空を見上げる古い歌を口ずさむ
評判
空を見上げる古い歌を口ずさむの評価:
3.53/5点 レビュー 17件。 D ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全15件 1〜15 1/1ページ
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空を見上げる古い歌を口ずさむの評価:
3.53/5点 レビュー 17件。 D ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
小学生の息子が突然、人の顔を認識しなくなった。戸惑う主人公と、その妻。そんな中、20年音沙汰がなかった主人公の兄が訪ねてくる。主人公は気がついていなかったが、兄は、息子と同様、少年の頃に突然、人の顔が認識できなったことを打ち明ける。そして、家族と暮らした地方都市で起きた悲惨な出来事を語り始めるのだった。
そこから、相貌失認の主人公の兄が主役となり物語は進む。突然行方不明となった友達、交番で拳銃自殺を遂げた警官、突発的な暴力衝動に駆られる者…。人を見分けられない兄の周りでおかしな事が多発し始める。本作品は、兄が犯人を目撃した(犯人の顔は見分けられないのだけど)拳銃自殺事件の謎解きがメインか…と思いきや、そうは単純ではない。
兄が顔を認識できる者たちが現れ、徐々に兄に課せられた大いなる(!)使命が判明していく…という展開だ。クライマックスでは、主人公のその後の生き方を決定付ける出来事が起きる。タイトルから想像する甘酸っさは、なるほどこういうことか。著者と世代が同じゆえノスタルジーには浸れた。
単なる謎解きではないのは良いとして、随分、違う方へ持って行かれた感がある。
【メフィスト賞】