました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.220
(3pt)

エピローグ。

エピローグまでは感動しました。 エピローグは正直受け入れられませんでした。 最後まで読んだ方々ならば米軍に向かっていったのは誰か解ります。 その人を讃えるのは良いんですけど・・・どうやって亡くなったのを書いてあるのが正直きつかったです 戦場では当たり前の光景なのかも知れませんが・・・
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.219
(5pt)

人生を考えるきっかけになりました。

読書は好きで、色々な分野を読んでいますが、なぜか戦争関連の書籍は避けていたように
思います。学校や授業で教えないという雰囲気をそのまま引きずって、別に知らなくてもよい
と思っていましたが、先日の日経新聞の書籍紹介で紹介していたので、購入しました。
私は2007年より読書を継続して100冊近く読んでいますが、間違いなくトップ3に入る
名作でした。こんなに色々考えるきっかけを与えてくれた本はそう出会えません。
ちょうど仙台に行くきっかけがあり、青葉城を訪れたのですが、城内にある護国神社で、
戦争展示会や戦艦大和・ゼロ戦の模型展示を行っておられました。読後すぐだったので、
太平洋戦争の様子がとても心に入ってきました。長い時間観ていたと思います。
護国神社でお参りすることもでき、39歳の私にとって人生観を変えさせてくれた1冊になりました。
もっと、色々な戦争に関する書籍を読み、そして改めて靖国神社に参拝しにいこうと思いました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.218
(5pt)

歴史戦記物というだけでなく、今の日本を知る本。感動の一冊!!

太平洋戦争というノンフィクションを舞台にしたフィクションの主人公達を中心にした物語。昔の回想を巡るという話の作り方や凄腕の戦闘機乗りが家族の為に戦うって、浅田次郎の『壬生義士伝』みたいなのりの話?と思って読んだが、全く違っていました。
内容は確かに太平洋戦争時代ですが、本作は歴史的な戦記物というより、現代に通じる「日本のあり方そのもの」の物語。
大戦中の軍令部は現在の官僚制度そのままだし、外国では評価が高いのに自国民を評価しない日本の姿勢、マスメディアの言いなりに翻弄される国民たち…
戦争中の出来事がこれほど現代に通じているとは知りませんでした。
大戦中の軍令部が現代の官僚にダブって見えます。
フィクションである主人公の祖父の生涯を追うことで、日本の太平洋戦争開戦から終戦までのエピソードが語られていきます。どの話のパートも感慨深く、日本国民としてのルーツを知ると共に誇りも取り戻せそう。
ストーリーも一本調子ではなく、後半には驚きのしかけもあり、ラストはただ涙です。
映画や小説で泣いたことはほとんどないのですが、本作の終盤は涙が止まりません。
小説を読んで泣くなんて恥ずかしい…と思って泣くのをやめようとしましたが、溢れる涙をどうすることも出来ませんでした。
2006年に出版されていたにも関わらず、このような名作を今日まで知らなかったことは何だか損した気分です。
是非、映画化して欲しいものです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.217
(5pt)

歴史戦記物というだけでなく、今の日本を知る本。感動の一冊!!

太平洋戦争というノンフィクションを舞台にしたフィクションの主人公達を中心にした物語。昔の回想を巡るという話の作り方や凄腕の戦闘機乗りが家族の為に戦うって、浅田次郎の『壬生義士伝』みたいなのりの話?と思って読んだが、全く違っていました。
内容は確かに太平洋戦争時代ですが、本作は歴史的な戦記物というより、現代に通じる「日本のあり方そのもの」の物語。
大戦中の軍令部は現在の官僚制度そのままだし、外国では評価が高いのに自国民を評価しない日本の姿勢、マスメディアの言いなりに翻弄される国民たち…
戦争中の出来事がこれほど現代に通じているとは知りませんでした。
大戦中の軍令部が現代の官僚にダブって見えます。
フィクションである主人公の祖父の生涯を追うことで、日本の太平洋戦争開戦から終戦までのエピソードが語られていきます。どの話のパートも感慨深く、日本国民としてのルーツを知ると共に誇りも取り戻せそう。
ストーリーも一本調子ではなく、後半には驚きのしかけもあり、ラストはただ涙です。
映画や小説で泣いたことはほとんどないのですが、本作の終盤は涙が止まりません。
小説を読んで泣くなんて恥ずかしい…と思って泣くのをやめようとしましたが、溢れる涙をどうすることも出来ませんでした。
2006年に出版されていたにも関わらず、このような名作を今日まで知らなかったことは何だか損した気分です。
是非、映画化して欲しいものです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X