永遠の0

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評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 3,681〜3,700 185/205ページ
No.416
(5pt)

感動の嵐・・・外しなしの名作!

職場の先輩が「これは感動した!おすすめ!」と貸して下さった一冊。
「こんな分厚いの貸してもらっても、すぐ返せるかなあ」と思っていたら、読んでいるうちぐんぐん惹きこまれて、3日で返却。
本当にいい本でした。なんか私のレビューは「良かった」ばっかりですが、本当に良かったんです(笑)

構成が大変秀逸で、太平洋戦争という、戦争を知らない世代は暗い、重いと敬遠しがちな時代へ、同じく現代を生きる
姉弟の視点を使うことによって、あっという間に引き込んでいってくれます。
主人公と全く同じように、「特攻隊って?あの時代って?」と疑問だらけ、かつちょっとしり込みしがちだった私が、
一人また一人と体験者の声を取材によって聞くことで、「もっと聞かせて!おじいさんについてもっと知りたい!早く次の体験者を!」
とどんどん小説の世界に入っていくことができました。
まるで推理小説のように、特攻に散った若き日のおじいさんの素顔が少しずつ見えていって、ページをどんどんめくりたくなります。
戦時中の時代のプロットに加え、現代を生きる主人公達のドラマも織り交ぜ、おじいさんと共に彼らも成長していく姿もまた胸に響きます。

構成だけでなく、零戦戦闘機や太平洋戦争における軍部の状況など、非常に精緻に描写されており、
フィクションなんだけどとてもリアルに読むことができました。
当時の日本軍幹部の愚かしさ、その下で散っていく若者達を背景知識と共に語られ、やるせない思いがより強くなりました。
こんなことが本当にあっただなんて…おじいちゃんおばあちゃんに感謝せずにはいられません。

ラストは感動の嵐です。電車で号泣です。
こんな感動する本久しぶりに読んだ。。。

外しのない名作です!!!
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.415
(5pt)

感動の嵐・・・外しなしの名作!

職場の先輩が「これは感動した!おすすめ!」と貸して下さった一冊。
「こんな分厚いの貸してもらっても、すぐ返せるかなあ」と思っていたら、読んでいるうちぐんぐん惹きこまれて、3日で返却。
本当にいい本でした。なんか私のレビューは「良かった」ばっかりですが、本当に良かったんです(笑)

構成が大変秀逸で、太平洋戦争という、戦争を知らない世代は暗い、重いと敬遠しがちな時代へ、同じく現代を生きる
姉弟の視点を使うことによって、あっという間に引き込んでいってくれます。
主人公と全く同じように、「特攻隊って?あの時代って?」と疑問だらけ、かつちょっとしり込みしがちだった私が、
一人また一人と体験者の声を取材によって聞くことで、「もっと聞かせて!おじいさんについてもっと知りたい!早く次の体験者を!」
とどんどん小説の世界に入っていくことができました。
まるで推理小説のように、特攻に散った若き日のおじいさんの素顔が少しずつ見えていって、ページをどんどんめくりたくなります。
戦時中の時代のプロットに加え、現代を生きる主人公達のドラマも織り交ぜ、おじいさんと共に彼らも成長していく姿もまた胸に響きます。

構成だけでなく、零戦戦闘機や太平洋戦争における軍部の状況など、非常に精緻に描写されており、
フィクションなんだけどとてもリアルに読むことができました。
当時の日本軍幹部の愚かしさ、その下で散っていく若者達を背景知識と共に語られ、やるせない思いがより強くなりました。
こんなことが本当にあっただなんて…おじいちゃんおばあちゃんに感謝せずにはいられません。

ラストは感動の嵐です。電車で号泣です。
こんな感動する本久しぶりに読んだ。。。

外しのない名作です!!!
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.414
(5pt)

