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父と子の旅路



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【この小説が収録されている参考書籍】
父と子の旅路
父と子の旅路 (双葉文庫)

父と子の旅路の評価: 4.29/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(5pt)

死刑制度に対する強い抗議を感じさせるミステリー。

●一家四人の殺人を自白し死刑判決を受けて20年以上拘置所で過ごす死刑囚とその再審を巡り、無罪を信ずる別の死刑囚や刑務官の言葉の中に、死刑制度への強い抗議が現れる。
●地の文としてでなく、それに相応しい状況の中で登場人物が語る言葉は、説得力を持って読者に感動を与える。裁判員裁判のミステリーでも、著者は裁判員の言葉として、裁判員制度に対する強い疑いを語らせて、衝撃的だった。
●著者のミステリーは、トリックやアリバイ問題、人物間の関係や刑事の人情など、よくあるミステリーの関心事に留まらない、司法制度や社会的状況に関する何らかの主張を含むように思う。
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No.23:
(5pt)

早くてきれいな状態で届きました。

早くてきれいな状態で届きました。
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No.22:
(5pt)

瞼の父

時代小説で何作も名著をこの世に送り出した作者が書く、現代版の”瞼の父”。
但し主人公は息子だけではなく父親の視点を通しても描かれる。
「浪曲子守唄」とか落語の「塩原多助一代記」なんかの世界観です。
ドラマ化されたみたいだけど、遠藤憲一とタッキーという配役は私の頭の中でのキャスティングとは大幅に異なった。というかいきなりズッコケそうになった。
柳瀬の役は前田吟、弁護士は吉岡秀隆の寅さんコンビで行って欲しかった....。
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No.21:
(1pt)

ご都合主義すぎる。

ネタバレがありますのでご注意下さい。

読ませる力はあるが、最大のポイントである「すり替え」に関する部分が違和感過ぎる。

一家皆殺しになっているのに、なぜ片方の子供だけ助かっているのか。
犯人の目的が財産なら、子供が2人いようが両方殺さねば意味がない。
常に連絡を取り合い、家族構成や顔もわかっているならまだしも、家を間違えたという設定なのだから、相続人疑いは全て排除すべきだろうに。
また、死刑囚を美化しすぎでその点も違和感。

一番大事な「子供が1人だけ生き残った理由」がご都合主義すぎて、全体が破綻している。
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No.20:
(4pt)

結末はそんなこんなが

確かに父と子の立場だとこんな感じなのかな。娘とだったらまた違うんだろうな・・と思いながら読み進みました。
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No.19:
(5pt)

父の愛情と、死を前にした人の人間性の変化を描く

本作品を原作としたTVドラマが面白かったので、後から原作も読みました。
ドラマを見た後で原作を読んでもどうかと思いましたが、ストーリーとしての違いはありませんが、細かい部分が小説の方が丁寧に描かれているので、読んだ価値はありました。

私がドラマ視聴中に見落とした内容が含まれるかもしれませんが、小説を読んで合点がいった点を書きます。

まず本当の犯人はなぜ赤ん坊まで殺したのかという点。いくら凶暴な犯罪者でも証言のできない赤ん坊まで殺す必要はなかったのではないかと思っていました。
これについては金銭的な動機があることがわかりました。

また、柳瀬光三が26年前に大富家で殺人現場に赤ん坊を置き去りにしてまで、なぜ我が子を他人の家族にゆだねようとしたのかという点。
そうまでしなくても公的機関に相談すれば乳児院などに安全に我が子を預けることはいくらでもできたのではないかと思っていましたが、小説で柳瀬光三の生い立ちを知って、やっと納得がいきました。

さらに、光男の母親のあかねは光男のことは面倒をみずにあっさりと捨てたのに、その後に生まれた礼菜のことはよく育てたなと言う点。
これも小説では水商売として働いていた店のママの関係者の女性に礼菜のことを育ててもらっており、礼菜がある年齢に達するまでいっしょに暮らしてはいません。
こちらの設定のほうが、この母親から生まれた礼菜が、描かれているようなまともな女性に育ったことを含めて、自然だと感じました。

あとTVドラマではほとんど描かれていませんが、拘置所での死刑囚の生活の様子、たとえば死刑囚は独居房なので死刑囚どうしはまったく顔を合わせないのかと思っていましたが、そうではなくお互い話をするような機会があり、そういった場を通じて柳瀬光三が他の死刑囚や刑務官たちからどれほど信頼・尊敬されていて、だれもが彼は冤罪だと信じていた点も小説を読んでよくわかりました。
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No.18:
(5pt)

とても感動しました

人間が生きて行く事、人生の喜びをこれ程までに突き付けられた小説は初めてです。自分の生きる意味、ここにある理由を改めて考えさせられました。今、人生の岐路にある方にお勧めしたいです。
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No.17:
(3pt)

思った通りの物語

野暮を言わせてもらえば私も光三が拘置所で生存してたことに違和感がありますね。あれって読み直しましたもん。この物語は幼子をかかえた光三が重い病気に罹患していないといけないわけだが、癌を選択したのは失敗なんじゃないかな。しかし、この手の小説を読むと実の子以外を育てるのって大変なんだなって思いますね。養子を育ててる人なんか偉いよね。
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No.16:
(4pt)

