密室に向かって撃て!

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評判

密室に向かって撃て!の評価:

3.84/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(3pt)

ユーモア度はアップも、本格的興趣は薄い

烏賊川市(いかがわし)シリーズの第二段。前作と同様、題名は映画「明日に向かって撃て !」のもじり。作者は余程の映画ファンらしい。前作の主人公流平はいつの間にか探偵鵜飼の助手になっているし、砂川警部、志木刑事もレギュラーになったようだ。

志木達のドジで拳銃が盗まれ、その銃で前作も登場したホームレスの金蔵が殺害される。金蔵が残した電話番号から警察は鵜飼に辿り付く。そして、前作も登場したバイク女の朱美が鵜飼事務所のビルのオーナーとして現われ、家賃取立てを迫る。一方、流平はフトしたキッカケで金蔵殺害事件のあった岬にある十文字屋敷の当主の十文字食品会長の十三や孫の美少女"さくら"と知り合い、前作を基にホラを吹く。"さくら"の婿選びの足しに十三は"名探偵"鵜飼に婿候補の身辺調査を頼む。鵜飼は朱美に脅迫され、嫌々ながら調査を引き受けるが...。展開は自然で、小刻みなオトボケ・ギャグを挟んで物語を紡ぐが、ミステリの序章としては流石に悠長な印象を受ける。しかも、伏線の張り方が弱い。

三人の婿候補が屋敷に集まった晩に、お約束通り事件が起こり、候補の一人が殺され、もう一人の候補が現場(岬のテラス)に昏倒していた。現場から逃げ出した人物はいない。凶器は上述の盗まれた銃である。一応、犯人消失を装っているが、物理的に犯行可能な人物な人物は一人だけなのでミステリ的興趣に欠ける。前作と合わせ、ユーモア・ミステリを装っている割には作者が本格ミステリに掛ける情熱は強いと思うので、懸命に謎解きするシーンでは逆に空回りの印象を受けた。金蔵事件を本事件に絡ませた執念は買えるが。

朱美を加えてユーモア度は更にアップしたが、屋敷の関係人物の書き込みが甘いため、肝心のトリックが活きていないと思う。次作以降、楽しい本格ミステリを期待したい。
密室に向かって撃て! (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (光文社文庫)より
433474270X
No.5
(4pt)

設定がいいよね。

烏賊川市シリーズ第2弾。
前作『密室の鍵貸します』で登場した
鵜飼探偵と戸村流平の名コンビに
砂川警部と志木刑事。
このメンバ−が再び密室殺人事件の謎を解く。
まぁ、今回は密室というか、密室に近い
衆人監視の中での殺人事件なんだけど・・・。
謎解きもいいんだけど、
このメンバーが繰り広げる
ちょっとしたギャグの応酬に、笑いを禁じることができません。
凄惨な事件現場に
何故にこんなに笑いが起こるのか・・・。
最後の謎解きも、なるほど、と思わせるものだったし、
ただ、ちょっとだけ、それあり!?なんてのもあるけど、
自分が読み違えただけかもしれないし、
まぁ、そこまで気になるところもなく、最後まで面白く読めた。
途中から前作で登場した単なる証言者だと思っていた
二宮朱美も参戦してきて
今後活躍しそうな勢いで楽しみです。
登場人物がそれぞれキャラがたっていて
面白かった。
密室に向かって撃て! (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (光文社文庫)より
433474270X
No.4
(4pt)

ミステリとユーモアのバランスが絶妙

『烏賊川市シリーズ』2作目,02年10月のノベルスの文庫化です.
登場人物たちのとぼけたやり取りにお約束の繰り返しなど,
ミステリなのにユーモアがいくつもちりばめられている作品.
ツッコミ役が新たに加わり,さらに楽しくなっているようです.
しかし,重要なトリックが「実はこういうことで」と,
作中に書かれていないところにあったのはなんとも残念.
それ以外は,作中から導けただけに余計に気になりました.
とはいえ,とあるアイテムの行方を推理する解決編では,
軽口を挟みつつ,徐々に真実が明かされていくあたりなど,
それまでの雰囲気が引き締まって,読みごたえもじゅうぶん.
おふざけや冗談が伏線だったり,その巧さにも気づくはずです.
なお,前作のできごとが笑いのネタとして出てきますので,
先にそちらを読んでおくと,笑いどころが増えると思います.
余談ですが,単行本ではバラバラだった表紙のイメージが,
ここまで2作とはいえ,揃っているのは少しうれしいですね.
密室に向かって撃て! (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (光文社文庫)より
433474270X
No.3
(5pt)

うほほっ?!面白い(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ 密室の鍵貸します・・・の続編。今回も・・・鵜飼さんや流平君が出てきます・・・。前作に出てきた美人の管理人さんやら・・・金持ちのお嬢さんもレギュラー化か?!wとにかく・・・キャラクターの立っているミステリー小説です。警部と刑事のドジにより・・・拳銃が誰かに奪われることから・・・犯人の殺人計画が始動します・・・・?!さてさて・・・犯人はいかにして・・・殺人を成し遂げたのか・・・?!うほほっ?!
密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス)より
4334074901
No.2
(5pt)

おなじみのユーモア&謎解き

~テイストとしては石崎幸二と氷川透を足して二で割ったような感じで、本格でありながらギャグでもある、楽しめるミステリーであることは2作目、そして3作目の『完全犯罪に猫は何匹必要か?』でも同様です。今回は盗まれた偽造拳銃によって引き起こされる館での衆人環視の密室殺人。最後には8発入りの弾丸のカウントダウンと称する真相解明編もあり~~ます。とにかく登場人物および地の文でのギャグなど、読んでいるだけでも楽しいのに、本格としてのカタルシスもきっちりあるのだから、文句のあろうはずがありません。~
密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス)より
4334074901
No.1
(4pt)

笑いと論理を兼ね備えたユーモア・ミステリ

烏賊川市シリーズ第2弾。前作から犯人と被害者以外のほぼ全員が再登場するという趣向がまず笑わせる。特に前作通行人程度の扱いだった女性がいきなりレギュラー探偵陣に昇格するあたりが傑作である。第1作に引き続き論理展開はきっちりしており、骨のあるユーモア・ミステリを楽しませる。ギャグについては軽躁なタッチなので安っぽく感じる人もいるだろうが、そのぶんヒット率は高い。笑いと謎解きの両方を楽しみたい人にはうってつけの一冊。
密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 密室に向かって撃て! (カッパ・ノベルス)より
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