感動の嵐

職場の先輩が「これは感動した!おすすめ!」と貸して下さった一冊。
「こんな分厚いの貸してもらっても、すぐ返せるかなあ」と思っていたら、読んでいるうちぐんぐん惹きこまれて、3日で返却。
本当にいい本でした。なんか私のレビューは「良かった」ばっかりですが、本当に良かったんです(笑)

構成が大変秀逸で、太平洋戦争という、戦争を知らない世代は暗い、重いと敬遠しがちな時代へ、同じく現代を生きる姉弟の視点を使うことによって、あっという間に引き込んでいってくれます。
主人公と全く同じように、「特攻隊って?あの時代って?」と疑問だらけ、かつちょっとしり込みしがちだった私が、一人また一人と体験者の声を取材によって聞くことで、「もっと聞かせて!おじいさんについてもっと知りたい!早く次の体験者を!」とどんどん小説の世界に入っていくことができました。
まるで推理小説のように、特攻に散った若き日のおじいさんの素顔が少しずつ見えていって、ページをどんどんめくりたくなります。
戦時中の時代のプロットに加え、現代を生きる主人公達のドラマも織り交ぜ、おじいさんと共に彼らも成長していく姿もまた胸に響きます。

構成だけでなく、零戦戦闘機や太平洋戦争における軍部の状況など、非常に精緻に描写されており、フィクションなんだけどとてもリアルに読むことができました。
当時の日本軍幹部の愚かしさ、その下で散っていく若者達を背景知識と共に語られ、やるせない思いがより強くなりました。
こんなことが本当にあっただなんて…おじいちゃんおばあちゃんに感謝せずにはいられません。

ラストは感動の嵐です。電車で号泣です。
こんな感動する本久しぶりに読んだ。。。

外しのない名作です!!!
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.413
(5pt)

感動の嵐

職場の先輩が「これは感動した!おすすめ!」と貸して下さった一冊。
「こんな分厚いの貸してもらっても、すぐ返せるかなあ」と思っていたら、読んでいるうちぐんぐん惹きこまれて、3日で返却。
本当にいい本でした。なんか私のレビューは「良かった」ばっかりですが、本当に良かったんです(笑)

構成が大変秀逸で、太平洋戦争という、戦争を知らない世代は暗い、重いと敬遠しがちな時代へ、同じく現代を生きる姉弟の視点を使うことによって、あっという間に引き込んでいってくれます。
主人公と全く同じように、「特攻隊って?あの時代って?」と疑問だらけ、かつちょっとしり込みしがちだった私が、一人また一人と体験者の声を取材によって聞くことで、「もっと聞かせて!おじいさんについてもっと知りたい!早く次の体験者を!」とどんどん小説の世界に入っていくことができました。
まるで推理小説のように、特攻に散った若き日のおじいさんの素顔が少しずつ見えていって、ページをどんどんめくりたくなります。
戦時中の時代のプロットに加え、現代を生きる主人公達のドラマも織り交ぜ、おじいさんと共に彼らも成長していく姿もまた胸に響きます。

構成だけでなく、零戦戦闘機や太平洋戦争における軍部の状況など、非常に精緻に描写されており、フィクションなんだけどとてもリアルに読むことができました。
当時の日本軍幹部の愚かしさ、その下で散っていく若者達を背景知識と共に語られ、やるせない思いがより強くなりました。
こんなことが本当にあっただなんて…おじいちゃんおばあちゃんに感謝せずにはいられません。

ラストは感動の嵐です。電車で号泣です。
こんな感動する本久しぶりに読んだ。。。

外しのない名作です!!!
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.412
(4pt)

必読の書

あの戦争でゼロ戦に乗り、特攻隊員として死んでいった若者たちを描いている。
「お国のために」散った若い命。
背景に何があり、彼らは何を考えていたのか。

フィクションとはいえ、一気に読み進み、読み終えてしばらく涙が止まらなかった。

どうしても古本屋に持ってゆけない一冊である。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.411
(4pt)