どんでん返し

テレビドラマ化されるということで、ドラマを見てから読もうと思っていましたが、誘惑に負けて先に原作を読んでしまいました。前半はミステリー、後半は家族愛。もうこれで決着か…と思わせて、最後二転三転し、「えぇー、そうなるの!」と最後まで楽しめました。
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No.15:
(4pt)

よかった

東海TVのドラマをTVerで2回見て我慢できなくて読んでしまいました。裕介が光三と初めて会ったあと、光三が「光男」っていうのはなくて、ただ裕介自身が自分が光男であると分かって行くようになってたほうが良かったなあって感じました。
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No.14:
(5pt)

滝沢秀明さんがドラマ化で購入してよかった

滝沢秀明さんがテレビでドラマ化という事ですぐに探してみたら中古品でこちらがあり購入。
何とも言えない心の苦しみ、子供を思う親の気持ちに胸を打たれました。購入してよかったです。
そしてますますドラマが楽しみになりました。
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No.13:
(5pt)

罪と救いの狭間の中で描かれる父と子の長い旅路

罪と救いの狭間の中で描かれる父と子の長い旅路…その中に感じる強い家族愛…途中で真相の断片が分かるのだが、涙無くしては最後まで読めない小説だった。

母と娘を描いた第一章に始まり、第二章では二十六年前に起きた悲惨な一家惨殺事件が描かれる。殺人の罪で死刑囚となった父親は無実だった…何故、父親は無実の罪で死刑囚となったのか…

事件の真相を追うミステリーと親が子の強い絆が描かれ、思わず物語にのめり込んだ。

小杉健治の作品と初めて出会ったのは『父からの手紙』だったが、この作品も勝るとも劣らない同じ路線の作品である。『父からの手紙』以来、小杉健治作品に魅了され、何冊か読んでいるが、どれも非常に素晴らしい作品ばかりであった。
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No.12:
(5pt)

親子愛をかんじました。

テレビで作品を見て、本を読みたくなり購入しました。子供のために死刑も厭わない親の心に胸打たれました。大変素敵な小説でした
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No.11:
(4pt)

良い本でした。

率直に言って面白かったです。グイグイいきました。
確かに猜疑心の強い私は読み進むうち、生後半年ぐらいの子供が
同様に2人存在するという設定ならばひょっとして?という疑念は
湧きましたし、大富祐介の消息についても「ははーん」と推察する
ことにはなりましたが、謎解きに引き込まれる中で僭越ながら
そんなことは霞んでしまいました。
ただ、忘れてならないのは、美談と装われてはいますが光三は罪人なのです。
美談の陰に、如何なる理由があろうとも父としてのエゴがはっきりあるわけですから。
でも良い本でした。

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No.10:
(1pt)

時間を損した気分

この本で感動したという人がいるので、そういう人にとってはいい本なのだろう。
しかし、自分にとってはそうではなかった。
最初から3分の1くらいのところで、最後までの流れが予想できてしまった。
もしかしたら読み終わったら感動できるかもしれないと思って読んでみることにした。
しかし、最初に予想したとおりの流れで、また多くの設定に無理があり、つまらなかった。
結論としては、時間を返してほしいという思いを強く持った本だった。

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No.9:
(2pt)

26年も生存する再発胃癌はないだろう

皆さんのレビューがあまりによかったので、読んでみましたが、設定から無理があり、最後まで感情移入ができませんでした。とても泣けるようなものではなかった。
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No.8:
(5pt)

父の決断

自分の子供のためにとった父の行動は・・・。
真相がわかった時、そこまでするとは、思いもしなかったです。
この話はいくつかの<決断>があります。そのひとつひとつが感動します。
是非、今の世の中に、多くの人に読んで欲しい本です
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No.7:
(5pt)

真ん中あたりから一気に読みました!涙が止まりません!

初めから読者をどんどん引き込んでくれます。最後が知りたくて、真ん中あたりからは一気に4時間かけて読んでしまいました。止まらない涙をティッシュで拭きながら。他の人のレビューで「涙が出た」と感想が書いてあったので、自分も電車の中で読んでて涙が出てきたら困るので、後半は自宅で読みました。やっぱり外で読まなくて良かったぁ(^-^;「父からの手紙」を読んでから、小杉健治の作品に興味を持つようになりました。最近「感動」する事がない人に、ぜひオススメします。
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No.6:
(5pt)

大感動作

泣きたいときはこれを読んでほしい。自分にとって一番大切ものは何かとか、人間の弱さと強さとか色々考えさせられて、心にあたたかいものが残るでしょう。
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No.5:
(5pt)

何があっても子供だけは守っていかねばならないという想い

著者のあとがきにも書かれているが、「何があっても子供だけは守っていかねばならないという想い」が切実に伝わってくる作品だった。先の展開はある程度予想できるのだが、それでも早く続きが読みたくなり一気に読んでしまった。
自分の人生を全て犠牲にしても子供のために真実を隠し通す親の気持ちに思わず涙が出てきた。それでもなお、自分の人生は幸福だったといえる光三の心意気は本当に立派だった。
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