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エンダーのゲーム



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エンダーのゲームの評価: 4.35/5点 レビュー 71件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 21~40 2/3ページ
No.39:
(5pt)

つまらないタイトルと傑作な中身

この作品に初めてふれたのは何十年も前でした。
「エンダー」という少年が先天的な才能に恵まれていいることによる特別扱いされるバトルスクールの話(特別扱いでいい思いはしていない。)。
試練と苦闘という内容は読者の胸を打つはずです。
そして、実は「ゲーム」には特別の意味が・・・・・・。
結末は、作者の他の作品に受け継がれる深い出来事になっています。
ネタバレしないように褒めるのが大変でしいた。
誰にでも読んでほしい最高のSF「文学」。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.38:
(5pt)

指揮官たるもの・・・

二等兵がブートキャンプから一人前の兵士になるまでを描く小説は世の中にあふれていますが、良き指揮官になるにはと士官学校を描いたのは「愛と青春の旅立ち」くらいいしか知らないなぁ。主人公はゲーム形式の訓練で実力を発揮していくわけですが、常に不利な状態でゲームははじまります。現実の戦い(生活)もそうで、常に情報は非対称、戦力は少なく他の問題も不利なことが多い。それらの条件を覆してこそ指揮官であり、人の上に立つものであるということがよくわかります。
 物語は少年の不利な日常生活と重なるように、訓練も不利な形で進められます。それをエンダーの卓越した才能で乗り切っていくわけですが、兄弟、親子、教師と生徒、上司と部下など多くのシチュエーションで対立と理解、協働が描かれます。「これは見逃してたなぁ」というのが正直な感想です。
 ちなみに映画より小説のほうが細部が描かれていて楽しめると思います。原作の雰囲気を味わうために読んだ後、映画も見てください。逆だと面白さが半減すると思います。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.37:
(5pt)

この小説を良きものにしているのは最後の章だと思います。

単なる成長の物語として描かず、「戦争において殺すこと」について主人公の少年に救いを残しておくことで物語り全体がすばらしいものになっていると思います。導入はエンダーの成長の物語ですが、最後は戦争について考えさせられる内容になっていると思います。
 いい物語でした。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.36:
(5pt)

たいした作品ではありませんが責任を持たずに薦めます。

たいした作品ではありません。「最後の数頁」にたどり着くまで正直退屈しながら読み進めました。作中のゲームのシーンはあまり興奮できるものでもありませんでしたし、エンダー君の天才っぷりもあまり伝わって来ませんでしたし。それでも☆5つとしたのはやはり「最後の数頁」における作品世界の締めくくりがあまりにも素晴らしかったからに他なりません。

好みの問題でもありますが、私と同じくらいSFが好きな方であれば間違いなく私の主張の意味はわかると思います。映画も公開されましたが一体全体その部分をどう表現したかだけ興味あります。たいした作品ではありませんが責任を持たずに薦めます。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.35:
(5pt)

読みやすくて面白い

SF小説としては非常に読みやすい。
SF的ガジェットや舞台がやたら登場して、くどくど説明されることが少ないので、
お話に集中できます。

主人公の天才少年・エンダーはヴェルターズオリジナル並みに選ばれし特別扱いぶりを
作中で受けていて、読み始めはかなり鼻につきます。
模擬訓練では連戦連勝、何をやってもうまくいきます。
こんな小学生低学年いねえよ、という感じです。
ただ、主人公が次々に問題に直面し、それを運(作者の神の手)ではなく、
ロジックで考え解決していくプロセスがきちんと
描かれているので、読み進めれば違和感はなくなります。

集団での人間関係や心理の描写がとにかく的確で、緻密ながら簡潔な印象を受けました。
SFに興味なくても楽しめる作品です。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.34:
(5pt)

すこしほんやくが硬い気もするが、ストーリーは面白い

すこしほんやくが硬い気もするが、ストーリーは面白い
でも子供には読ませたくない残忍性がある
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.33:
(4pt)

面白いけど

テンポよく戦い方に関して学んでゆく様子が描かれてゆくのでスルスルと読めてしまうのですが、ストーリーの紆余曲折も戦い方について学ぶという範囲でしか起こらないので段々単調に感じられた
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.32:
(4pt)