必読の書

あの戦争でゼロ戦に乗り、特攻隊員として死んでいった若者たちを描いている。
「お国のために」散った若い命。
背景に何があり、彼らは何を考えていたのか。

フィクションとはいえ、一気に読み進み、読み終えてしばらく涙が止まらなかった。

どうしても古本屋に持ってゆけない一冊である。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.410
(5pt)

ハッピーエンド。

「司法試験浪人」とは名ばかりのニートな弟、そしてまた「ライター」とは名ばかりの浅学な姉の"現代の若者ぶり"が描かれる冒頭のルーツ探訪記に失笑させられる。
しかし、911テロと特攻を同一視するジャーナリスト気取りな新聞記者のステレオタイプ論評にムカつきながら、少しずつ弟と姉(今の若者そして読者)は主人公・宮部と同時代を生きた老人達との面談が進むに連れて「何故日本が戦争に走ったか」「何故負けたのか」「何故特攻が行われたのか」をすら考えさせられていく。
戦友会の生き残り老人達との面談が進むにつれ、主人公・宮部の人物像が詳細に描き出され始めると頁を繰る手が止まらなくなった。
エピローグで主人公・宮部は無事本懐を遂げたであろう事が判明するが、読後評から「あれだけ生きたかった人が何故死ぬ事になったのか」余りにサラリと書き流された感もあり、謎解きになっていないと感じる読者もいるようだ。
特攻に出向くとなったら全うするべく全力を傾けた主人公の「ハッピーエンド」に落涙を禁じえなかった。


永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.409
(5pt)

ハッピーエンド。

「司法試験浪人」とは名ばかりのニートな弟、そしてまた「ライター」とは名ばかりの浅学な姉の"現代の若者ぶり"が描かれる冒頭のルーツ探訪記に失笑させられる。
しかし、911テロと特攻を同一視するジャーナリスト気取りな新聞記者のステレオタイプ論評にムカつきながら、少しずつ弟と姉(今の若者そして読者)は主人公・宮部と同時代を生きた老人達との面談が進むに連れて「何故日本が戦争に走ったか」「何故負けたのか」「何故特攻が行われたのか」をすら考えさせられていく。
戦友会の生き残り老人達との面談が進むにつれ、主人公・宮部の人物像が詳細に描き出され始めると頁を繰る手が止まらなくなった。
エピローグで主人公・宮部は無事本懐を遂げたであろう事が判明するが、読後評から「あれだけ生きたかった人が何故死ぬ事になったのか」余りにサラリと書き流された感もあり、謎解きになっていないと感じる読者もいるようだ。
特攻に出向くとなったら全うするべく全力を傾けた主人公の「ハッピーエンド」に落涙を禁じえなかった。


永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.408
(5pt)

感動しました。

泣きました。
こういうストーリー構成は、テレビ構成作家の強みなのかもしれません。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.407
(5pt)

感動しました。

泣きました。
こういうストーリー構成は、テレビ構成作家の強みなのかもしれません。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.406
(3pt)

最強の臆病

臆病者という言葉について宮部久蔵の生きかたをとおして深く考えさせてくれますね。
戦争を遂行した軍部・政治家・官僚・マスコミは時代の勇者であったのか・それとも本当の臆病者だったのか
勇気とは最強の臆病かもしれません
現在の世相を憂えます
憲法9条の意味を問い直してみましょう。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.405
(3pt)

最強の臆病

臆病者という言葉について宮部久蔵の生きかたをとおして深く考えさせてくれますね。
戦争を遂行した軍部・政治家・官僚・マスコミは時代の勇者であったのか・それとも本当の臆病者だったのか
勇気とは最強の臆病かもしれません
現在の世相を憂えます
憲法9条の意味を問い直してみましょう。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.404
(5pt)

