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灰色のピーターパン - 池袋ウエストゲートパークVI
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灰色のピーターパン - 池袋ウエストゲートパークVIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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個人的には、4つのストーリーがちょうど良い。 あまり1つのストーリーが長すぎると飽きてしまうと思うので。 1つ1つの話に興味が惹かれ話に入り込みどんどん読み進めていくので、1冊読むのがあっという間に感じます。 | ||||
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好きです。 | ||||
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今さらと、思いながら1巻から読み始めて、はまってしまいました。 | ||||
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人気シリーズ池袋ウエストゲートパークシリーズ第6作。 今作はかなり面白い出来に仕上がっている。 前作があまりにひどかったので、その対比でそう感じるのかもしれないが…。 私は個人的にこの作品、ひいては池袋の空気感。いわゆる”ジャンク”な感じがたまらなく好きなのである。 今作はかなりそういった空気感が伝わってくる作品になっていたと感じる。 次作はもっと面白い作品になるのだろうか、はたまたつまらない波に乗ってしまうのか…。 読者をひやひやさせる作品にはなってほしくないと私は思う。 | ||||
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とてつもない悪意とか、壊れてる人間とかが無いので、安心して読める印象です。 地に足がついた事件だな、といいますか。こういう「想像して実感できる範囲内」の事件の方が、「読み込み」はしたくなります。 | ||||
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私の場合、まとめて読み進めたせいか、マコト、タカシ、サル達のキャラが立体的に感じられるようになって、読むほどに面白さが増しています。中毒症状と言ってもよいかとおもいます。徐々に、マコトを通して著者の主張の露出が高くなってきているような印象もありますが、それによって作品がつまらなくなる、といったことはありません。少々、事件が簡単に解決する場合が増えてきたかな、ということくらいでしょうか。面白いです。 | ||||
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私の場合、まとめて読み進めたせいか、マコト、タカシ、サル達のキャラが立体的に感じられるようになって、読むほどに面白さが増しています。中毒症状と言ってもよいかとおもいます。徐々に、マコトを通して著者の主張の露出が高くなってきているような印象もありますが、それによって作品がつまらなくなる、といったことはありません。少々、事件が簡単に解決する場合が増えてきたかな、ということくらいでしょうか。面白いです。 | ||||
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IWGPシリーズ第6弾。 シリーズも6作目ともなると、さすがにマンネリ化してくるだろう・・・と思いながら読み始めましたが、やっぱり面白いです。 ストーリーの中に、時代性をうまく取り込んでいることで、マンネリ化することを逃れているのだと思います。 このシリーズでは、「対比」がはっきりしている点で、読者が物語に入り込みやすい仕組みが出来上がっています。 軽快な文章と定着したキャラクタの存在感で、飽きさせることはありません。 登場人物が、良い人過ぎるような気はしますけどね。 | ||||
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シリーズ6作目ともなると、マコトもずいぶんと顔が広くなってる。 電話一本でキングに依頼していじめを止めさせるわ、警視庁のオエラ・礼にぃに依頼して大物政治家とアポとりつけちゃうわで、もうおよそ町の一・兄ちゃんではもはやない。ややスーパーマンがかったその百戦乱麻ぶりに、若干引き気味だったりする一般読者の私。 いやいやそんなに謙遜して、自分はできが悪いだのセンスがないだのもてないだの、うそでしょ。 そのへんにちょっと、逆に嫌味な作者の作りを感じる・・なんて言ったらオシャレな石田先生も怒ってしまうだろうか? でもそれでもこのシリーズに惹かれてしかたがないのは、見事なまでの、仲間は全員まるごとイイヤツ!で、逆に向こうのやつらは完全徹底アク!っていう、水戸黄門バリの決めつけとシナリオにある。 決してマコトは死なないし、マコトの依頼人は必ず幸せになれる。そうして敵は必ず、完璧にやっつけられる。ブラボー。 やはり水戸黄門を愛する日本の遺伝子、勧善懲悪のシナリオには、やっぱり安心せざるを得ないのね。 だからどんなに心がヤサグレていても、あたしはIWGPを読むことができるんだ。Yeah. | ||||
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買ったまま放置していたのを、久しぶりに読んだせいか、自分が年くったせいか、4話すべてに感動しました。ひどい終わり方がないから、安心します。特に野獣とリユニオンは良かったです。なかなかこうはいかないだろうと思いつつ、泣けるラストでした。フェニックスでは、在日外国人問題にもう少し突っ込んでほしかった。ファンなので登場回数が多いのは嬉しいのですが、タカシだんだんミーハーになってきてないでしょうか。この先もどうなっていくのか楽しみです。 | ||||
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「いつもの」IWGPを繰り広げていますが、 話によって若干面白さにバラつきがあります。 個人的にはちょっと手を抜いているよね?というストーリーも あって、もう少しひねりが欲しいところもありました。 「駅前無許可ガーデン」なんかは、ちょっと普通過ぎて 呆気なく読み終わった感がありました。キングに関わる人が 出てくるという設定は面白かったのですが、もう少し掘り下げても 良かったと思います。「池袋フェニックス計画」が一番 面白かったです。 シリーズの常連脇役?になりつつある、ゼロワンやサルも ちょこちょこ出ています。キングは勿論。 脇役を準主役にした話をもっと書くと新しい角度からの ストーリーになって新鮮だと思うので、作者に頑張ってもらい たいところではないでしょうか。 | ||||