良かった

最後には戦い方一辺倒の生活から開放されてからの様子が安心感を持たせてくれて良かった
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.31:
(4pt)

数十年前とは思えない本です

書かれた時期が数十年前というのが、上巻の最後のCOCOMに言及する部分に来るまで解らない。 今書かれたと言われても当該部分ませわからないという、発想・記述スタイルの新しさには脱帽です。 その後のFS小説などに多大な影響を与えたそうですが、納得です。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.30:
(5pt)

リーダーになりたい人にオススメ

リーダーになるためのバイブルだと思う。
でもリーダーが成し遂げた後に何があるのか。最後がとても興味深い。
スクールカーストの話であり、
社会でどう生き抜くかの参考書かも。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.29:
(5pt)

最も詠みたい物語

エンダーのゲームは、文庫本で読み、映画を観て、また読みたくなったため、電子書籍で購入しました。
どんなに劣悪な条件でも勝ち進んで行くエンダーが面白く、ワクワクしながら読みました。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.28:
(5pt)

おもしろかったです

映画もいいできでしたが、原作はもっといいです。ラストには泣けました。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.27:
(4pt)

素晴らしい作品なのだが、訳が悪いのが無念

1985年に出版された「ENDER’S GAME」はヒューゴー賞とネヴュラ賞を受賞したSF小説である。2013年にはハリウッドで映画化され日本では2014年1月に公開された。
上巻12頁「アーンドルー、もうそろそろそんなおぞましいモニターをつけているのに、とことんうんざりしてるでしょうね。だったら、いいニュースよ。そのモニターはきょう、はずすことになったわ。きれいさっぱりはずすだけで、ちっとも痛くなんかないから」読み始めてから出し抜けに調子っぱずれのいやな文章に出くわした。【新訳版】とうたっているから良い文章になっているだろうと期待していたのだが、どうやら期待はずれのようなのだ。上巻169頁「離れてから一日しかたっていないのだが、すでにそこが異質な場所のように見えたし、自分のラーンチイ・グループの残りの者たちは異邦人だった。もうすこしで、くるりと向きを変えて去るところだったけれど、ここには友情を聖なるものとしたアーライがいるのだ。アーライは異邦人ではない。」ああほんとうにひどい訳だ。まったく悪文の連続ではないか。それに、「ラーンティ」とか「ラーンチイ」とか、語句も統一されていないし。上巻178頁「だしぬけにエンダーは、シャトル内でそうだったように、自分が新たな方位に順応するのを感じた。下だったのがいまでは上で、またいまは横だ。無重力空間では、廊下でそうだったままに方向感覚を保っておく理由は何もない。完璧に真四角なドアを見ながら、どちらが上だったのかを見分けるのは不可能だった。それに、どうでもいいのだ。いま、エンダーは、意味をなす方向感覚をみつけていた。敵のゲートが下なのだ。ゲームの目標は、敵の本陣へ向かって落ちていくことなのだ。」--これなどは、こんな文章ならと思う。--「エンダーはシャトルの内で感じたように、だしぬけに自分が新たな方向に順応しているのを感じた。下であったのが上に、そしていまは横に。無重力の空間では、廊下でとらえた方向感覚を保持しなければならない理由などない。完全な真四角なドアは、どちらが上か知るには役には立たない。それはもうどうでもよいことなのだ。エンダーはいま意味のある方向感覚をとらえていた。敵のゲートが下で、ゲームの目的は、敵の陣営に向かってそこへ落ちていくことだ。」  おまけに 207頁の7行目にいたっては「百足隊」とあるべきところが「百 足隊」と印刷されている。少々憤慨しながら、本を読みながら、小説の大半を占めるバトルスクールの記述については、宇宙ステーション内に作られた無重力の空間スペースに左右の陣営に少年たちが分かれて、宇宙服のようなものを着て、鉄砲のようなものを持ち、射撃して相手に当てればその部分がフリーズする。味方の生徒(兵士)と協力をして上手に敵の陣営のゲートまで移動できれば勝利となる。そして、各員の位置、動き、戦術が述べられているのだが、その記述の部分が多くて、冗長に感じられ、しかも訳が悪いときているから、イメージがうまく浮かばず頭に入ってこない。
読み終わってから、映画を観たのだが、ようやく納得がいった。小説ではビーンは後半の10章から登場するが、映画では序盤から出てきた。読んでいるときにはイメージにはなかった黒人が映画では出演、演技をしていた。映画には小説にはない台詞もあったが、当然小説からの台詞もあって、ここの台詞を採用したのかという驚きもたびたびであった。よーく映像化できたなーと感心し、映画作りの苦労や人力を想起させられ、宇宙ステーションやバトルスクールのデザイン、台本や台詞作り、演技者の選定や俳優の演技。数々感動してしまった。しかしながら、映画が面白かったのも、原作がよかったからなのだ。英語の原書をネイティブが読むようであれば、読書からの感動もなお一層だっただろう。映画観賞の後、書店の洋書売り場に寄ると「ENDER’S GAME」があった。薄くもないが厚くもないその本を開いてみると、難しい単語は使われていないようだ。ざっと見ると複雑な構文の文章でもないようだ。英語の得意な方は訳文でなく原書を読むことを薦めたい。新訳版発行の2013年現在において、巻末の終わりの「解説」によると、著者はエンダーシリーズとして14の著作を書き上げている。ネイティブの読者がいればこそ、続いているのであろう。しかし、そうでない英語の得意でない者は、映画を観てから訳文の本書「エンダーのゲーム」を読むとよいのではないだろうか。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.26:
(4pt)