若い人にこそ読んでほしい

私は、文章や構成の分かりやすさこそ、作者がこの物語を、
本が苦手な若い世代でも抵抗なく読めるように配慮しての結果だと思います。
多少ドラマチックすぎるきらいもありますが、
それも、読みやすさ、共感を意識してのことと思います。

この本を読んで以来、見るものすべてが違って見えるようになりました。
通勤電車の中の人々を見るだけで、
一心に働く男性を見るだけで、
なぜか涙がこぼれそうになります。
そして、この国の財産は、産業でも経済力でも技術でもなく、
一人一人に流れている日本人の血なのだと、誇らしく思うようになりました。

今でも、主人公宮部を想うとぼんやりしてしまいます。
このように心に長く残る小説は人生でも数冊だけです。

作者の勇気と、思い入れ、そして誰をも引き込む筆力に感謝します。
この作品に出会えてよかった。

永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.403
(5pt)

若い人にこそ読んでほしい

私は、文章や構成の分かりやすさこそ、作者がこの物語を、
本が苦手な若い世代でも抵抗なく読めるように配慮しての結果だと思います。
多少ドラマチックすぎるきらいもありますが、
それも、読みやすさ、共感を意識してのことと思います。

この本を読んで以来、見るものすべてが違って見えるようになりました。
通勤電車の中の人々を見るだけで、
一心に働く男性を見るだけで、
なぜか涙がこぼれそうになります。
そして、この国の財産は、産業でも経済力でも技術でもなく、
一人一人に流れている日本人の血なのだと、誇らしく思うようになりました。

今でも、主人公宮部を想うとぼんやりしてしまいます。
このように心に長く残る小説は人生でも数冊だけです。

作者の勇気と、思い入れ、そして誰をも引き込む筆力に感謝します。
この作品に出会えてよかった。

永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.402
(5pt)

半年後くらいに読み返したいです

戦争についての知識がほとんどない状態で「永遠のゼロ」を読んだ私は、
読み始めてすぐに、宮部久蔵という人物に引き込まれました。

宮部のエピソードについてもっと知りたいという一心でページをめくっていたと思います。
その分エピローグを読んだ時は、特攻の際の描写があまりにも悲しく、どうしようもないくらい涙が溢れました。

他に色々と思うことはあったのですが、読み終えた今最も印象に残っていることは、
単純に宮部久蔵の生きざまです。本書をまだ読んでいない方、ぜひ宮部の生きざまに触れてみてください。






永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.401
(5pt)

半年後くらいに読み返したいです

戦争についての知識がほとんどない状態で「永遠のゼロ」を読んだ私は、
読み始めてすぐに、宮部久蔵という人物に引き込まれました。

宮部のエピソードについてもっと知りたいという一心でページをめくっていたと思います。
その分エピローグを読んだ時は、特攻の際の描写があまりにも悲しく、どうしようもないくらい涙が溢れました。

他に色々と思うことはあったのですが、読み終えた今最も印象に残っていることは、
単純に宮部久蔵の生きざまです。本書をまだ読んでいない方、ぜひ宮部の生きざまに触れてみてください。






永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.400
(3pt)

テレビの特番を見ているような・・

第二次大戦終戦60周年を記念したテレビ番組で、戦争を知らない若い世代のタレント二人が特攻隊の生き残りを訪ねてインタビューをする、といった趣きの本です。宮部さんという天才パイロットがなぜ、終戦間際になって特攻に志願し、死を選んだかという謎が、物語を引っ張っていきます。
面白く読めるのですが、感動したかと言われると首をかしげました。あまりにも一方的なのです。特攻という無謀で悲惨な事態を作り出すのに、海軍上層部の無能、兵の命への無関心、無責任なジャーナリズムが力を貸したのはもちろんでしょうが、それでも、批判されているそれらの側からの発言が無くては片手落ちです。これでは、海軍上層部は悪魔である、と言っているのも同じで、戦争中、大本営発表を鵜呑みにした人々とあまり変わりません。読みながら、センセーションに流される危険というようなものをむしろ強く感じました。
戦争を描くには、掘り下げが足りないように思います。というわけで、星三つです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.399
(5pt)