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表題にもなっている「灰色のピーターパン」の展開は、同じ著者の「4TEEN」の中の1話に酷似している。 脅しをかけてきた上級生の言葉を録音しているシーンはそのままであり、面白みにかける。 今回の話の中で一番良かったのは「野獣とリユニオン」だと思う。 被害者だけでなく、加害者側にもあった理由。 もちろんそれは被害者を襲っても良い理由にはならないが、いじめのループを見ているようで、現代の象徴のような話題を取り上げていると思った。 全体的にマンネリが進んでいるので、ここで長編を入れてもいいと思う。 「期待を裏切る展開」は無いので楽しめるが、「手に汗握る展開」はもう無い。 レギュラー化してるキャラクターは全て初期に出てきたキャラばかりであるし、 そろそろ新たに強力なキャラを生み出してもいいのでは。 | ||||
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IWGP シリーズ6冊目。シリーズの中でも満足度の高い1冊でした。 実は子供好きな主人公マコト。子供を書くのが好きな石田衣良。 そんな話の多い1冊でした。 | ||||
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シリーズものとあって、 シリーズのテイストを壊さず、 安心して読める確実さはあります。 ただシリーズの中でも やや小ぶりな作品が多いかなということと、 展開の意外性や事件の斬新さはあまりないと いえるかもしれません。 ハードカバーで買うと損した気分になるかもしれませんが、 文庫でこの値段ならやや「マンネリ」であっても、 ある程度のおもしろさが保証はされているので、 買いの本かなと思います。 | ||||
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本作品は結構完成度の高い作品が多い 1冊である。 標題作は初期の石田作品を彷彿させる ような仕上がりで良い。 最後の作品もマコトが大物と堂々と渡 り合う場面などは痛快であるが、希望 を言えば、もう少しマコトのロマンス の要素を多く取り入れた作品があれば いう事がなかったと思う。 | ||||
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マコトだってマンネリはわかってる。とよのかイチゴのバック裏のカビにためいきをつくようにね。だけど、ストリートは相変わらず動いてるんだ。それが、予定調和だって言われようと、確実に。だから、マコトはちょっと肩をすくめてみせてから、いつものように振る舞うのさ。果物屋の店先に足を止めた依頼人にね。 この文体が、とても快い。前作・前々作と、私もこのシリーズにはマンネリ傾向が気になった。だから、こんなに読むのが遅くなってしまった。でも読んでみたら、やっぱり面白い。ニューカマーの話題作なんかと比べても、やっぱり安定した面白さがある。 だけどやっばり、ハラハラしないのはチョッビリ残念。ハラハラするには「池袋フェニックス計画」くらい壮大な話にならないといけないくらい、マコトはオールマイティーになっちゃってるからね。でも、作者がそこを意識しているから、本書は面白かった。 | ||||
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一話目、盗撮映像を売って稼いでいる小学生が、同級生の兄たち三人に恐喝され、マコトに助けを求める。あっと言う間に解決かと思いきや、あぶない男がからんできて、サルの力を借りることに。恐喝で楽して儲けようとする奴が成敗されるのは、気持ち良かったですv二話目、これはちょっと深いです。いじめられっ子が恐喝された金を払うため、たまたま通りかかった男を襲います。彼は膝を痛め三時間以上立っていられなくなり、夢見ていた調理師の道を諦めることに。兄の復讐をマコトに依頼した妹。しかし加害者も被害者であったことを知った兄は、加害者と会うことに。自分を、家族を傷付けた加害者を許すことはできるのだろうか?事情がわかっても、しょうがないなんて思えないでしょう。恨む対象がいないと、先に進めない人もいるでしょう。怒りが一番原動力になるから。そんな葛藤を書いた話です。この兄は、かっこいいv三話目、無認可で営業している保育所の話。なんとそこの保育士に、幼児性愛者の疑いがかかっていて、それを晴らすのが今回の依頼。その保育士と共に、性犯罪者を追う!これまたやるせない話です。性犯罪者って、再犯やらかす人が多いらしいんです。でも、刑期を終えたら野放し。法によって裁かれ、服役したら罪を償ったことになる。でも、再び繰り返す…一件落着するんですが、めでたしめでたしでは終われない何かが残ります。四話目、警察が風俗業者を一斉摘発!しかし、とある系列の会社にだけは話が漏れているようだ…同時にマコトが受けた依頼が、その系列の会社に拉致された姉を助けてほしいというものだった。清すぎる水に魚は住めない。全部がうまく行くよう、マコトは計画を練る。今回はまた、ハイパーなお袋さん登場!計画がとんとんと進んでいく様は、気持ち良かったですvおすすめv | ||||
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ここまで続くとさすがにマンネリがページをめくった途端、まことの台詞と共に感じてしまう。 そうこんな始まりやったよな、そうこんな展開やったよな。 ページをめくって読み出して、自分も記憶していたパターンを思い出すのだが、その読む手が止まることはない。不思議に面白く読めてしまうのだ。 個人的には、韓国純愛にはまって再放送も見て店番をしたくないおかん、ほんのい2,3行だけの登場なんだけど、近況を見れた気になってしまう。 快活に軽薄な作品に見せているだけに、印象に強く残るのはないけど、何度でも愉しめる底力を持つシリーズ。ファンを裏切る作品ではありません。 | ||||
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この本を読むといつも思う。「池袋はこんなに恐い街なのか!?」と。あまりに裏の世界の事情が詳細に書かれているから。風俗−暴力団−警察の事情。黒いが勉強になる。世の中こうやって成り立っているだな、と。素直に感心もする。 | ||||
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まぁ、はっきりいって第6弾というくらいですから、マコトにもかなり無理はありますが・・・。 でもその時代時代をうまく表現していて、こうすればスッキリするのに、ということを体現させてもらってるような気分です。 《いつまでも、きみを憎んでいたら、ぼくの明日が始まらない。握手だ。》 う〜ん、泣かせてくれる。。。 | ||||
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