素晴らしい作品なのだが、訳が悪いのが無念

1985年に出版された「ENDER’S GAME」はヒューゴー賞とネヴュラ賞を受賞したSF小説である。2013年にはハリウッドで映画化され日本では2014年1月に公開された。
上巻12頁「アーンドルー、もうそろそろそんなおぞましいモニターをつけているのに、とことんうんざりしてるでしょうね。だったら、いいニュースよ。そのモニターはきょう、はずすことになったわ。きれいさっぱりはずすだけで、ちっとも痛くなんかないから」読み始めてから出し抜けに調子っぱずれのいやな文章に出くわした。【新訳版】とうたっているから良い文章になっているだろうと期待していたのだが、どうやら期待はずれのようなのだ。上巻169頁「離れてから一日しかたっていないのだが、すでにそこが異質な場所のように見えたし、自分のラーンチイ・グループの残りの者たちは異邦人だった。もうすこしで、くるりと向きを変えて去るところだったけれど、ここには友情を聖なるものとしたアーライがいるのだ。アーライは異邦人ではない。」ああほんとうにひどい訳だ。まったく悪文の連続ではないか。それに、「ラーンティ」とか「ラーンチイ」とか、語句も統一されていないし。少々憤慨しながら、本を読みながら、小説の大半を占めるバトルスクールの記述については、宇宙ステーション内に作られた無重力の空間スペースに左右の陣営に少年たちが分かれて、宇宙服のようなものを着て、鉄砲のようなものを持ち、射撃して相手に当てればその部分がフリーズする。味方の生徒(兵士)と協力をして上手に敵の陣営のゲートまで移動できれば勝利となる。そして、各員の位置、動き、戦術が述べられているのだが、その記述の部分が多くて、冗長に感じられ、しかも訳が悪いときているから、イメージがうまく浮かばず頭に入ってこない。
読み終わってから、映画を観たのだが、ようやく納得がいった。小説ではビーンは後半の10章から登場するが、映画では序盤から出てきた。読んでいるときにはイメージにはなかった黒人が映画では出演、演技をしていた。映画には小説にはない台詞もあったが、当然小説からの台詞もあって、ここの台詞を採用したのかという驚きもたびたびであった。よーく映像化できたなーと感心し、映画作りの苦労や人力を想起させられ、宇宙ステーションやバトルスクールのデザイン、台本や台詞作り、演技者の選定や俳優の演技。数々感動してしまった。しかしながら、映画が面白かったのも、原作がよかったからなのだ。英語の原書をネイティブが読むようであれば、読書からの感動もなお一層だっただろう。映画観賞の後、書店の洋書売り場に寄ると「ENDER’S GAME」Ender's Game (Ender Saga)があった。薄くもないが厚くもないその本を開いてみると、難しい単語は使われていないようだ。ざっと見ると複雑な構文の文章でもないようだ。英語の得意な方は訳文でなく原書を読むことを薦めたい。新訳版発行の2013年現在において、巻末の終わりの「解説」によると、著者はエンダーシリーズとして14の著作を書き上げている。ネイティブの読者がいればこそ、続いているのであろう。しかし、そうでない英語の得意でない者は、映画を観てから訳文の本書「エンダーのゲーム」を読むとよいのではないだろうか。
数々のアイデアが散りばめられている本書は、子供たちを主人公とした点も炯眼であろうが、映画を観て感じたことは、1985年に生まれたこの概念が決して古くはないのだろうということである。コンピュータの発達とともに、システムやデバイスが日に日に進化している。そして、それにすばやく順応できるのは”若い”であろう。とすれば、将来、いやもっと先の未来においても、エイリアンとのバトルはともあれ”若い”が重用されることはあるのだ。いや、日本において、70年過去を遡ると、若い者を愛国心という教育または洗脳によって、戦闘を超えた、玉砕や特攻という行為に導いた。現在ですら、中東においては急進的なイスラムの一派の先導者は自らより若い者を、自爆テロへと導いている。子供たちや若者は、将来の宝であるのは間違いないが、自らを生かすために、それらを利用消費してしまう恐ろしさも現実にあることに注意しなければならない。こんな警鐘を鳴らしている本書は、末永く読み継がれたいものである。
しかし出版社は映画の上映に伴って急遽、廃刊となっていた「エンダーのゲーム」を「新訳版」として企画出版したのであろうし、残念ながら訳の出来も良くなくて読みにくい。結局映画の上映の終了とともに廃刊となって、「本屋さん」では取り扱わなくなってユーズド市場で旧版と新版が出回ってることになるだろう。そうだとすればまことに残念なことだ。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.25:
(5pt)