間違った先入観は捨てなければならない

私の祖母は昭和3年生まれで、もろに戦争世代である。ばあちゃん子であった私は、幼い時から戦争の話を聞かされていた。 祖母は進んで十機関銃の工場へ働きにいったそうだ。どうせ国のために働かせられるなら自分から進んで働きたいといって働いた方が立場が有利になると言っていた。この時点で私は洗脳による軍国主義で志願する者ばかりでないことを理解した。どうせ…という思いから志願する場合もありうるのだと。 戦後はレイプされる危険から男装して、宇都宮だか雀宮だかから北海道へ帰ってきたそうだ。戦後の貧困(こじきの子供の話)や米兵の意外な優しさや物々交換のエピソードを聞かされた。 話はそれたが、さて本書の内容は、勧められて読んだのだが、予想以上に面白い内容だった。まず戦争を戦争参加者の視点からではなく戦争を知らない者の視点から描くという手法は実にいいと思った。また、司法試験失敗という主人公の設定もなぜだか自分の共通意識や共感がもてた。そして、何よりも、兵士の描き方と零戦の描きかたが最高だった。まるで兵士の会話や零戦の音が、その世界が目前に広がっていった。帯に児玉清氏絶賛とあるがこれに嘘偽りはなかった! 戦争ものは、理念・悲劇・別世界・教訓というかたくるしいものかと思っていたが、こうも体験的に参加している世界を創造する筆者には脱帽した。 本当に素晴らしい本である。本嫌いな人にも是非読んでもらいたい!きっと本が好きになれるはずだ!

補足:
主人公の境遇が、主人公が優秀であることを除き私と酷似していた。祖母は戦争直撃世代で再婚である。最初の夫は戦争中に病に倒れた…というようなことを一度だけ聞かされた記憶がある。そして、主人公が司法試験に失敗しうだつが上がらないという状況も私と似ている。

そんな主人公との共通項が多々ありすぐにのめりこんでしまった。

この本を読んで思ったことは、真の英雄は最前線で命を賭けて日々戦い続けた兵士達であるということである。叩き上げの百戦錬磨の猛者達の命の煌めきは、人間であれば涙なしでは見られない。

真のエリートが誰かば別にして、勿論叩き上げが真のエリートであるのだが、エリート達がもっと勇気をもっていれば日本は戦争に勝てたかもしれない。あまりにも出世のために保身に固執したエリート達には虫酸がはしった。

命を賭けたもの達にあまりにも無礼である。

何も私は戦争をよしとしているわけではない。安易な反戦論者ではないということである。戦争はそんな単純明快なものではない。複雑に絡み合った悲劇がある。反戦論者には戦争反対といいつつも、日常で大量殺戮的に人間を壊している輩がいると思うのは私だけだろうか?本当に戦争の悲劇や命の大切さを知っていればエゴにまみれた生き方はしないだろう。

本書で感じたのは偽善ではない真実の叫びである。人間のあるべき姿が見えた気がする。

確かに理屈はいるが屁理屈はいらない。それぞれが生きる意味は、理屈じゃないもっと難解複雑なうつろう事実にあるのではないだろうか?