これは

すっっっっっっっっげえ面白い!!!!             もっと感受性がある若い時に読みたかった....。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.24:
(5pt)

おもしろかった。

戦いではなく、心を描いていたので、予想を裏切られました。Kindle版だったので、終わりを予想せずに読むことができて、大変面白かった。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.23:
(5pt)

映画でなく本で読んでよかった

こういう展開になるんだろうなぁ・・
という予想は何度も裏切られました。
最後のほうの決定的などんでん返しで、ビックリしたり、こういう結末かぁ・・・
と納得したりしていたら、その後でも再度ひっくり返してきます。
単に奇抜なだけなトリックではなく、みごとなストーリー展開です。

未来科学に関する卓越したアイデアとか知見はありません。
未来の宇宙に関するSF的設定を、舞台装置として、あちこちから借りてきた感じです。
しかし、舞台装置が主役ではないので問題ありません。
しっかり描かれた、登場人物、シナリオが主役です。

すべての設定に意味があり、無駄がありません。
主人公が6歳から10歳程度の子供という違和感のある設定にも意味があり、
サイドストーリーも伏線なっており、見事にメインストーリーと合流します。

テンポもよく展開するグダグダ感の無い書きっぷりでしたので、
あっという間に最後まで読まされてしまいました。

あらすじを知ってしまうと、面白さ半減だと思われます。
映画でなく本で読んでよかったと思っています。

オススメです
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.22:
(5pt)

最後まで読み通して良かった!

店頭で「入門ガイド」を手に取ってみて、本書も読んでみることにした。何だか「僕はいらない子なんだ」とかエヴァっぽい台詞が書かれている(本編ではそんな台詞は存在しない! 詐欺だ!)イラストの書かれている帯(別カヴァーと言っても良い大きさ)が気になってそちらを購入。上巻は徹底的に監視・管理された状況下で、僅か小学校低学年にしかならない子供が軍人としての気質を育て上げられると云う、まぁ息苦しい設定の下で話が進んで行くのだが、下巻になると段々と自分の地歩も固めて行って有能なお師匠様が付いて、部下達を率いてシミュレーションとは云え戦闘訓練を行う様になる。その軍事訓練の中での成長物語に引き込まれる。彼等の言動が実際の子供達に比べて余りにも大人びていて理屈っぽいことなど、読んでいる内に気にならなくなって行く。子供の内面描写を本気でやろうと思ったら相当に苦労しそうなものだが、ゲーム内に於ける様々なイヴェントと云う形で象徴的に解り易く描くことに成功している。そして何より終盤の思わぬドンデン返し! 最後まで読んで良かったと思える希有な作品である。映画に合わせた宣伝文句はプチ詐欺だが、爽やかな読後感がそんなモヤモヤも一掃してくれる。単純なミリタリーSFとは一味違う、ファーストコンタクトものの傑作である。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫 SF カ 1-25)より
4150119287
No.21:
(4pt)

これでもかというほどの無理をして数世代ごとに天才を生み出す

あらすじとアニメチックなカバー表紙を観て勝手にジュブナイルだと思いこんで敬遠していたのですが,今回新訳が出たということで初読して驚きました。
 本書はりっぱな大人向けの作品です。
 たった6歳でありながら将来の艦隊指揮官候補として過酷な状況に追い込まれるエンダー。
 彼は,自分が多人数によるいじめの対象となったとき,いかにしてその状況から自分が有利に立つことができるのか,6歳でありながら知っており,それを行動に移すことができる。しかし,本来は他人を傷つけることなどできない優しい心を持つエンダー。そのギャップに苦しみながらも,そうせざるを得ない状況へと常に追い込まれ続ける。
 また,エンダーは訓練を積んでいく中で「怒り」の処理の仕方を身につけていきます。
 怒りには「熱い怒り」と「冷たい怒り」があり,熱い怒りは自らを翻弄させるだけだが,冷たい怒りは,それを利用することができる。
 相手から野次られてカッとなりそうなときの対処方法として,エンダーが自分の指揮するメンバーにこう言う場面があります。
「やつらの言葉を覚えるんだ。いつか君たちの敵を怒り狂わせたいと思ったら,その言葉をそいつらに怒鳴ってやれ。それを聞いて,彼らはカッとなってドジを踏むだろう。でも僕たちは,そんなことで頭にきたりはしない」
 
 本書では,エンダーを指揮官とすべく,指揮官に必要な能力を身につけさせるため,あえて集団から孤立させるなど,指揮官育成のノウハウが詰め込まれています。
 また,エンダーが部隊を指揮する立場になってからは,指揮官として部隊をいかに統率するか,といったノウハウも描かれています。
 たとえば部隊の結束を強めるためには,指揮官たるエンダーはあえて厳しい態度を示し,寛大さは小隊のリーダーから示させる,といったことが実践されます。
 なるほどアメリカ海兵隊の推薦図書となるのも納得です。

 また,本書が執筆されたのは30年近く前にもかかわらず,インターネットを利用して世論を操作するということもなされており,その先見性にも驚かされます。

 本書は上記のようなテーマを持ちつつ,ラストではもの悲しい感じが漂う中,未来へと期待を込めたエンディングを迎えます。
 それだけに,評判の良い続編「死者の代弁者」が一日でも早く復刊されることを期待しています。
(ひょっとして,新訳の準備中なのでしょうか?)
 なお,本書の登場人物ビーンを主役とした「エンダーズシャドウ」も傑作です。こちらは現在入手可能です。
 エンダーを主役としたもの,ビーンを主役としたもののいずれもシリーズは継続中ですが絶版状態です。

2015年5月追記
ついに本書の続編である死者の代弁者が新訳で発刊されました!こちらも傑作です!
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279
No.20:
(4pt)

良作

余り直裁に世界の設定を説明するわけでもなく、管理社会の重苦しさを書きつつ、主人公の運命に読み手を引き込んでいく上手い書き方だと思う。ベースは、「本人の意思と関係なく、思い運命を背負わされてしまった少年の成長物語」なのだが、少なくともひたすら試練の続くこの上巻は、余り成長のカタルシスみたいなものはなく、内容的には重めの話だと思うが、それでも読めてしまうのが、話作りの上手さか。
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119279

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