色々考えさせられる作品であった。非常に有意義な時間を過ごせた。是非お勧めしたい。

永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.398
(3pt)

テレビの特番を見ているような・・

第二次大戦終戦60周年を記念したテレビ番組で、戦争を知らない若い世代のタレント二人が特攻隊の生き残りを訪ねてインタビューをする、といった趣きの本です。宮部さんという天才パイロットがなぜ、終戦間際になって特攻に志願し、死を選んだかという謎が、物語を引っ張っていきます。
面白く読めるのですが、感動したかと言われると首をかしげました。あまりにも一方的なのです。特攻という無謀で悲惨な事態を作り出すのに、海軍上層部の無能、兵の命への無関心、無責任なジャーナリズムが力を貸したのはもちろんでしょうが、それでも、批判されているそれらの側からの発言が無くては片手落ちです。これでは、海軍上層部は悪魔である、と言っているのも同じで、戦争中、大本営発表を鵜呑みにした人々とあまり変わりません。読みながら、センセーションに流される危険というようなものをむしろ強く感じました。
戦争を描くには、掘り下げが足りないように思います。というわけで、星三つです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.397
(5pt)

間違った先入観は捨てなければならない

私の祖母は昭和3年生まれで、もろに戦争世代である。ばあちゃん子であった私は、幼い時から戦争の話を聞かされていた。 祖母は進んで十機関銃の工場へ働きにいったそうだ。どうせ国のために働かせられるなら自分から進んで働きたいといって働いた方が立場が有利になると言っていた。この時点で私は洗脳による軍国主義で志願する者ばかりでないことを理解した。どうせ…という思いから志願する場合もありうるのだと。 戦後はレイプされる危険から男装して、宇都宮だか雀宮だかから北海道へ帰ってきたそうだ。戦後の貧困(こじきの子供の話)や米兵の意外な優しさや物々交換のエピソードを聞かされた。 話はそれたが、さて本書の内容は、勧められて読んだのだが、予想以上に面白い内容だった。まず戦争を戦争参加者の視点からではなく戦争を知らない者の視点から描くという手法は実にいいと思った。また、司法試験失敗という主人公の設定もなぜだか自分の共通意識や共感がもてた。そして、何よりも、兵士の描き方と零戦の描きかたが最高だった。まるで兵士の会話や零戦の音が、その世界が目前に広がっていった。帯に児玉清氏絶賛とあるがこれに嘘偽りはなかった! 戦争ものは、理念・悲劇・別世界・教訓というかたくるしいものかと思っていたが、こうも体験的に参加している世界を創造する筆者には脱帽した。 本当に素晴らしい本である。本嫌いな人にも是非読んでもらいたい!きっと本が好きになれるはずだ!

補足:
主人公の境遇が、主人公が優秀であることを除き私と酷似していた。祖母は戦争直撃世代で再婚である。最初の夫は戦争中に病に倒れた…というようなことを一度だけ聞かされた記憶がある。そして、主人公が司法試験に失敗しうだつが上がらないという状況も私と似ている。

そんな主人公との共通項が多々ありすぐにのめりこんでしまった。

この本を読んで思ったことは、真の英雄は最前線で命を賭けて日々戦い続けた兵士達であるということである。叩き上げの百戦錬磨の猛者達の命の煌めきは、人間であれば涙なしでは見られない。

真のエリートが誰かば別にして、勿論叩き上げが真のエリートであるのだが、エリート達がもっと勇気をもっていれば日本は戦争に勝てたかもしれない。あまりにも出世のために保身に固執したエリート達には虫酸がはしった。

命を賭けたもの達にあまりにも無礼である。

何も私は戦争をよしとしているわけではない。安易な反戦論者ではないということである。戦争はそんな単純明快なものではない。複雑に絡み合った悲劇がある。反戦論者には戦争反対といいつつも、日常で大量殺戮的に人間を壊している輩がいると思うのは私だけだろうか?本当に戦争の悲劇や命の大切さを知っていればエゴにまみれた生き方はしないだろう。

本書で感じたのは偽善ではない真実の叫びである。人間のあるべき姿が見えた気がする。

確かに理屈はいるが屁理屈はいらない。それぞれが生きる意味は、理屈じゃないもっと難解複雑なうつろう事実にあるのではないだろうか?

色々考えさせられる作品であった。非常に有意義な時間を過ごせた。是非お勧めしたい。

永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X